何かと日本と勝手が違う海外では、ネットがつながったらとても便利ですよね。
SIMフリーのスマホを持ってるから海外でも使えるSIMカードを手に入れれたらいいな、でも現地でSIMカードを買うのは手続きが大変そうだな…なんてお悩みの方におすすめの格安SIM「SIM2Fly」をご紹介します。
海外SIM最強とも言われる「SIM2Fly」の何が最強なのか、使用感はどうなのか、チャージの仕方は?有効期限は?などなど試してみました。
SIM2Flyとは
SIM2Flyはタイの通信会社AISが販売しているタイ国外用データローミングSIMです。
SIM2Flyはタイでも使えます!
SIM2Flyの公式サイトによると、2019年4月11日より一部パッケージでタイ国内で使えるデータプランが最初からつくようになりました。
パッケージ名 | 海外 | タイ国内 |
---|---|---|
Asia & Australia(アジア&オーストラリア) | 6GB/8日間 | 500MB/10日間 |
Global(グローバル) | 6GB/8日間 | 500MB/10日間 |
Global(グローバル) | 15GB/1年間 | なし |
期限切れのSIMやタイプランがついてないパッケージをタイで使いたい場合
期限切れのSIMやタイプランがついてないパッケージでも、タイで使えるようになります。
作業はとても簡単で、まずAIS公式アプリをダウンロードしてから、残高チャージをしてタイ国内の通信プランを購入することができます。
アプリのダウンロード方法と、残高チャージは後述していますので参考にしてください。
SIM2Flyはプランが選べる
SIM2Flyには2種類のプランがあります。
- 「Asia & Australia(アジア&オーストラリア)」プラン
- 「Global(グローバル)」プラン
では、この2つのプランの違いを詳しく紹介していきますね。
SIM2Flyのプランを比較
アジア&オーストラリアSIM2Fly | グローバルSIM2Fly | |
---|---|---|
日本のAmazonでのSIM2Flyの価格 | 1400円〜1980円(送料込) | 3350円〜3980円(送料込) |
使用期限・速度 | 8日間有効4G/3Gデータローミング 4GBまで高速通信 | 15日間有効4G/3Gデータローミング 4GBまで高速通信 |
利用可能地域 | 18の国と地域で利用可能 | 72の国と地域で利用可能 |
「Asia & Australia(アジア&オーストラリア)」のプラン内容
Asia & Australia(アジア&オーストラリア)プランは、8日間有効で通信使用量4GBまでは高速通信でインターネット接続します。
4GBの通信量をオーバーしても128kbpsの速度で接続可能で無制限に使えます。
2018年10月現在、アジア18ヵ国と地域で使用可能です。(最近新たに中国での使用が可能になりました!)
SIM2Fly「Global(グローバル)」のプラン内容
「Global(グローバル)」プランは15日間有効で、通信使用量が4GBまでは高速通信でインターネット接続できます。
こちらも4GBの通信量をオーバーした後は128kbpsの速度で接続可能です。
使える国は世界72ヵ国と地域。
SIM2Flyで通信可能な国(2018年10月現在)
東アジア
「アジア&オーストラリア」プラン | 「Global(グローバル)」プラン | |
---|---|---|
韓国 | ○ | ○ |
台湾 | ○ | ○ |
中国(チベットを含む) | ○ | ○ |
日本 | ○ | ○ |
香港 | ○ | ○ |
マカオ | ○ | ○ |
ラオス | ○ | ○ |
東南アジア
「アジア&オーストラリア」プラン | 「Global(グローバル)」プラン | |
---|---|---|
インド | ○ | ○ |
インドネシア | ○ | ○ |
カンボジア | ○ | ○ |
スリランカ | ○ | ○ |
シンガポール | ○ | ○ |
ネパール | ○ | ○ |
フィリピン | ○ | ○ |
ブルネイ | ✕ | ○ |
ベトナム | ✕ | ○ |
マレーシア | ○ | ○ |
ミャンマー | ○ | ○ |
北米・ハワイ
「アジア&オーストラリア」プラン | 「Global(グローバル)」プラン | |
---|---|---|
アメリカ(ハワイを含む) | ✕ | ○ |
カナダ | ✕ | ○ |
メキシコ | ✕ | ○ |
ヨーロッパ
「アジア&オーストラリア」プラン | 「Global(グローバル)」プラン | |
---|---|---|
アイスランド | ✕ | ○ |
アイルランド | ✕ | ○ |
イタリア | ✕ | ○ |
イングランド地方(英国) | ✕ | ○ |
ウェールズ地方(英国) | ✕ | ○ |
エストニア | ✕ | ○ |
オーストリア | ✕ | ○ |
オランダ | ✕ | ○ |
オーランド諸島(フィンランド) | ✕ | ○ |
北アイルランド(英国) | ✕ | ○ |
ギリシャ | ✕ | ○ |
クロアチア | ✕ | ○ |
サンマリノ共和国 | ✕ | ○ |
スイス | ✕ | ○ |
スウェーデン | ✕ | ○ |
スコットランド地方(英国) | ✕ | ○ |
スヴァールバル諸島 およびヤンマイエン島(ノルウェー) |
✕ | ○ |
スペイン | ✕ | ○ |
スロベニア | ✕ | ○ |
セルビア | ✕ | ○ |
デンマーク | ✕ | ○ |
チェコ共和国 | ✕ | ○ |
ドイツ | ✕ | ○ |
トルコ | ✕ | ○ |
バチカン市国 | ✕ | ○ |
ハンガリー | ✕ | ○ |
フィンランド | ✕ | ○ |
フランス | ✕ | ○ |
ブルガリア | ✕ | ○ |
ベルギー | ✕ | ○ |
ポーランド | ✕ | ○ |
ポルトガル | ✕ | ○ |
マケドニア | ✕ | ○ |
ラトビア | ✕ | ○ |
リトアニア | ✕ | ○ |
リヒテンシュタイン | ✕ | ○ |
ノルウェー | ✕ | ○ |
ロシア | ✕ | ○ |
中東
「アジア&オーストラリア」プラン | 「Global(グローバル)」プラン | |
---|---|---|
イスラエル | ✕ | ○ |
オマーン | ✕ | ○ |
カタール | ✕ | ○ |
クウェート | ✕ | ○ |
パキスタン | ✕ | ○ |
オセアニア
「アジア&オーストラリア」プラン | 「Global(グローバル)」プラン | |
---|---|---|
オーストラリア | ○ | ○ |
ニュージーランド | ✕ | ○ |
南米・カリブ海
「アジア&オーストラリア」プラン | 「Global(グローバル)」プラン | |
---|---|---|
アメリカ領ヴァージン諸島 | ✕ | ○ |
アルゼンチン | ✕ | ○ |
コロンビア | ✕ | ○ |
プエルトリコ | ✕ | ○ |
アフリカ
「アジア&オーストラリア」プラン | 「Global(グローバル)」プラン | |
---|---|---|
エジプト | ✕ | ○ |
南アフリカ共和国 | ✕ | ○ |
北米やヨーロッパに行かれる方はグローバルプランがおすすめです。
グローバルプランには中南米4ヵ国、中東5ヵ国、アフリカ2ヵ国も含まれています。
インドは地域によって利用制限があります
インドは両方のプランに含まれていますが、アッサム州、 アルナーチャル・プラデーシュ州、マニプル州 、メーガーラヤ州、ミゾラム州、 ナガランド州、トリプラ州、ジャンムー・カシミール州では利用できません。
SIM2Flyのプランの選びかた
アジア&オーストラリアプランでアジアを周遊する時に気を付けたいのは、アジア&オーストラリアプランにはブルネイとベトナムが入っていないこと。
この2カ国を含めたアジア周遊をする場合は、グローバルプランがおすすめです。
SIM2Flyは3Gそれとも4G?
SIM2Flyそのものは4G通信に対応しています。
ただし、旅行先で4G通信が使えるかどうかは、現地ローミング先通信会社の4G対応状況によります。
SIM2Flyは日本でも使える
SIM2Flyは「Asia & Australia(アジア&オーストラリア)」プラン、「Global(グローバル)」プランどちらも日本で利用できます。
海外在住の方の一時帰国、海外からの来客用などにSIM2Flyを用意しておくと便利ですよ。
SIM2Flyの公式販売価格とAmazon販売価格を比較してみた
SIM2Flyは日本のAmazonでも購入することができます。
Amazonでの価格は変動がありますが、おおよその値段を算出して日本で買ってもお得なのか比較してみました。
アジア&オーストラリアSIM2Fly | グローバルSIM2Fly | |
---|---|---|
AISのウェブサイト公式販売価格: タイバーツ(日本円) |
399バーツ (約1,393円) |
899バーツ (約3,138円) |
日本のAmazonでの価格 | 1400円〜1980円(送料込) | 3350円〜3980円(送料込) |
日本のAmazonでもほぼ公式販売価格と同じなので、日本語の通じるAmazonで購入するのが便利で安心ですね。
日本のAmazonでSIM2Flyを買ってみた
AmazonでSIM2Flyを見ると、いくつもの出品者から出品されています。
私はその中から、出品者の評価が高かった「ワイズ・ソリューション」から購入しました。
SIMカード購入ページに下記の説明が載せられていました。
2015年からタイの法改正によりプリペイドSIMの利用にあたって、パスポート情報の登録が必須になりましたが、2016年7月1日より弊社の法人名義で登録出来るようになりましたので、パスポート情報は不要になりました。
合法的に登録されているようなので安心ですね。
注文してから3日でSIM2Flyが届いた!
Amazonで注文してから3日後、SIM2Flyがこんな封筒で届きました。
中身は3点。
- SIMカード本体
- 携帯電話での設定方法が書かれている説明書
- 電話番号が書かれたSIMカード用のプラスチックケース
SIM2Flyを携帯に設定する方法
まずはSIMフリー、もしくはSIMロック解除済みの携帯を用意します。
SIM2FlyのSIMカードのサイズは、標準、マイクロ、ナノの3つに対応しています。
携帯のサイズに合わせて切り取ったSIMカードを携帯にさしてから設定しましょう。
SIM2Flyの設定は旅先についてから?それとも日本にいる間に?
- SIM2Flyを使い慣れている:現地に到着後に設定(アクティベーション)した方が利用可能期間を有効に活用できます。
- 初めてSIM2Flyを使う場合:日本出発前に設定(アクティベーション)しておくと安心ですが、できるだけ出発直前に設定するのがおすすめです。
AndroidにSIM2Flyを設定する
- 「設定」から「モバイルネットワーク設定」をタップ
- 「無線とネットワーク」の項目から「もっと見る」を選択
- 「モバイルネットワーク設定」の項目をタップ
- 「データローミング」をオンにして、「アクセスポイント名」をタップ
- 画面左上のプラスマーク(機種によってはメニューや左上の黒点3つ)を開く
-
「名前」をタップして「AIS」と入力
-
「APN」をタップして「internet」と入力
-
下にスクロールして「認証方式」の欄を選択し、「CHAP」を選択
-
画面右上のメニュー(黒丸縦3つ)をタップして、保存を選択
※「ユーザー名」と「パスワード」は空欄のままにしてください。
アクセスポイント名にAIS が追加されて、選択されていればOKです。
デュアルSIMの場合は、どちらのSIMスロットを使うかも選択しましょう。
デュアルSIMタイプでも日本のSIMは抜いておこう
使用されている携帯がデュアルSIMの場合、日本のSIMカードとSIM2FlyのSIMカード両方を入れて使えますが、うっかり日本のSIMでローミングしてしまうと高額請求がきてしまいます。
日本のSIMカードは抜いておいた方が安全ですよ。
iOSにM2Flyを設定する
iOSなら、androidよりもさらにかんたんな操作で設定できます。
セルラー版のiPadで試しました。
-
「設定」をタップし、「モバイルデータ通信」をタップ。
-
「データローミング」のところをスライドしてオン。
あとは下の写真のように自動的にAPN設定の設定がされます。
もし自動設定されなかった場合は、Androidの時と同じように
- 「名前」の欄→「AIS」と入力。
- 「APN」の欄→「internet」と入力。
- 「認証方式」の欄→「CHAP」を選択。
- 「ユーザー名」と「パスワード」は空欄にする。
これで設定完了です。
SIM2Flyを利用開始する
スマホの「データローミング」をオンにすると、SIM2FLY の利用が始まります。
SIM2Flyのプランはどれも、使い始めたその時間から24時間が1日目という計算になります。
通信が始まると、AISからローミングのパッケージの有効時間などを教えてくれるSMSが何通か届きます。
ネットにつながらない場合
設定が終わってもネットにつながらない場合は、二つの原因が考えられます。
- ローミングがオンにされていない
- APNが切り替わっていない
ローミングをオンにする
android版もiOS版もローミングがオンになっていないと、ネットにつながりません。
もう一度、設定に戻ってオンになっているか確認しましょう。
APNを削除する
iOS版の場合、他のプリペイドSIMの設定が保存されていると新規のSIMが認識されないようです。
以前にプリペイドSIMの設定をしたことがある、という人はSIM2FlyのSIMカードを挿入する前に、保存されているAPN設定を削除しましょう。
マレーシアでSIM2Flyを使ってみた
まずはマレーシアの玄関口、クアラルンプール国際空港でSIM2Flyを使ってみました。
マレーシアクアラルンプール国際空港でのSIM2Flyの通信速度
スマホにSIM2FlyのSIMカードを入れて設定をしたら、すぐにつながって4G表示になりました。
回線速度は33Mbpsと超高速!動画も検索もサクサク快適でした。
使っている通信会社はmaxisです。
クアラルンプールから飛行機でさらに2時間飛んでボルネオ島に移動しました。
マレーシア・ボルネオ島空港でのSIM2Flyの通信速度
ボルネオ島に到着して、ボルネオ島の空港でSIM2Flyを使ってみると、65Mbpsとクアラルンプール空港よりも速いスピードで繋がりました!
もちろんネットの閲覧、SNSの利用、Googleマップ全部問題なし!サクサク動きます。
私が日本で使っている回線より速い感じがしました。
マレーシアでSIM2Flyがつながるエリア
SIM2Flyのマレーシアでのカバーエリアは、ローミング先のMAXISと同じカバーエリアになります。
今回はボルネオ島の近くの小さい島にも行ったのですが、田舎でもほぼ問題なく電波が立ちました。
SIM2Flyはマレーシアの他の携帯キャリアよりもつながりやすい
今回、私がマレーシアで調査した限りでは、SIM2FlyがローミングしているMAXISはマレーシアの他の通信会社よりもつながりやすいと感じました。
場所によってまれにSIM2Fly(MAXIS)の電波が入らないことがありましたが、そのような場所では地元の人が使っているCelcomも、MAXIS本体のSIMも繋がらなかったので、エリアが他のSIMと比べて狭いということはなさそうです。
速度に関しても、日にもよって多少の変動はありましたが、celcomやdigiと比べてSIM2Fly(MAXIS)が一番速いことが多かったです。
マレーシアの4G通信は2.5GHz帯という高い周波数を使っているため、障害物に弱いという弱点があります。
大雨が降ったり、大きなショッピングモールの中にいたりすると、電波状況が悪くなる傾向があります。
これはSIM2Fly(MAXIS)に限らず、マレーシアの他のSIM(通信会社)でも同じです。
SIM2Flyを使って電話やSMSを利用する方法
SIM2Flyは、購入したままの状態では電話をかけることができませんが、料金を追加チャージすると電話が使えるようになります。
電話のかけ方は通常の国際通話と同じで
+(国番号)(最初のゼロを除いた相手の電話番号)
とかけます。
(例)日本の携帯番号にかける場合
+81 80 ○○○○ ○○○○
マレーシアでSIM2Flyを使って電話をかけるための追加料金表
電話をかける・受ける | 9バーツ (約31円)/分 |
---|---|
マレーシアから他の国(タイ以外)に電話する | 35バーツ (約122円)/分 |
マレーシアからタイに電話する | 9バーツ (約31円)/分 |
SMS送信 | 6バーツ (約21円)/一通 |
SMSを受信 | 無料 |
日本でSIM2Flyを使って電話をかけるための追加料金表
電話をかける・受ける | 6バーツ (約21円)/分 |
---|---|
日本から他の国(タイ以外)に電話する | 35バーツ (約122円)/分 |
日本からタイに電話する | 6バーツ (約21円)/分 |
SMS送信 | 6バーツ (約21円)/一通 |
SMSを受信 | 無料 |
SIM2Flyの残高確認をする方法
SIM2Flyの残高を確認するには、電話をかけて確認する方法とAIS公式アプリを使って確認する方法があります。
電話でSIM2Flyの残高照会をする(通話料無料)
電話でSIM2Flyの残高確認をする場合は、*121#にダイヤルします。
通話料は無料です。
データの使用量も、*111*6#にダイヤルすると確認できます。
SIM2Flyをとことん使い倒すなら公式アプリが便利
SIM2Fly公式アプリでは残高確認の他に、現在使用中のプラン、残りのデータ容量、SIMの有効期限など様々な情報を見ることができます。
さらにアプリからチャージしたりプランの再購入もできてとても便利です。
公式アプリ「my AIS」をダウンロードしてみた
AISには、Android・iOSともに「my AIS」という公式アプリがあります。
まずAndroidスマホにアプリをダウンロードしてみました。
AIS公式アプリの使い方
Amazonで購入したSIMカードを使用する場合、SIMカードを利用開始する前にアプリをダウンロードしておきましょう。
アクティベート後にアプリをダウンロードするとアプリがタイ語表示になってしまう場合があります。
「balance」が残高、「Valid Until」がSIMの有効期限です。
現在利用しているプラン、使ったデータ量などがひと目でわかります。
SIM2Flyにチャージする2種類の方法
SIM2Fly公式サイトには、タイ国内でチャージ(トップアップ)する方法しか載っていません。
でも、タイにいなくてもチャージ(トップアップ)する方法が2種類あるので紹介しますね。
海外ではカードに入金することを「Top-up(トップアップ)」と言い、「チャージ」を使うと別の意味になってしまいます。
「AISの公式サイトやアプリでもTop-up(トップアップ)を使っていますので、「トップアップ」を見たら「チャージ」の意味と理解しましょう。
AISのアプリからLINEPayでチャージする
SIM2FlyはAISアプリを使えばLINEのサービス「Rabbit LINE Pay」でチャージできます。
このサービスは、日本のLINEアプリとも連携していて手数料も取られないので、SIM2Flyを長期間で使う方にはおすすめです。
LINEPayでチャージする方法
-
AISのアプリを開いて、上のメニューのTop Upをタップ。
-
次の画面で「Top Up」を選択。
-
「please select top up channels(トップアップする方法を選択)」でRabbit LINE Payをチェック。
-
「Select top up amount(トップアップ金額を選択)」から希望の額を選んで、「Next(次へ)」を押す。
-
LINEのアプリに移動したら一番下の緑の「B(金額)の決済を行う」を押す。
AISのアプリではタイで発行したクレジットカードのみ対応しています。
SIM2FlyのチャージをRabbit LINE Payで支払う場合、LINE Payにクレジットカードの登録を済ませておく必要があります。
LINE Payに残高があっても、クレジットカードの登録がないとチャージの際にエラーになります。
LINE Payにクレジットカードを登録するには、LINEと紐づけている(日本の)携帯番号が使える状態になっている必要があります。
日本を出発する前に、LINE Payにクレジットカードを登録しておくとといいですね。
外部サイト「mobiletopup.com」から追加料金を支払う(リチャージ)
IM2Flyのチャージには、LINE Pay以外にもmobiletopup.comというタイの携帯チャージ専用サイトを使う方法があります。
ここでは、mobiletopup.comを使ったSIM2Flyのチャージ方法を紹介していきますね。
mobiletopup.comはタイの携帯キャリア全てのトップアップが可能なだけではなく、100カ国以上の主要携帯キャリアのトップアップができます。
(例)
中国:china mobile, china unicom, china telecom
マレーシア:MAXIS, digi, u mobile, celcom
ネパール:NepalTelecom, Ncell, Dish Home DTH, SmartCell
mobiletopup.comのサイトからチャージ(トップアップ)する
-
国を選択し、電話番号を入れて、オレンジの「Topup Now→」をタップ。
-
支払い金額を選択。
-
支払い方法を選択し、クレジット情報を入れる。
-
決済ボタンを押す。
支払い方法はクレジットカード(VISA, mastercard, JCB), PayPal, Alipay, PromptPay, Bitcoinの5種類から選べます。
mobiletopup.comはSSL証明書で暗号化されている上に、VISA 3Dセキュアも採用されているので、安心して利用できます。
今回、私は200バーツ
(約698円)をチャージしました。クレジット手数料5%が加算されて、210バーツ
(約733円)が請求されています。
mobiletopup.comのチャージには、クレジットカードは5%、ペイパルでは4.4%12バーツの手数料がかかります。
しばらく待ってこの画面が表示されたら完了です!
日本円でのクレジットの請求額は、749円でした。(1バーツ=3.57円)
すぐにSMSにトップアップ完了の通知が届きました。
アプリで確認すると、残金が200バーツになりSIMの有効期限が2ヵ月伸びていました。
SIM2Flyのプランを再購入する方法
SIM2FlyはSIMを購入した時のプランが終了しても、同じSIMを使ってプランを再購入して引き続き使用することができます。
プランの再購入は電話もしくはアプリから可能です。
SIM2Flyプランの再購入をする前に残高確認をする
SIM2Flyプランの再購入は、SIM2Flyにチャージした金額の中から支払われます。
プランの再購入の前に、残高確認とチャージを済ませておきましょう。
電話でSIM2Flyのプランを再購入
SIM2Flyでは、SIMをすでに持っている人が再購入できるプランが4タイプ用意されています。
- 「Asia&Australia」
- 「Global」
- 「Border countries」
- 「other countries」
「Asia&Australia」プランの再購入
プラン名 | 8日間/無制限* | 2日間/1GB |
---|---|---|
通信容量 | 無制限(*4GBを超えると128kbpsに制限) | 1GB |
金額 | 299バーツ (約1,044円) |
199バーツ (約695円) |
申し込み専用ダイヤル | *111*354# | *111*356# |
「Global」プランの再購入
プラン名 | 15日間/無制限* | 3日間/1GB |
---|---|---|
通信容量 | 無制限(*4GBを超えると128kbpsに制限) | 1GB |
金額 | 799バーツ (約2,789円) |
299バーツ (約1,044円) |
申し込み専用ダイヤル | *111*358# | *111*359# |
「Border countries(ボーダー・カントリー)」プランの再購入
「Border countries(ボーダー・カントリー)」プランは、プラン再購入の時だけ選ぶことができるタイプになります。
カンボジア、ラオス、ミャンマー、マレーシアのみの利用ならこの「Border countries」プランがお得です。
プラン名 | 7日間/無制限* |
---|---|
通信容量 | 無制限(*2GBを超えると128kbpsに制限) |
金額 | 99バーツ (約346円) |
申し込み専用ダイヤル | *111*407# |
「other countries」プランの再購入
「other countries」は「Global」の格安版といった位置づけのプランです。
格安の料金で72カ国で7日間利用できる代わりに、100MBを超えると128kbpsの低速通信になる、実質的には低速専用プランになっています。
また、「Global」プランとは利用可能な国が少し異なっていて、「Global」で利用可能なブルネイ、エジプト、エストニア、アイスランド、クウェート、パキスタン、ベトナムは「other countries」では利用できません。
「Global」では使えないブラジル、モナコ、ルーマニア、サウジアラビアが「other countries」には含まれています。
プラン名 | 7日間/無制限 |
---|---|
通信容量 | 無制限(*100MBを超えると128kbpsに制限) |
金額 | 246バーツ (約859円) |
申し込み専用ダイヤル | *111*350# |
AIS公式アプリからSIM2Flyのプランを再購入する方法
AIS公式アプリから「Package」を選択します。
「Roaming Package」の中から「Apply Roaming Package」か、「Apply SIM2Fly On-Top package」を選びます。
「Apply SIM2Fly On-Top package」はSIM2Flyの購入者のみの特典プランです。
今回は「Apply Roaming Package」からプランを選びました。
-
国とパッケージタイプを選ぶ。
-
「Continue」を押すとデータプランの選択肢が表示されるので1つ選択。
-
利用開始日を入力。
-
確認画面が出てきたら、「Confirm(確認)」を押す。
-
「確認のためにSMSかメールが送られた後に、このプランは有効になるので、それからデバイスを再起動して使い始めてください」と表示されたら「OK」を押す。
-
SMSが送られてきます。
パッケージタイプには通話もできるプラン、データだけのプランなどあります。
国は「Malaysia」、パッケージタイプは「Data」を選択しました。
7日間有効データ無制限、2GBまで高速通信(93バーツ)というプランを選ぶことにしました。
すぐに使い始めたい場合は「Immediate」を選びます。
「Specify start date」を選ぶと30日以内の日付でいつから始めるか指定できます。
AISアプリから再購入できるプランに、価格の安い「3G回線無制限」というものがあったので試しに使ってみることにしましたが、かなりスピードが遅く感じました。
LINE通話を日本にいる友人としてみたところ、なんとか通話はできましたが、プツプツと途切れる感じがありました。
SIM2Flyは有効期限内にチャージすれば延長可能
SIM2Flyはパッケージを使い切った後も、SIMの有効期限内であればチャージで有効期限が延長できます。
例えば今回はチャージ後に2回プランを購入したので、このような表示になっていました。
このような表示になっている場合、有効期限の12月24日までにチャージすれば、SIMの有効期限を延長することができます。
SIM2Flyの通信を始めたら「my AISアカウントの作成」をしよう
my AISアカウントを作成しておけば、ログインのたびにワンタイムパスワードをSMSで受信する必要がなくなり、AISアプリが使いやすくなります。
my AISアカウントの作成方法
アプリを起動したら、ログイン画面の右上にある「Create my AIS (my AISアカウントの作成)」をタップします。
一番下にある「Create my AIS (my AISアカウントの作成)」という緑ボタンをタップします。
携帯の番号と、e-mailアドレスを入れて、「Request OTP」を押すとSMSでOTP(ワンタイムパスワード)が送られてくるので、それを入力してから、続いてパスポートIDなどの情報を登録していけば登録完了です。
SIM2FlyをeSIMで利用できる?
2017年から日本でも登場したeSIMは、頻繁に海外に行かれる方の強い味方ですよね。
SIM2FlyもeSIMに対応しています。
が、大きな問題は必ずタイにあるAISのお店での手続きが必要になること。
タイに行かれる予定のある方は、ぜひ参考にしてください。
SIM2FlyをeSIMに交換する方法
まず、SIM2Flyを購入した際に提示したパスポート(画像やコピーでも可能)とeSIM対応のスマホを用意します。
タイにあるAISのお店に着いたら、入り口にある番号札発行機に、SIM2FLYの電話番号を入力します。
順番が来たら、店員に「SIM2FLY を eSIM に変更してほしい」と伝えてパスポートとスマホを渡すと、eSIMを登録してくれます。
外国人はまずSIM2Flyをまず購入しておこう
タイ国籍の方は、店舗で直接eSIMを購入できますが、外国籍の場合はまず最初に必ずSIM2Flyを購入する必要があります。
eSIMの利用方法
使い方も簡単です。
設定画面で、登録されてあるeSIMのオンオフを選ぶだけです。
これだけで、さらに快適な旅行を楽しめます。
タイに行く予定のある方はぜひ試してみてくださいね。
海外でのネット利用はSIM2Flyがおすすめ!
今回、マレーシアでSIM2Flyをしばらく使ってみましたが、速度もまったく問題なく、WEBの閲覧やLINE(メッセージ・通話)、Googleマップなどどれも快適に使えました。
また、便利な点もたくさん。
- SIM2FlyはSIMの入れ替えやAPNの設定など、少し手間はかかりますが、その分メリットもたくさんあります。
- SIMを一度購入すれば旅行先に応じたパッケージを必要に応じて再購入できる
- LINE Payが使えるので、どこにいてもチャージができる
- 初期設定が難しくないので、空港で時間をロスしない
以下のような方にはSIM2Flyをおすすめします。
- 複数の国を周遊旅行する予定がある。
- 一年の間に何度も海外(主にアジア)旅行に出かける予定がある。
- 1週間以上の長期旅行の予定がある。
ではみなさんSIM2Flyを活用して旅先で良いネットライフをお送りください!