【2019年版】中国で人気の動画ジャンルとは!?

日本のクレカが使えないことが多い中国、「アリペイ」や「WeChatペイ」も日本人にはハードルが高いです。でも、「銀聯クレジットカード」を使えば、中国でもキャッシュレス生活が送れますよ。
中国出張の必須アイテム「三井住友銀聯カード」徹底解説

中国出張の多い私が頼りにしているのが、カードを持っているだけでビジネスクラスと同等のサービスを受けられる《デルタアメックスゴールド》カード。この1枚ですっかり、中国出張のストレスが激減しました。 中国出張のストレスが激減する「デルタアメックスゴールド」とは

ここ数年の間で「YouTuber」という言葉を目にする機会が増えてきました。

学研ホールディングスが全国の小学生計1,200人を対象に、将来つきたい職業を調査した結果では「YouTuber」が全体3位に選ばれたのだとか…。

子どもたちにとっては動画配信サービスというのはそれだけ身近なものになっているということですね。

中国では日本以上にスマホが普及しており、若者から高齢者までスマホで動画を楽しんでいます。

今日は【中国ではどんな種類の動画が流行っているのか?】紹介していきます!

なかには「日本ではありえな~い」ような動画も…さっそく見ていきましょう!

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美容系動画

日本で美容系動画といえば、お化粧の方法を分かりやすく説明したり…という感じですね。

中国でもそういった美容メイクレッスン的動画は人気なのですが、もっと人気なのはまさに”変身系”動画!

このようなすっぴんの女性たちが…

美女に変わっていく動画です

なかにはスッピンの時をあえて醜く見せるような演出があったりしますが、この技術にはびっくりですよね(笑)

でもこれらの動画が人気なことからも分かるように、中国人女性にとってメイクはかなり身近な存在になってきています。

わたしが最初中国に行ったのは10年ほど前でしたが、若い女性でもメイクをしているのは少数派。中年女性であればほぼスッピンというイメージでした。

ところが近年の経済発展、インターネット普及によるネットショッピングの利便性などによって田舎部でもメイクやオシャレを楽しむ女性が増えてきています。

人気の男性美容家インフルエンサー

近年の中国のコスメ市場を語る上で避けられないのが李佳琦(Austin)といわれる男性美容家トップインフルエンサーです。

中国最大のネットショッピングサイト淘宝では「淘宝直播(タオバオライブ)」といわるライブ中継でショッピングができるサービスがあります。

このライブは5時間にも及ぶのですが、なんとこの李佳琦(Austin)1回のライブで2000万元(3億3000万円以上)もの売上を記録したのだとか!

ものすごい売上ですが、ただビジュアルが良いだけではないんです。

元々ロレアルの化粧品販売員であったこともあり、それぞれの商品への適切なアプローチとわかりやすい説明がヒットの理由!

しかしそれ以上に話題を集めたのが…

そうなんです!

自分で口紅を塗っちゃったんです(笑)まさにイケメンにしか許されないこの所業。。

こうした話題性も人気の理由ですが、良いものは良い、悪いものは悪いという辛口トークなのも多くのフォロワーから信頼されるポイントだったりします。

でも本当に良い商品があれば「オーマイゴッド!」というお決まりのフレーズで興奮を伝えるのもフォロワーには大人気!

元販売員だけあって「このカラーは女優の〇〇にピッタリ!」「〇〇みたいな女優の雰囲気の人が塗ったら最高!」というような、イメージしやすい説明や解説をするのも上手です!

ちなみに淘宝のCEOジャック・マーとも、「淘宝直播(タオバオライブ)」で販売数を競ったことがありましたが、李佳琦(Austin)の圧勝でした。

抖音(ティック・トック)のチャンネルでは1900万フォロワー、小红书というコスメアプリでは400万フォロワーという数からも、その影響力を知ることができますね。

コスメ動画はこれからも中国で不動の人気になっていくことでしょう。

ダンス動画

日本でも近年人気になっているのがティック・トックなどのショートムービーですね。

CMなどで観たことがある方も多いのではないでしょうか?

基本的に15秒で簡単に録画、編集ができちゃうので、ちょっとしたダンスなどを簡単に作ってシェアすることができるのが人気になっています。

日本でも学生を中心に人気にはなっているようですが…抖音(ティック・トック)会社による報告によると中国人ユーザーの40%は24歳から30歳だとのことで、中国のほうが年齢層が若干高いことが分かりますね。

中国でダンス動画が人気になる理由はいくつかあると思いますが、生活のなかでダンスが比較的身近であるというのがひとつのポイントでしょう。

「広場舞」

中国でよく見かけるのが「広場舞」といわれるダンス。

中年のおばさんたちが中心のことが多いのですが、アップテンポな曲を大音量で流してそれに合わせて踊る…というやつです。

どういう仕組みなのか良くわからないのですが、前に模範となるおばさんが踊っており、それに合わせて皆が同じ動きをするというパターンが多かったですね。

日本だと「人に見られたらちょっと恥ずかしい…」という気持ちになってしまいがちですが、中国ではお構いなしにダンスを楽しんでいたのが印象的でしたね〜。

夜の公園のフォークダンス大会

他にもよく中国で見かけたのが

夜の公園のフォークダンス大会!

2人がペアになって音楽に合わせてフォークダンスを踊るというものですが、これもよく見かけましたね。

そして、これらの踊りをただぼけーっと見ているだけのオーディエンスも非常に多いのも印象的でした。

ダンスを踊るだけではなく、見ても楽しむこともできるんですね。

このような生活背景があるので、ショートムービーでダンスを見るのが好き!という人が多いのもなんとなく理解できます。

ティック・トックのダンス動画は、若い女性のものが多いのですが、なかにはお父さんと一緒に踊っていたり、おばあちゃんと踊っているようなものもあったりして、ほっこりできるものもありますね。

吃播(食べる放送)

吃播(食べる放送)というのは、文字通り「食べている様子を動画にしているもの」で2010年ごろから韓国から流行ったようです。

なんで人が食べるのを見るの?…と思われる方もいるでしょう。わたしもそう思ってました(笑)

でもこの吃播(食べる放送)を見ていると、まるで自分が食べているみたいな満足感が味わえる!という人も多いようです。

中には、病気や体調の都合で食事がおもうようにできない人が、吃播(食べる放送)を見ることでストレス発散になる…というようなケースも。

吃播(食べる放送)が中国で始まったころは、韓国のようにチキンや焼きそばを食べる…というようなものが多かったのですが、近年では中国独自の特色として「海鮮」「辛いもの」を大量に食べるというような動画が増えています。

なぜかタコを食べる動画が多い。そして一味唐辛子を大量摂取するような動画も…。

食べている人にもよりますが、クッチャクッチャと咀嚼音を目立つように食べている人も多いのが気になります…。

思わず顔を背けてしまうような映像もありますが、ファンにはとても人気のあるジャンルです。

(中国でも賛否両論があり嫌いな人も多い)

ダイエット中なんかで食欲を抑えたい方にはオススメかもしれませんね(笑)

田舎系動画

続いて紹介するのが田舎系動画です。

代表的なのが李子柒(リーズチー)さんの動画。

若い女性なのですが、おばあちゃんの家で撮影をしており田舎で農作物を収穫したり、料理をしたり、竹や木を使ってDIYもしてしまうんです。

2018年の時点ですべての媒体のフォロワー数は2000万人、動画再生数は30億回以上ともいわれています。

YouTubeのなかでも彼女のチャンネルがありますが、フォロワーは350万人以上もあり、ほぼ全ての動画は100万再生から200万再生になっています。

(この料理動画は1600万再生)

(実家の庭で採れた竹を使ってベッドを作る動画は1700万再生)

 

他にフォロワーの多い動画クリエイターでは、滇西小哥も有名です。

主に田舎で料理をする動画をアップしていますが、YouTuberでは187万フォロワーのほか、1400万以上再生されている動画もあります。

これらの動画がなぜ若者を中心に人気になっているのでしょうか?

経済発展による都市化が進んだ中国で、都会の喧騒に疲れて、どこか自然豊かな場所でのびのびと暮らしたいという思いを持っている人が増えているのかもしれません。

以前ほどの勢いはないとはいえ、中国ではまだまだ農村部の開発が進められてリ、昔ながらの家が高層マンションになったりしています。

都市化することで便利なこともありますが、それによって失われるものもあるのでしょう。

中国政府と動画サービスの闇

右肩上がりの中国の動画市場なのですが、このような人気や影響力に危機感を覚えたのが中国政府でした。

すでに1年が経とうとしていますが、2018年の4月に中国動画市場を覆す出来事が起こります。

事の発端は快手(クアイショウ)というショートムービーサイトで人気クリエイターの女性が、16歳という若さで妊娠したことを動画配信したことです。

(当時はニュースにもなりました)

ちなみに中国の法律では男性22歳、女性20歳にならないと結婚できないことになっていますので、16歳で妊娠というのは問題になってしまうわけですね。

このショートムービーが問題になる前にも、社会摇(シェーホイヤオ)といわえる独特なダンスが若者を中心に人気になっていました。

(社会揺のダンスはパラパラのような動きで大勢が同じ動きをする)

これらのダンスを踊る少年たちは、全身に入れ墨をしてまるでヤクザ(中国語では黒社会)のような出で立ちで、全国の若者の憧れの的になります。

中国政府は、これらの動画サービスが若者たちに悪影響を与えていると判断し、2018年4月1日に快手(クアイショウ)のサービスを強制停止、その後問題があるとされる動画の削除、アカウント削除などを行いサービスを再開するようになりました。

同時に同様の動画サービスを行っていた内涵段子(ネイハンドアンズ)というサイトも、2018年4月にサービス停止処分を受けてしまいます。

この内涵段子(ネイハンドアンズ)は当時非常に人気のあるサービスで、そのファンたちは通称“段友”(ドアンヨウ)と言われ、固い結束で結ばれて色々な社会活動なども行っていました。

急なサービス停止に対して憤った“段友”(ドアンヨウ)たちは、政府関係施設を車で囲い込み抗議をするなど、事態は大きくなってしまいます。

最終的に公安により抗議は鎮静させられ、それ以上大きな問題になることはありませんでしたが、政府が動画サイトを規制するというこれまでにはないニュースで当時は話題になりました。

中国動画サイトでよく見かけるネットスラング

中国の動画サイトでよく見かけるのがこのような仕草です。

親指と小指を立てて揺らすようなジェスチャー。

これは中国のジェスチャーで「6」を意味しています。

なぜ6なのか?

これには色々な説があるのですが、そのひとつが666…という中国語の発音が牛牛牛(すごい!という意味)と似ているという説です。

ちなみに6は中国語でリオ、牛はニウです。

さあ声に出して言ってみてください。

リオリオリオリオリオリオリオリオ……二ウニウニウ

変わっていきましたね?!(威圧)非常に似てるんです(威圧)

ということで、ネット上で何かすごいことをしている人を見かけたら666!とやるわけですね。

「双击」(シュアンジー)とは?

ほかにも「双击」(シュアンジー)と叫んでいる人をよく見かけます。

「双击」(シュアンジー)というのはダブルクリックのこと。多くの動画サイトでは、画面を2回すばやくタッチすると「いいね!」がつくようになっています。

この「いいね!」が多くなると、サイト側から注目されて広告収入がもらえたり、人気ランキングが上がってフォロワーが増えるというメリットがあるようです。

つまり「双击」(シュアンジー)というのは、「いいね!」してくださいということなのです。

「233」とは?

最後にもうひとつ見かけるネットスラングで「233」というものがあります。

これは「大笑い」という意味で、日本だと「wwwwwww」に相当します。

なぜ233が大笑いになったのかというと、昔からあるインターネットサイト「猫扑」のなかの第233番目の絵文字が「大笑い」だったから。

(これが233番目の絵文字)

まとめ:国によって異なる人気の動画ジャンル

今日は中国で人気のある動画ジャンルをいくつか紹介してみました!

いかがだったでしょうか?

日本ではビックリされるような動画が人気だったり、国による違いを感じたかもしれませんね。

インターネットの普及で、日本にいながら外国の動画を見ることができるので、語学習得などでも役立てそうですね。

でも、動画ばかり見ているとあっという間に時間が経ってしまうので、見すぎないようにも注意が必要ですね^^;