台湾と言えば夜市での食べ歩きがとても有名ですが、早起きして「朝市」の食べ歩きに出かけるのもオススメです。台北中心部のMRT「双連(雙連)」駅周辺に立ち並ぶ朝市屋台をぶらぶら散歩しながら、直感で美味しそうと思ったものをいろいろと食べてみました。
MRT双連駅(雙連駅)
台北MRTの双連駅(中国語では、雙連站)は台北市中心部に位置し、今回宿泊したホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイからも徒歩で15分程度と、朝食前の散歩にぴったりの距離でした。

AM7:50 出発
この日は、朝の6時半すぎに起床。
あまり朝が強い方でないので、まずはシャワーを浴びて眠気を覚まします。
のんびりと出かける支度をして、ホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイから出発します。
10分ほど歩くと、双連駅の東側、中山北路と民生西路の交差点に位置するマカイ記念病院(中国語では、馬偕紀念醫院)が見えてきました。
ここからもう少し西に進めば、双連駅の朝市に到着です。
双連駅の朝市
朝食街を通り抜けて、緑地帯に突き当たると、そこが双連駅の朝市です。
たくさんの屋台が立ち並び、賑やかな声が飛び交っています。
水煎包
私たちがまず食べてみたのは、台北ならではの「水煎包(焼き肉まん)」(12元=約48円)。
少し小ぶりの肉まんの、底の部分が鉄板でカリッと焼き上げられていて、皮のサクサク・ふわふわとした食感と、中の肉汁たっぷりの「あん」がやみつきになります。
葱餅
続いては、これまた台北名物の「蔥餅」。
モチモチの食感とほんのり塩味で、日本人の口にも合うオススメの一品です。
パイナップル
そして夏の台湾と言えば外せないのが、果物(中国語では、水果)。
果物屋台でパイナップル(中国語では、鳳梨)をカットしてもらい、食べてみました(60元=約240円)。
甘味と酸味がギューッと濃縮されていて、日本のパイナップルより味が濃いように感じました。
塩豆乳
最後に試したのは、ネットで情報を見て気になっていた、「塩豆乳(中国語では、鹹豆漿)」です。
塩豆乳とは、豆乳にまず酢を加えてタンパク質を分離させ、塩や具を加えて味付けをし、そこにちぎった揚げパン(中国語では、油條)を浸して食べる、台湾のローカルフードです。
ぱっと見は美味しそうではありませんが、かきたま風になった大豆のふわっとした食感と、身体にしみわたる塩気、うまみをたっぷり吸った揚げパンと、一度食べるとやみつきになること請け合いです。
皆さんも、台湾に行ったら「朝市」の食べ歩き、楽しんでみませんか?