海外旅行でスマホ パソコン タブレットからWiFiを使う方法は?

初めての海外旅行に行くとき、「海外旅行で自分のスマホが使える?」「海外旅行で現地のWiFiに繋げる方法は?」と心配になる人は少なくないですね。

この記事では、空港やホテル、コーヒーショップやファストフードショップなどに設置されている海外の無料WiFi(フリーWiFiスポット)に自分のスマホ(またはタブレットやパソコン)から接続する方法について詳しく紹介していきたいと思います。

海外旅行先で自分のスマホを、外出時も「そのまま」日本にいる時のように使うには「国際ローミング(海外パケット定額)」という方法があります。

でも、国際ローミング(海外パケット定額)は料金がかなり高いので、できるだけ旅行中の通信費用を安くしたい人には向いていません。

記事の後半では、気になる無料WiFiのセキュリティ対策について、また、無料WiFiを使って電話をする方法についても紹介していきますね。

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海外のWiFi事情

ポルトガルのスーパーマーケットに掲示されていたフリーWiFiのステッカー

ポルトガルのスーパーマーケットに掲示されていたフリーWiFiのステッカー

ハワイ、韓国、台湾、シンガポールなど日本人に人気の海外旅行先は、多くの国々で無料WiFiが整備されていることが多いです。

とは言え無料のサービスですから、それなりに不便なところもあるので過剰な期待は禁物です。

国内旅行で、コンビニやコーヒーショップの無料WiFiスポットだけで旅行してみるシチュエーションを想像してみると、イメージがつくと思いますよ。

旅行中もガッツリとスマホを使う予定の人は、国際ローミング(海外パケット定額)や現地SIM、海外WiFiレンタルなどを検討することをお勧めします。

海外の無料WiFiスポットが設置されているのはどこ?

海外のほとんどの国では以下のような場所に無料のWiFiが設置されていることが多いです。

  • 空港
  • 駅・地下鉄駅
  • ホテル
  • ショッピングモール
  • スタバやマクドナルドなどの大手レストランチェーン
  • カフェ

海外の無料WiFiの接続方法

台湾 桃園国際空港でフリーWiFiを案内する掲示

台湾 桃園国際空港でフリーWiFiを案内する掲示

海外では場所で無料WiFiを使うことができる場所が多くありますが、無料WiFiに接続する方法は全く統一されていません。

無料WiFiの接続方法はWiFiの設置場所(運営元)によって様々ですが、いくつかの代表的なタイプについて接続の手順を解説していきます。

海外の無料WiFiに接続するアプリはある?

海外の無料WiFiは運営元によって接続方法がバラバラなため、これらの無料WiFiに一括で接続できるようなアプリはありません。

画面の表示などはその場所によって異なるので、適宜読み替えて、接続にトライしてみてください。

各国の無料WiFiの接続方法

わーとら!では主な旅行先を中心に、無料WiFiの接続方法を具体的に紹介した記事があるので、ぜひ参考にしてください。

① 「パスワード不要」の無料WiFi

空港や駅などに多いのが「SSIDのみ・パスワード不要」タイプの無料WiFiです。

ほとんどの場合、壁やポスターなどにSSIDが掲示されているので、そのIDをWiFi画面から探して接続します。

このタイプは接続が非常に簡単なのでつい使ってしまいがちですが、もちろんセキュリティは全くないので、個人データを含む通信は避けるべきです。

「パスワード不要」無料WiFiの接続方法

  1. スマホ(タブレット・パソコン)のWiFiをONにして、WiFi接続画面からSSIDを探す
  2. 該当のSSIDが見つかったら選択(タップ)する

「WiFiはありますか?」は英語で何と言う?

海外ではレストランなどでWiFiの表示がなくても、ダメ元で「WiFiはありますか?」と聞いてみると意外と教えてもらえることも多いものです。

こんな風に尋ねてみましょう。

  • WiFi使えますか?
    “Can I use free wifi here? “
  • WiFiのパスワードを教えてもらえますか?
    “Can I have the wifi password? “

パスワードが必要なタイプの無料WiFi

SSIDが公開されていて、パスワードが必要なタイプのWiFiや、レストラン・カフェやホテルなどに多く設置されています。

SSIDはレジや客室などに掲示されていて、利用客や宿泊客など特定の人だけが利用できるようにパスワードが掛けられています。

パスワードは以下のような形で教えてもらえることがほとんどです。

無料WiFiのパスワードはどこでもらえる?

  • 料理やドリンクを注文するとレシートに印字されている
  • 店員さんに尋ねると教えてくれる
  • メニューに書いてある
  • パスワード発行機で(レシートのような紙に)発行される

こちらは「パスワードなし」タイプの無料WiFiに比べればセキュリティは幾分か良いですが、それでも基本的には個人情報などのやり取りには十分気を付けることをおすすめします。

「パスワード必要」無料WiFiの接続方法

  1. スマホ(タブレット・パソコン)のWiFiをONにして、WiFi接続画面からSSIDを探す
  2. 該当のSSIDが見つかったら選択(タップ)する
  3. パスワード入力画面が表示されるので、教えてもらったパスワードを入力する

専用ページでログインが必要なタイプの無料WiFi

空港やホテル、大手チェーンレストランなどで採用されているのが、この「専用ページでログインする」タイプの無料WiFiです。

無料WiFiの施設によっては、住所・氏名・パスポート番号等の個人情報を入力して会員登録が必要な場所もあります。

「パスワード必要」無料WiFiの接続方法

  1. スマホ(タブレット・パソコン)のWiFiをONにして、WiFi接続画面からSSIDを探す
  2. 該当のSSIDが見つかったら選択(タップ)する
  3. WiFiに接続されると自動的にWiFiログイン(または会員登録)ページが表示される
  4. 必要事項を入力してWiFiにログインする

なお、このタイプのWiFiは、空港や大手チェーンレストランなど、運営元のはっきりしている場合は問題ありませんが、その他の場所での個人情報はむやみに入力しないことをおすすめします。

偽の無料WiFiに注意

海外では、公式な無料WiFIを装って偽のアクセスポイントを設置し、そこにアクセスした人からクレジットカード番号などの個人情報を抜き取るという犯罪が発生しています。

犯罪に巻き込まれないためにも、接続先のSSIDは必ず施設に掲示されているものにアクセスするよう注意しましょう。

WiFiのログインページが自動的に表示されない?

空港やホテルWiFiなど、接続後にログインが必要なタイプで、iPhoneなどでこのタイプのWiFiに接続した場合、何らかの原因でWiFiログイン(会員登録)ページが自動的に表示されない場合があります。

その場合は、Safariを開いて、URLが「http://」で始まるサイトにアクセスしてみると、WiFiログイン(会員登録)ページに自動的に移動するのでそこから登録/ログインを進めれば大丈夫です。

2019年10月現在もHTTPで運営されているサイトには以下のようなサイトがあります。

海外旅行中にスマホで無料WiFiだけを使う方法

海外旅行中、通信費を節約するために、無料WiFi「だけ」で過ごしたいという人もいると思います。

その場合、十分に気を付けたいのが設定ミスによる海外での通信費の高額請求ですね。

高額請求を確実に避けながら、スマホから無料WiFiを使う方法をしっかり予習しておきましょう。

①行きの飛行機に乗ったら機内モードON

まず、日本から出発する行きの飛行機に乗ったら、機内モードをONにします。

スマホの電源OFFの前に機内モードをONに!

飛行機の中ではスマホを使わないから電源を切っておく、という人の場合はここで要注意です。

スマホの電源をOFFにする前に、必ず機内モードをONにしてから電源を切りましょう。

機内モードOFFのまま電源を切ると、現地到着後に電源をONにした瞬間に、勝手に通信が行われてしまい国際ローミング料金が請求されてしまいますので十分ご注意を。

現地に到着してから機内モードをONにする方法

もし、現地に到着してから「機内モードをONにせず電源をOFFにしていた」ことに気づいた場合は、電源をONにする前にスマホからSIMカードを取り外しましょう。

SIMカードを取り外した状態で電源を入れて、設置画面から機内モードをONにします。

それからSIMカードをスマホに戻せばOKです。

②現地に到着したら機内モードはONのままWiFiをONに

現地に到着して飛行機から降りたら、機内モードはONのまま、WiFiのみをONに設定しましょう。

こうすれば、スマホ本体の電波による通信が発生しないので、海外通信料が発生しなません。

ただし、海外滞在中は絶対に機内モードをOFFに戻さないようにしましょう。

機内モードでもBluetoothは使える?

もし、スマートウォッチなどを使っているなら、機内モードONのままBluetoothをONにしても大丈夫です。

電話/SMSを受けたい人は機内モードOFF+データローミングOFF

上で紹介した機内モード+WiFi ONに設定すると、電話(電話番号での音声通話)とSMS(ショートメール・ショートメッセージ)が使えなくなってしまいます。

SMSは電話回線を利用したメッセージ

WiFiでSMS(ショートメール・ショートメッセージ)が送れないのは、SMSは電話回線を利用してメッセージを送るため。
SMSは携帯電話がまだインターネットに繋がっていない(いわゆるガラケー)時代に作られた仕組みで、電話回線を使って電話番号でメッセージを送る仕組みになっています。
相手の電話番号だけ分かっていればメッセージを送ることができる便利な機能ですが、無料WiFiからメッセージを送ることはできないので注意しましょう。

もし、電話番号での通話やショートメールは使わない、連絡はLINEで取ってるし日本からの電話も取らなくていい、という人なら機内モードON+WiFi ONの設定で全然問題ありません。

MMSは無料WiFiで送れます

auやソフトバンクのiPhoneのメッセージアプリから送るメッセージは「MMS」という機能を利用しています。
MMSはインターネット通信を利用してメッセージを送るようになっているので、海外の無料WiFiを利用して送信・受信することができます。

ただ、日本の家族や会社からかかってくる電話を受けたい、ショートメールを受け取りたいという場合は、機内モードはOFFのまま、データローミングをOFFに設定します。

これで、海外の現地通信会社に勝手に国際ローミングされることはなくなるので、高額請求の心配はありません。

モバイルデータ通信をOFFにすればもっと安全

心配な人はモバイルデータ通信もOFFにしておくと安心です。ただその場合、日本に帰国したらモバイルデータ通信をONにするのを忘れないようにしましょう。

データローミングOFFとモバイルデータ通信OFFの違い

データローミングOFFとモバイルデータ通信OFFには以下のような違いがあります。

  • データローミングOFF:自分の契約している会社(ドコモ/au/ソフトバンクなど)以外の通信回線に接続しない
  • モバイルデータ通信OFF:自分が契約しているかどうかにかかわらず、通信回線に接続しない

この2つは海外旅行先では同じ意味ですが、念のため両方OFFにしておけば、何らかの操作ミスでうっかりどちらかがONになっても高額請求を防ぐことができます。

データローミングOFFの設定も電源OFFの前に

飛行機ではスマホの電源をOFFにするという人は、電源OFFの前に必ずデータローミングOFFの設定を忘れずにしておきましょう。

絶対に国際ローミング料金を防ぐならSIMカードを外しておく

家族旅行などで、同行者のスマホの設定が勝手に戻ってしまって国際ローミングがONになってしまわないかどうしても心配な場合は、スマホからSIMカードを外しておきましょう。

スマホを購入した時についてきたSIMトレイピンを使ってSIMトレイを引き出し、SIMカードを取り外します。

ただし、SIMカードはとても小さいので、無くしたり、他の人のSIMカードと混ざってしまわないように注意しましょう。

100均などで売っている小さいチャック袋に入れて、名前を書いておけば安心です。

ホテルの(無料)WiFiを使う時の注意点

海外のホテルWiFiは最近は無料のところも増えてきましたが、有料のWiFiもまだまだ多いので、公式サイトなどで事前のチェックを忘れずにしておきましょう。

ロビーWiFiのみ無料のホテルも

ロビーWiFiのみ無料で、客室WiFiは有料というホテルも海外では珍しくありません。
ホテルの部屋でゆっくりWiFiが使えないのは結構不便なので、ホテル選びの時には客室WiFiが無料かどうかもしっかりチェックしておきたいですね。

ホテル客室に有線LANしかない・有線LAN無料の場合はどうする?

海外のホテルの中には、部屋に有線LANしか設置されていない、もしくはWiFi(無線LAN)は有料だけど有線LANなら無料というところもあります。

その場合、日本で小型の「WiFiアクセスポイント」を購入して持っていくのがオススメです。

小型のWiFiアクセスポイントとしてはプラネックス社の「ちびふぁい3」などがよく知られています。

ちびふぁい3は3000円未満(2019年10月現在)とそれほど高額なものではないので、有料WiFiの料金を払い続けるよりはお得になるです。

WiFiアクセスポイントを利用するにはWiFiの設定が必要なので、現地で慌てないように、出発前に説明書を読んで設定を済ませておきましょう。

無料WiFiはセキュリティに要注意!

無料WiFiを使っている時、あなたのスマホやパソコンは基本的には「ほぼ無防備」です。

トレンドマイクロが実施した調査でも、ホテルやカフェ、飲食店などが提供する無料のWi-Fiアクセスポイントのなかにセキュリティが不十分なものが含まれていることを確認しています。
出典:公衆Wi-Fiを安全に利用するために確認すべき5つの手順 | NTTコミュニケーションズ 個人のお客さま

利用者とアクセスポイントの無線区間の通信が暗号化されていない場合、悪意のある第三者によって、その通信内容が窃用されるおそれがある。
出典:総務省 公衆無線LANセキュリティ分科会報告書(PDF)

無料WiFiに繋げたらすぐにデータが盗まれたりするとは限りませんが、そのリスクが非常に高いことは承知して利用すべきです。

海外の無料WiFiの利用は、海外旅行でレストランのテーブルにスマホを置いたままトイレに行くのと同じほど危険です。

それで、ビジネスの出張などセキュリティが大事な海外渡航ではできる限りレンタルWiFiやVPN(VPNについては後述します)などを利用して、万全の対策セキュリティをすることを強くお勧めします。

無料WiFiでやってはいけないこと

無料WiFi利用時のセキュリティリスクをできる限り避けるためには、以下の点に注意してWiFiを利用するようにしましょう。

1. 施設が公式に案内していないアクセスポイント(SSID)に適当に接続して使うこと

悪意を持った人が無料WiFiに偽装したアクセスポイントを設置して、そこにアクセスした端末(スマホやPC)の情報を盗み取ろうとすることがあります。

必ず施設に正式な形で掲示されているSSID(WiFiスポットのID)を確認して、正しいSSIDに接続するように注意しましょう。

2.無料WiFiで(オンラインバンキングなど)セキュリティの高い操作を行うこと

悪意のある人がパソコンやスマホの近くで電波を横取りし、パスワードを抜き出すという犯罪があります。

この場合、電波を横取りされても本人は気づかないので、知らないうちにパスワードなどの個人情報が犯罪者の手に渡り、非常に危険です。

特にパスワードのない無料WiFiでは、パスワードなどが暗号化されないまま送受信されているので、パスワードなどを送受信するサイトには絶対にアクセスしないようにしましょう。

3.無料WiFiを長時間連続して使うこと

無料WiFiを長時間使っていると、犯罪者があなたの通信パターンを解析して、そこから個人情報などを抜き出す恐れがある。

会社のデータを扱ったり、オンラインバンキングなど、セキュリティが高い情報をやり取りする時には無料WiFiの利用を避けましょう。

無料WiFi利用時にはVPNがあると安全です

VPN(Virtual Private Network)というアプリを使うと、インターネットを安全に利用することができます。

海外のWiFiだけではなく、日本で無料WiFiを使う時にも使うとセキュリティ対策になります。

最近発表されたCloudFlare社のWARPというVPNアプリは安全性も高く、スピード制限ありなら無料でも使えるのでおすすめです。

CloudFlare社は世界最大のCDNサービスを運営している超大手企業なので信頼性も問題ありません。

WARPを使ってみました

Cloudflareの最新VPN「WARP」を使ってみた!超簡単にWiFiのセキュリティ対策ができるWARPの設定・接続方法まとめ
皆さんこんにちは!中国在住のリンリンです。中国に住んでいると困るのが、ネット接続に制限があってアクセスできないサイトがあること。他にも、出先のカフェなどで無料WiFiを使う時にも、やはりちょっとセキュリティが心配だな...

WARPの有料プランを体験できます

こちらのリンクからWARPをインストールすると、通常550円/月の速度制限なしプランが1GBまで体験できます。

無料WiFiを使って電話をかけることはできる?

海外の無料WiFiでは、LINEの通話機能やSkypeなど(インターネットを使った)音声通話を利用することができます。

050IP電話ならWiFiから電話もできる

NTTが提供する「050 Plus」などの有料050IP電話(インターネット電話)を利用すると、日本の電話番号に電話を掛けられるようにもなります。

ただ、無料WiFiが混雑していたり、速度が非常に遅かったりすると、音質がかなり悪くなる場合があるので、ビジネスの電話にはあまりお勧めできません。

まとめ:無料WiFiは上手に使えば海外旅行の味方に!

海外の著名な観光地では、無料WiFiスポットが整備されていることが年々多くなってきているので、無料WiFiのみを使って旅行することも(十分工夫すれば)無理ではなくなってきました。

使い方や特性をよく理解して使えば無料WiFiは海外旅行の強い味方になってくれます。

設定方法や接続方法をメモしておいて、海外でもスマホをどんどん活用してくださいね。

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