Cloudflareの最新VPN「WARP」を使ってみた!超簡単にWiFiのセキュリティ対策ができるWARPの設定・接続方法まとめ

皆さんこんにちは!中国在住のリンリンです。

中国に住んでいると困るのが、ネット接続に制限があってアクセスできないサイトがあること。

他にも、出先のカフェなどで無料WiFiを使う時にも、やはりちょっとセキュリティが心配だなと感じたりします。

そんな時に便利なのが、「VPN」です。

今日はその中でもCloudflare社が最近発表した「WARP」というVPNアプリを使ってみたので、使ってみた感想を紹介したいと思います。

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VPNって何なの?

WARPの紹介に入る前に、私たちが普段があまり使うことのない「VPN」というソフトウェアの仕組みについて簡単に知っておきましょう。

VPN(Virtual Private Network)というのは、簡単に言えば「インターネット利用中のプライバシーを守る仕組み」です。

(詳しい説明をすると難しくなるので、ここでは省略しますね)

VPNを使うことの主なメリットは4つあります。

VPNを使うメリット
  • 個人情報などのプライバシーが守られる
  • インターネット上の規制を回避できる
  • 自分の現在地を任意の場所に変更できる
  • 通信が安定する

個人情報などのプライバシーが守られる

VPNは、こちら側(スマホやパソコン)とVPNサーバーの間に専用の仮想「トンネル」を作ってくれる仕組みです。

他の人がこのトンネルの中を覗くことは、絶対にできないようになっています。

それで、VPNを使って通信をすると、インターネット上で個人情報などの機密情報をやりとりしても、悪意のある人にデータを盗まれることがなくなります。

インターネット上の規制を回避できる

実は、私たち中国在住者がVPNを使う理由は、主にこの「インターネット規制を回避する」ためなんです。

VPNというトンネルを使うと、インターネット管理者は「どんな通信がされているか」「どこと通信しているか」を知ることができません。

中国では、政府によるインターネット規制のため、GmailやLINE、FacebookやTwitterなど、私たちが普段使っているほとんどのサイトにアクセスできませんが、VPNを使うことでこの規制を回避することができます。

VPN自体が規制されることもよくあります

VPNの仕組み的に、「VPNサーバーと通信している」ことを隠すことはできないため、中国では頻繁に「VPNサーバーとの接続」自体が規制されます。

VPNの運営会社も規制を回避しようと、サーバーのアドレスを頻繁に変更したりしますが、当局もすぐにそれに対応するといういたちごっこが続いています。

私も仕事上、VPNが繋がらないとかなり困るので、複数の異なるVPNサービスを契約して、VPN自体の規制に備えています。

自分の現在地を任意の場所に変更できる

VPNを使うと、自分の現在地を「VPNサーバーのある場所」に見せることができます。

海外にいると「海外からアクセス不可」のサービスが使えなくて困ることがよくありますが、そんな時もVPNを使えば「日本からアクセスしている」ように見せることができるんです。

通信が安定する

既に説明したインターネット上の「専用トンネル」というVPNの仕組みのおかげで、VPNを使うと通信が比較的安定する場合があります。

特に、通信環境があまり良くない場所で、音声や動画などストリーミング通信が必要な時にVPNを使うと、回線の切断などが少なくなるように感じています。

Cloudflare「WARP」VPNアプリ

さて、世界最大のCDN(コンテンツ配信)サービス会社のCloudflare社は最近、「WARP」という新しいVPNアプリを発表しました。

これまでも、中国在住者の中にも「1.1.1.1」(Cloudflare DNS)というCloudflareのサービスを使っている人が多くいましたが、WARPは今回、その「1.1.1.1」の機能強化という形でリリースされました。

普段はExpress VPNというサービスを使っている私ですが、世界的にも有名なCloudflare社のVPNサービスということで試しに使ってみることにしました。

WARPのインストール方法

WさっそくWARPをインストールしてセットアップしてみることにします。

スマホでWARPをダウンロード

iPhoneのApp StoreまたはAndroidのGoogle Playで「WARP」と検索すると表示される「1.1.1.1:Faster Internet」という名前のアプリをインストールします。

中国でもダウンロードは可能です

2019年11月現在、「1.1.1.1:Faster Internet」は中国でもダウンロード可能です。

アプリを開くと、設定画面になります。

「始める」をタップすると、WARPの簡単な説明が表示されます。

「次へ」をタップすると、VPNプロファイルのインストールについて説明が表示されます。

VPNプロファイルのインストールについての確認事項を読んだら、利用規約も同意するため「許可」をタップします。

通知は許可しなくてもWARPの動作自体に支障はないので、ここは「通知を許可」「今はしない」どちらを選んでも大丈夫です。

WARPアプリが起動しましたが、もう少し作業が必要です。

画面中央にあるスイッチをタップしてONにすると(初回のみ)VPNプロファイルのインストール画面に移動します。

ここで「VPNプロファイルをインストール」をタップすると、VPNプロファイルのインストールが始まります。

「VPN構成の追加」の許可を求めるシステムのダイアログが表示されるので、ここは「許可」を選択しましょう。

VPNプロファイルのインストールが成功し、「1.1.1.1」DNSに接続されました。

2回目以降はVPNプロファイルのインストールは不要

2回目以降はVPNプロファイルのインストール画面はスキップして、直接この表示になります。

ここまで、パスコードを入力するなどの操作は幾つかありましたが、あっという間にインストールすることができましたよ。

WARPの使い方

WARPのインストールと設定が終わったので早速使ってみましょう。

と言ってもWARPの使い方はあっけないほど簡単です。

WARPを開いて、真ん中のスイッチをONにした状態です。

この状態は「1.1.1.1」DNSに接続されてはいますが、WARPにはまだ接続されていません。

WARPに接続するには、画面右下にある「有効にする」をタップします。

たったこれだけの操作でVPNに接続され、安心してインターネットを使うことができます。

上の画像は速度制限なしの「WARP+」が有効になっている状態です。

有料プランの「WARP+」なら速度制限なしで動画もOK

WARPは無料でも使えますが、無料版では通信速度が制限されるため、動画などサイズの大きなファイルを送受信するのはかなり厳しいです。

有料版(1ヶ月550円)にアップグレードすると、速度制限が解除され、動画などの容量の大きなデータもスムーズにやり取りできるようになります。

実際に速度制限ありと速度制限なしで接続のスピードを比べてみました。

無料版(速度制限あり)での接続速度

Cloudflare WARP無料版(速度制限あり)での接続速度

無料版ではダウンロードが2~3Mbpsほど、実際に使ってみても通常の検索などで使うならほぼ問題ないと感じました。

ただ、Instagramなどデータが重いアプリを使うとちょっと厳しいかな、とも思います。

有料版(速度制限なし)での接続速度

続いて有料版で接続スピードを測定してみました。

Cloudflare WARP有料版(速度制限なし)での接続速度


ダウンロード速度が無料版の10倍ぐらいに速くなりました。

実際に使ってみても、これなら動画を送受信したりするのにもストレスなく使えそうです。

(2019年11月)上海浦東国際空港でWARPを使ってみました

上海浦東国際空港のフリーWiFiでWARPを使ってみました


一時帰国時に利用した上海浦東空港の無料WiFiを、WARP経由で使ってみました。

もともとの無料WiFiの速度が速くないので、有料版のWARP+を経由しても速度はあまり出ませんでしたが、無料WiFiでも問題なくLINEやGmailが使えたり、セキュリティの心配なく無料WiFiが使えるのはかなり助かりますね。

速度制限なしを体験できます

こちらのリンクからWARPを登録すると、有料プランの速度無制限モードを1GBまで体験することができます。

まずは1GB分を試してみて、有料プランに申し込むかどうかを決めるのもいいですね。

WARPを実際に使ってみた感想

WARPがリリースされた直後の9月末ごろから、WARPを普段使いのVPNと並行してしばらく使っています。

中国のネット規制はVPN業者と政府とのいたちごっこなので、複数のVPNがあると万が一ブロックされても安心なんです。

無料のVPNなどは速度がかなり遅くなることも多いのですが、WARPは速度もまずまずで、ふだんは無料版(速度制限あり)でも十分なように感じます。

ただ、アクセスが集中する時間帯や時期になると、ちょっとストレスを感じることもありました。

また、Instagramなど画像多めのアプリを開く時はかなり重く感じるので、有料モードか1GB体験を活用すると良さそうです。

WARPのここはちょっと…なデメリット

と、ここまでWARPのいいところばかり書いてきましたが、1ヶ月ほど使ってきて気になったこともいくつかあります。(と言っても些細なことばかりですが)

1. WARPでも繋がらない時は繋がらない

WARPがリリースされたのが9月下旬、この時期は中国の建国記念日とも言うべき「国慶節」があるため、中国のネット規制はかなり厳しくなります。

実際にWARPに対して規制がかかったのかどうかは分かりませんが、ピーク時にはWARPでもかなり接続が難しくなりました。

ただ、付け加えておくと国慶節などネット規制が強化される時期は基本的にVPNは全滅になるので、これをWARPの弱点と言うと少しかわいそうな気もします。

2. パソコン向けのアプリがない

2019年11月現在、WARPにはAndroidとiPhone向けのアプリがリリースされていますが、パソコン向けにはまだリリースがありません。

仕事でパソコンからアクセスすることが多い人にはまだWARPが使えないので、早くリリースされることを期待しています。

今のところ私はパソコンからExpressVPN、スマホからはWARPという使い分けをしています。

まとめ:WARPは安心して使える無料VPN、おすすめです。

WARPは世界的なCDN企業が運営しているという安心感と、無料である程度使えることなどを考えると、VPN初心者の方にはかなりお勧めできるVPNアプリだと思います。

既にVPNを使っている方も、予備のVPNとしてインストールしておくと、万が一の時にも安心ですよ。

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