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大西洋に浮かぶ「宝石の島」 あじさい咲き誇るアゾレス諸島に行ってきた

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少し前のことになりますが、ポルトガル旅行中に日帰りで「アゾレス諸島」という島に行ってきました。

大西洋の「宝石の島」とも呼ばれるポルトガル領アゾレス諸島の様子を、写真多めでお楽しみください。

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「宝石の島」アゾレス諸島

おそらく日本人で「アゾレス諸島」を知っているという人はかなり少ないと思います。

そういう私もポルトガル旅行に行くまでは全く知りませんでした。

アゾレス諸島は、大西洋のど真ん中に浮かぶ、9つの島と複数の岩礁からなるポルトガル自治領。

ポルトガルの首都リスボンからは約1200km、飛行機で約2時間の距離になります。

海流の影響もあってか気候が穏やかで、ヨーロッパ諸国はもちろん北アメリカからの観光客も数多く訪れる自然が美しい島々です。

旅行者の中にはアゾレス諸島を「宝石の島」と呼ぶ人もいて、その景色の美しさは世界的によく知られています。

アゾレス諸島の歴史

アゾレス(ポルトガル語の発音は「アソーレス」に近い)諸島は、1427年にポルトガル人によって発見されました。

これは、コロンブスがアメリカ大陸を発見するよりも約70年も前のこと。

アゾレス諸島は大航海時代の貴重な補給基地としてアメリカ大陸との交易に大いに貢献したのだとか。

「発見」以前のアゾレス諸島

考古学調査によって、アゾレス諸島もポルトガル人の「発見」以前にも人が居住していたことが分かっています。

ただ、その時期や、その頃アゾレス諸島にどんな人が住んでいたのかはよく分かっていません。

アゾレスは酪農が盛ん

酪農が盛んなアゾレス諸島の乳製品・肉製品

ポルトガルのスーパーにはアゾレス産の乳製品や肉製品が多く並んでいます。

アゾレス諸島は、日本で言う北海道のような位置づけなのかもしれません。

ポルトガル中南部のアレンテージョ地方も酪農が盛んな土地としてよく知られています。

英語なまりのポルトガル語

地元の人に「今からアゾレスに行ってくる」と言うと、「あそこのポルトガル語は英語なまりで聞きにくいからね~」とアドバイスが。

と言っても、私はポルトガル語が全くできないので、英語なまりだとむしろ助かる?ぐらいなのですが…

どうやら、上で述べたような歴史的な経緯もあって、アゾレス諸島にはカナダやアメリカ合衆国東海岸など、北アメリカからとの結びつきが強いようです。

スペースシャトルの着陸地点だったラジェス航空基地

アゾレス諸島の中央部に位置するテルセイラ島には、冷戦前に米軍の燃料補給地点だった航空基地(ラジェス航空基地)があり、現在でもアメリカ空軍が使用しています。

ラジェス航空基地は、(実際に使われたことはないものの)NASAのスペースシャトル緊急着陸地点としても知られていました。

サンミゲル島日帰りツアー

ポルトガルをしばらく旅行していた時のこと、現地で知り合ったポルトガル人に「国内でオススメの旅行先はどこ?」と聞いたところ、「自然が好きならアソーレス(アゾレス)がすごくいいよ!」と勧めていただいたんです。

調べてみると、リスボンから飛行機でさっと行ける距離のようです。

飛行機の空席状況を見てみると翌日の便に空きがあったので、さっそくチケットを予約して、翌日早朝にリスボン・ポルテラ空港へ。

アムステルダム、パリ、ミュンヘン、ハンブルグ、ロンドン、ルクセンブルグ、フランクフルト、バルセロナ…とヨーロッパ方面の都市がずらりと並ぶ発着掲示板に一つ、「Ponta Delgata」という地名が。

これが今回の弾丸ツアーの目的地、サンミゲル島にあるアゾレス諸島の州都「ポンタ・デルガダ」です。

航空会社はアゾレス航空、リスボン6:30発のS4121便でアゾレスへ向かいます。

アゾレス航空はポルトガル版「第3セクター」

アゾレス航空はアゾレス州政府TAPポルトガル航空(英語)が50%ずつ出資する半官半民の航空会社です。

アゾレス諸島はヨーロッパではよく知られた観光地・保養地ということもあってか、機内はほぼ満席。

機内パンフレットに手を伸ばすと、アゾレスの美しい写真の数々が載せられていました。

これが否が応でも期待が高まる、、、

と行きたいところですが、この日はあいにくの空模様。

天気予報を見ても、アゾレス諸島も似たような天気という予報です。

ただ、聞いた話でアゾレスの天気はコロコロと変わるらしく、かすかな期待を胸にポンタ・デルガダ空港へ向かいます。

当然のことながら日本人はおろか東洋人らしき人は全く見かけません。

アゾレス諸島に行こうなどという東洋人はまずいないのでしょうね。

アゾレス諸島はリスボンからちょうど時差1時間分(経度にして約16°)の東西差があり、実際にアゾレス諸島とポルトガル本土の間には1時間の時差が設定されています。

ポルトガル本土とアゾレス諸島の標準時

  • ポルトガル本土は西ヨーロッパ標準時(UTC±0、日本との時差は9時間)
  • アゾレス諸島ではアゾレス標準時(UTC-1、日本との時差は10時間)

が使われています。

どちらも3月の最終日曜日から10月の最終日曜日まで夏時間が実施され、日本との時差は1時間短くなります。

飛行機は雲を抜けて、ひたすら雲海の上を西に向かいます。

日本にいると、大西洋の上空を飛ぶというのはなかなかできない経験ですが、下は一面の雲、普段乗っている飛行機とそう大きな違いもありません。

水平飛行に移ると、朝食が配られました。

アゾレス航空の朝食は、サンドイッチに、ポルトガルの飲料メーカーCOMPAL社の特濃ネクタージュースのセットでした。

ポンタ・デルガダ空港

約2時間のフライトの後、飛行機はアゾレス諸島・サンミゲル島のポンタ・デルガダ空港に到着しました。

ポンタ・デルガダ空港はアゾレス諸島の9つの島を結ぶベース空港ともなっているので、この時はプロペラ機が何機か駐機していました。

簡素な作りの空港ターミナルビルを抜けて、タクシー乗り場へ。

サンミゲル島にもバスはあるようですが、旅行者のメインの交通手段はタクシーかレンタカー。

タクシー乗り場で行きたい場所を告げると、それなら主要観光スポットを巡る定額コースがいいと勧められて、迷わずそちらを選択。

半日コースを選んで、料金は50ユーロ(約6500円)。人数に関わりなく同額のようなので、何人かのグループならかなりお得だと思います。

アゾレス諸島では英語圏からの旅行者も多いことから、簡単な英語ならどこでも通じるようでした。

タクシーに乗ってしばらくすると、日本から遠く離れた土地なのにどこか懐かしい雰囲気のする風景が。

そう、アゾレス諸島にはなぜかアジサイがあちこちで咲いているんです。

「なぜか」というのも、アジサイをポルトガルでは見たことがなかったため。

「もしや…」と気になって調べてみると、驚いたことにアジサイは14世紀に日本から持ち込まれたものなのだとか。

Este arbusto originário do Japão, presente em todas as ilhas dos Açores. (アゾレス諸島のあちこちで見られるこの低木は、日本由来の植物です。)
出典:SIARAM :: Hortensia

14世紀の大昔に日本とアゾレス諸島にどんな交流があったのか(フランシスコ・ザビエルや鉄砲伝来は16世紀)、いったい誰がアジサイを持ち込んだのか、詳しいところは分かっていないようですが、なんだかロマンのある話ですね。

「ちょっと天気が悪いけど、島の天気は変わりやすいから、どこかできっと晴れるよ」とドライバーさん。

でも、霧に包まれたこの幻想的な景色も、悪くないなと思いつつ、ぜいたくなプライベートツアーを楽しみます。

いくつかの見どころスポットを巡りながら、サンミゲル島きっての絶景スポット「セッテ・シダーデス湖」へ。

セッテ・シダーデス湖

サンミゲル島の一番の景勝地「セッテ・シダーデス湖」は火山島の頂上にできたカルデラ湖。

中央に見える橋の手前と奥では水質が異なり、それぞれ「青の湖」「緑の湖」と呼ばれています。

ドライバーさんが湖が真横から見える展望台に移動してくれました。

この角度からだと湖水の色の違いが分かりやすいですね。

サンミゲル島中心部(ポンタ・デルガダ市街)へ

タクシーはサンミゲル島の最西端を通りながらサンミゲル島の中心部に向かいます。

サンミゲル島の中心部、ポンタ・デルガダのシンボル「ポルタス・ダ・シダーデ」に到着して、半日観光ルートは終了しました。

帰りの飛行機までもう少し時間があるので、残り時間はポンタ・デルガダ市街をぶらぶらと散策してみることに。

アゾレス諸島は欧米の富裕層の保養地、港にはお金持ちのヨットがたくさん係留されていますね。

ポンタ・デルガダの町並みはポルトガル風の石畳で舗装されていました。白黒の手切り石で模様を作るのがポルトガル流です。

少し街を散策して、通りで見つけたタベルナ(食堂)の雰囲気が気に入って、遅めのランチにすることにしました。

人気店のようでしたが、グループ客の隙間にねじ込んでもらえることに。

まずはアゾレス名物チーズの盛り合わせをオーダー。

チーズには蜂蜜がついていて、蜂蜜を付けながら食べるとチーズの旨味をより強く感じました。

ランチなのでメインは軽めに、ポルトガル人の大好きなポークチョップバーガー。

日本人的には肉質がちょっと硬めにも感じますが、噛めば噛むほど肉の旨味が感じられて、大人のバーガーといった感じですね。

そうこうしている内に帰りのフライトの時間になったので空港に向かい、飛行機でリスボンへ。

アゾレスはまさに「宝石の島」

今回は急きょ決めた日帰りアゾレス旅行だったので、じっくり見て回ることができませんでしたが、もし次の機会があればぜひゆっくり滞在してアゾレス諸島の自然の造形の美しさをじっくり堪能してみたい、とそんな風に思わされました。

もしポルトガル旅行へ行くチャンスがあれば、ちょっと足を延ばしてアゾレス諸島もプランに含めてみるのはいかがですか?