こんにちは!ペルー在住のユウスケです。
マチュピチュなど、見どころがたくさんある南米の国ペルーは、世界中から観光客が来る、ぜひ一度は来てみてほしいオススメの国です。
そんなペルーに着いてから、すぐに必要になるのが現地通貨のペルーソル。
両替の方法はいろいろありますが、ペルーに住んで1年になる私がオススメするのは、現地のATMを利用して現地通貨を引き出す方法です。
ということで、今回は日本のカードを使って、ペルーの銀行ATMを利用して、ペルーソルを引き出す方法をご紹介します。
ペルーの現地銀行ATMで使える日本のカード
ペルーのATMでは、基本的にVisa、Mastercard、Plusのマークのあるカードを利用する事が出来ます。
日本で発行されたカードにはこのようなタイプのものが利用できます。
- クレジットカード(海外キャッシング利用が可能なもの)
- Visa/JCBデビットカード(国際キャッシュカード)
ペルー現地銀行のATMはどこにある?
ペルー現地のATMは、空港や街中のいたるところにあります。
街中ではショッピングモール内や、銀行内、または専用のATMボックスが外に設置されていたりします。
ペルーの現地銀行でペルーソルを引き出してみた
今回は、ペルーでメジャーな2か所の現地銀行を利用してペルーソルを引き出してみました。
BCPのATMで日本のカードを使ってお金を引き下ろしてみた
まずは、空港やショッピングモールで特によく見かけるBCPのATMを利用してみました。
- カード挿入
日本のカードをカード挿入口に差し込みます。
今回はクレジットカードを使用しました。
カードが認識されたらContinuar(次へ)を押します。
- 言語選択
スペイン語か英語のどちらか、好きな言語を選択します。
今回は英語を選択しました。
どちらを選んでも表示言語が変わるだけで操作方法は変わりません。
- 暗証番号を入力
「Enter your PIN(暗証番号を入力してください)」と表示されたら、カードの4桁の暗証番号(PIN)を入力します。
- 取引内容を選択
「Select Desired Transaction(希望の取引を選択してください)」と表示されたら
Withdrawal(引き出し)
Balance Inquiry(残高確認)
の中から希望の取引を選択します。
Withdrawal(引き出し)を選びましょう。
- 取引口座を選択
「Select Account(口座を選んでください)」と表示されたら
Credit Card(クレジットカード)
Checking(当座口座)
Saving(普通預金)
の中から利用する口座を選択します。
今回はクレジットカードを選択しました。
- 金額設定
「Select Amount to Withdraw(希望金額を選択してください)」と表示されたら、設定された金額の中から希望の金額を選びます。
金額を手入力したい場合は、Disppense USS(手入力)を選んで、手元のキーパットから入力します。
- 手数料確認
手数料を確認する画面が表示されます。
「The use of this ATM will have a Charge of
S/13.50
The transaction may be subject to additional charges From your financial institution
(今回の取引に対して手数料が13・50ソルかかります。こちらの手数料はあなたの口座から引き落とされます。)」
との表示を確認したら、Confirm(次へ)を選択してください。
Cancel(中止)を選択した場合、取引が中止され挿入されたカードが返却されます。
- カード、お金、レシートを受け取る
カードが返却され、お金とレシートが出てくるので受け取ります。
これで取引完了です。
MultiredのATMでペルーソルを引き出してみた
次にMultiredのATMでお金を引き降ろしてみたいと思います。
ちなみにMultiredと言う名は、ATMの名前で、銀行名はBanco de la Nacion と言う名前です。
- カード挿入
日本のカードを挿入します。
今回はクレジットカードを使用しました。
- 言語を選択
英語かスペイン語から表示言語を選択できます。
Castellanoはスペイン語のことです。
今回は英語を選択しました。
- 暗証番号(PIN)を入力
「Please enter your password on the keyboard and press the annotation key(暗証番号をキーパットから入力してください。)」と表示されたら、日本のカードの暗証番号を入力します。
- 取引内容を選択
「Select your transaction(希望の取引を選択してください)」と表示されたら
WITHDRAWAL(引き出し)
Balance Inquiry(残高確認)
の中から希望の取引を選択します。
今回は、引き落としなのでWITHDRAWAL(引き出し)を選びましょう。
- 金額設定
「How many soles do you want(希望の取引額はいくらですか)」
と表示されたら、引き降ろしたい額を設定された金額の中から選択します。
- 取引方法を選択
取引口座を選択します。
SAVINGS ACCOUNT(普通預金)
CHECKING ACCOUNT(当座預金)
CREDITACCOUNT(クレジットカード)
の中から利用する口座を選択します。
今回はクレジットカードを選択しました。
- お金、レシートとカードを受け取る
お金、レシートとカードが順に出てくるので受け取ります。
これで取引完了です。
日本語で操作できるATM
InterbankのATMは、ペルーで唯一日本語で操作することができます。
ATMの使い方に不安がある方は、Interbankがおすすめです。
ペルーのATMの手数料と限度額
ペルーのATMはそれぞれの銀行で手数料や最大引き下ろし限度額が異なります。
BCPのATMは、手数料が500円ほどで、最大引き下ろし限度額は700ソルになります。
MultiredのATMは、カード会社の手数料をと合わせても200円ほどで、最大引き下ろし限度額は400ソル(約12,000円)です。
InterbankのATMは、手数料は18SOL(約550円)で、最大引き下ろし限度額400ソル(約12,000円)です。
そのほかの銀行ATMは、たいていの場合さらに手数料が高く、最大引き下ろし限度額は400ソル(約12,000円)になっています。
MultiredのATMが、使いやすさや、手数料などから見て一番おすすめです。
ペルーのATMを使う際の注意点
ペルーのATMでは、まれにATM機内にカードを飲み込まれてしまったり、ATM機内の紙幣がなくなってお金が出てこなくなった場合があります。
特に土日は紙幣が補充されず、何か問題が起きても対応してくれないので、可能であれば出来るだけ平日にお金を引き下ろしましょう。
ATMトラブル対応方法
もし、万が一トラブルが起きた場合には、ATM元の銀行に電話で問い合わせましょう。
近くにガードマンやお店の人がいる場合は、問い合わせてくれるように頼むのも良いですね。
安全面で心配なので、一般の人にはお願いしない方が無難ですよ。
ペルーでは基本的に英語が通じません。
もし電話での問い合わせが難しい場合は、銀行の支店に行ってみましょう。
トラブルがどこで起きたかを言えれば、対応してくれるはずです。
ペルー現地通貨の紹介
ペルーの通貨はSOL(ソル)と言い、スペイン語で太陽を意味します。
1ソルは日本円で約33円です。
硬貨は、小さい額から順に10センタボ、20センタボ、50センタボ、1ソルの4種類あります。
紙幣は、10ソル、20ソル、50ソル、100ソル、200ソルの5種類です。
ペルー現地通貨の流通事情
ペルーでは、現金が必須になります。
でも、街中の売店や屋台、土産屋などでは、100ソル以上のお金を出すと、よく取引を断られます。
たまに、50ソル紙幣でも断られる場合があります。
また、タクシーやバスは、お釣りがないという理由で、料金よりも多く取られてしまうこともあります。
細かいお金をできるだけ用意しておこう
銀行内のATMでお金を引き下ろした場合は、手数料なしで細かいお金に両替してくれます。
また、普段は20ソル紙幣を使って、ショッピングモールやマクドナルド、スタバといったところで大きなお金を使うなど、使い分けるといいですよ。
小銭も、多めに持っておくといろいろ便利ですよ。
まとめ
ペルーのATMを使ってお金を引き下ろす方法はとても簡単で、トラブルもほとんどありません。
上手にATMを利用して、快適なペルー旅行を楽しんでくださいね!