【最新レート比較】台湾ドル両替がお得になるおすすめの方法は?余った小銭を日本円に戻す時に使える裏ワザも紹介!

台湾旅行が近づくと気になるのが、台湾の天気と両替レート。

そこで、台湾ドルの両替レートや手数料がお得なのはどこか、最新の情報を見やすくまとめてみることにしました。

記事では旅行日数ごとの両替額の目安や、余った小銭をお得に両替する裏ワザも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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東南アジア、アフリカ、オセアニア、南アメリカなど世界各国に散らばるわーとら!編集部が現地の生の情報をお届けしています。

  1. はじめに:台湾ドルへの両替方法、おすすめは?
    1. 空港で両替すると高いから銀行で両替しておく?
    2. 台湾現地の空港で両替すると、どのくらいお得?
    3. 台湾では街中で気軽に両替できる?
    4. 台湾旅行に両替はいくら必要?
    5. 台湾でクレジットカードはどのくらい使える?
    6. 余った台湾ドルを日本円に戻す(再両替する)には?
    7. 台湾ドルに偽札はある?
  2. 日本で両替する時のレート比較【銀行・空港・宅配】
    1. 日本の銀行での外貨両替レートは?
    2. チケットショップ(金券ショップ)の台湾ドルレートはお得?
    3. 意外と両替レートが良い宅配両替
    4. 日本の空港で台湾ドルに換金するとレートは?
    5. 成田空港
    6. 羽田空港
    7. 関西国際空港
    8. 中部国際空港(セントレア)
    9. 日本での台湾ドル両替レートまとめ(2020年4月16日更新)
  3. 台湾現地で両替する場合のレート比較【空港・市内・ATM】
    1. 桃園空港・台北松山空港・高雄空港で両替
    2. 留学生など長期滞在者向き:台北市内の銀行で両替
    3. 台湾でクレジットカードを使った場合のレート比較
    4. 台湾のATMで海外キャッシングする場合のレート比較
    5. 海外プリペイドカード
    6. Visa/Master/JCBデビット(国際キャッシュカード)
    7. クレジットカード
  4. 台湾ドルの両替レート比較まとめ(2020年4月16日更新)
  5. 台湾の通貨「ニュー台湾ドル」
    1. 台湾ドルの紙幣と硬貨(コイン)
    2. 台湾ドルのレート推移
    3. 台湾ドルの今日のレートを知るには?
  6. 留学や買い出しの場合は注意!通貨の持ち出し・持ち込み制限

はじめに:台湾ドルへの両替方法、おすすめは?

台湾ドルへの両替方法は、初心者向け~上級者向けまでたくさんの種類がありすぎて、全部を調べていると頭が痛くなってきてしまうほど。

できればお得に両替したいけど、日本語が通じなかったり面倒なのはちょっと不安かな…

そんなあなたのために、簡単・安心で、しかもお得に両替できる方法を探してみました。

空港で両替すると高いから銀行で両替しておく?

日本で台湾ドルに両替する場合、(地方空港を除いては)空港の両替店も街中の銀行も、両替レートはほぼ同じです。

だいぶ以前には空港の両替店は割高な手数料を取っていた時代もあったようですが、今は(一部を除いて)そんなことはなくなっていますよ。

また、台湾ドルを取り扱っている銀行・店舗は少なく、市内の銀行は営業時間も短いので、台湾ドルを扱っている銀行(店舗)をわざわざ探して両替するメリットはあまりないですね。

地方空港を利用される方などで、出発までまだ時間があるなら宅配両替(外貨宅配)もおすすめです。送料がかかりますが、レートは意外と悪くないですよ。

台湾現地の空港で両替すると、どのくらいお得?

台湾ドルの場合、日本で両替するより現地で両替する方が5%~10%ほどお得です(日によって幾らかの変動はあります)。

台湾の空港の両替店では、(カタコト程度ですが)日本語が通じる店員さんがいることがほとんどなので言葉の心配はありません。

また、台湾で両替する大きなメリットの一つが、小額紙幣を混ぜて両替してくれること。

アンケートでもこんなコメントをいただきました。

台湾の空港両替店は日本人馴れしていて対応も丁寧で、質問にも親切に答えてくれましたし、大きい額面と小さい額面のお札を混ぜてくれたので助かりました。

日本の銀行や両替所などで両替すると、「100台湾ドル札は枚数に制限があります」と言われることが多いですからね…

夜市などでは高額紙幣を受け取ってもらえないこともあったりするので、小額紙幣を入れて両替してくれるのはかなりポイント高いですよ。

深夜便・早朝便でも両替できる?

台湾の空港両替店は24時間いつでも開いているので深夜早朝便でも大丈夫です。空港内なので深夜早朝でも治安の心配なくちゃんと両替できますよ。

台湾では街中で気軽に両替できる?

台湾の街中に両替店は多くない(写真は台北市内)

台湾は韓国や香港などとは違い、街中に両替店はそれほど多くありません。

銀行での両替は待ち時間がかなり長いですし、旅の途中での両替はけっこうな時間のロスになるので、台湾旅行の両替は到着した空港でまとまった額を両替しておくのが賢い方法です。

台湾旅行の途中で追加の両替が必要になった時には、デパートの両替所のレートが良心的でオススメですよ。

「昇祥茶行」はレートがいいって本当?

レートが良いと言われる街中の両替店と言えばTVでも紹介されたことのある「昇祥茶行」などのお茶屋さんがありますが、実はこれ、「街中の両替店の中では良心的」というぐらいの意味で、実際のレートは空港とほぼ変わらないことがほとんどです。

台湾旅行に両替はいくら必要?

「台湾ドルの両替は最初にまとめてがおすすめ」って言われても、どのくらい両替したらいいのか分からないよ。

確かに、旅行中に現金がいくらぐらい必要か、特に初めての台湾旅行ではなかなか予算を立てづらいですよね。

少し前にタビレッテでは、台湾旅行経験者100名を対象にアンケート実施しました。

その中で「台湾旅行に行く時にはいくら両替しますか」という質問をしたのでその結果を少しご紹介したいと思います。

現金派の台湾ドル両替予算は1日1万円~

まず、台湾旅行中の支払いは現金が中心という「現金派」の人たちに聞いてみたところ、1日あたり10000円台の予算で両替しているという方が約半数という結果に。

2020年1月18~19日にかけて調査。台湾旅行で現金をよく使う人に日数と両替する額を尋ね1日あたりの両替額を算出。

クレカ派の台湾ドル現金両替予算は1日5000円~

次に、台湾旅行中に比較的クレジットカードを使うことが多い「クレカ派」の人たちに聞いてみたところ、同じく1日1万円台の方が約半数ではあるものの、1日5000円以下という方も30%以上いることが分かりました。

2020年1月18~19日にかけて調査。台湾旅行でクレジットカードをよく使う人に日数と両替する額を尋ね1日あたりの両替額を算出。

もちろん、旅のスタイルによって必要な金額は様々ですが、「1日あたり1万円前後」を目安に両替しておくのがよさそうですね。

台湾でクレジットカードはどのくらい使える?

台湾のクレカ事情について検索してみると、「意外とクレカが使える」から「クレカはあまり使えない」まで真逆の意見がほぼ同じほどあったりするので、いったいどちらなんだと思われる方も多いはず。

一つの目安として、もし台湾旅行中に買い物や食事をするのが個人店や夜市・朝市中心なら「クレカはあまり使えない」と思っておいた方がいいですね。

台湾の個人店でクレカを使える所は非常に少ないです。

ツアーなどで、有名観光地を中心に巡る旅だったり、デパートなど商業施設をよく利用するプランの場合は、「意外とクレカが使える」と思われるはず。

台湾では、国際ブランドのVisa, Mastercardの他にJCBも広く利用できます

台湾の有名な観光地やレストランではクレカが使えることが多いです。

現金を両替するのは最小限にして、旅行中はできるだけクレジットカード払いにすると、帰りに台湾ドル現金の余りが出るのを避けられますね。

余った台湾ドルを日本円に戻す(再両替する)には?

旅の最終日に台湾ドルがたくさん余ってしまったら、日本に戻る前に台湾の空港で再両替(台湾ドルを日本円に戻す)してしまいましょう。

台湾の空港での再両替には100.0台湾ドル
(約360円)の手数料がかかりますが、台湾の再両替レートは日本に比べて1000台湾ドルあたり500円近く有利ですから、1000台湾ドル以上の現金が手元に残っているなら台湾で日本円に戻してしまう方がお得になりますね。

台湾ドルを日本円に戻す(再両替)レート比較

両替場所NT$ 3000NT$ 10000NT$ 30000
関空直営9,539円31,797円95,390円
ドルユーロ34,022円103,467円
三菱UFJ9,239円30,798円92,393円
台湾銀行 (空港)10,276円35,082円105,953円
セントレア直営8,971円29,904円89,713円
GPA (成田空港直営)9,228円30,760円92,279円
インターバンク9,561円34,062円104,065円
両替オンライン9,460円33,400円101,799円
SMBC信託(三井住友)9,219円30,731円92,194円
兆豊銀行 (空港)10,276円35,082円105,953円
タビレッテ調べ 2020/04/16更新

台湾ドルの小銭を再両替する裏ワザ

慣れない海外旅行で、気がついたら小銭が溜まってしまうのは良くあること。
でも、日本の各空港にある「ポケットチェンジ」という両替機を使えば、再両替が難しい台湾ドルの小銭もSuicaやAmazonギフト券などの電子マネーに交換することができますよ。

中部国際空港(セントレア)アクセスプラザに設置されているポケットチェンジ

ポケットチェンジの使い方はこのサイトの記事が詳しいので参考にしてください。

台湾ドルに偽札はある?

海外旅行で心配なのが、偽札をつかまされること。特に、現地のお金を見慣れていない外国人旅行者が、偽札を見破るのは難しいですね。

以前は台湾ドルにも、頻度は少ないものの偽札が存在していましたが、2005年に偽造防止対策を施した新券面に改版された後は、偽札被害に遭うことはほぼなくなりました

2009年には日本人がタクシーで偽札被害に遭う事件がありました。ただ、この事件で使われた偽札は非常に稚拙な作りだったとのことなので、外国人観光客が狙い撃ちにされた可能性が高いです。

そもそも台湾ではお釣りで受け取る紙幣は最高でも500.0台湾ドル
(約1,800円)と、それほど高い金額にはなりません。

台湾旅行で偽札を必要以上に心配する必要はないと言って良いでしょう。

日本で両替する時のレート比較【銀行・空港・宅配】

ここからは、それぞれの両替方法や両替場所によるレートの違いを詳しく見ていくことにしましょう。

日本の銀行での外貨両替レートは?

三菱UFJ銀行 新宿中央支店 外貨両替コーナー

まずはメガバンクの外貨両替コーナーの両替レートを調べてみました。

両替場所1万円5万円10万円
三菱UFJNT$​2,451NT$​12,255NT$​24,510
ワールドカレンシーショップ (MUFG系)NT$​2,451NT$​12,255NT$​24,510
SMBC信託(三井住友)NT$​2,455NT$​12,275NT$​24,550
タビレッテ調べ 2020/04/16更新
日本の銀行で両替する場合、在庫している紙幣額面以下の端数は日本円でお釣りとして返却されます。

メガバンクの両替レートはどこも横並びです。

また、外貨両替ができる支店・出張所は限られているので、事前に各銀行のサイトで取り扱いの有無を確認してから出掛けるようにしましょう。

ゆうちょ銀行では台湾ドルを取り扱っていないので注意してくださいね。

チケットショップ(金券ショップ)の台湾ドルレートはお得?

最近、駅前にあるチケットショップ(金券ショップ)などでも「外貨両替」の看板を良くみるようになってきました。

ということで、薄利多売に強いチケットショップなら台湾ドルのレートもお得かも?と東京駅前の「大黒屋」さんなどチケットショップのレートを調べてみました。

チケットショップ(金券ショップ)の両替レート比較

両替場所1万円5万円10万円
三菱UFJ(参考)NT$​2,451NT$​12,255NT$​24,510
JマーケットNT$​2,457NT$​12,285NT$​24,570
[名古屋]チケットセンターNT$​2,515NT$​12,575NT$​25,150
[大阪]アイギフト/チケットコングNT$​2,684NT$​13,420NT$​26,840
タビレッテ調べ 2020/04/16更新
日本の金券ショップで両替する場合、在庫している紙幣額面以下の端数は日本円でお釣りとして返却されます。

参考までに三菱UFJ銀行の両替レートと比較してみましたが、金券ショップのレートも銀行のレートにほぼ連動していると考えてよさそうです。

意外と両替レートが良い宅配両替

「ドルユーロ」で実際に両替してみました。

宅配両替のレート比較

両替場所1万円5万円10万円
ドルユーロNT$​13,375NT$​26,940
両替オンラインNT$​2,473NT$​13,225NT$​26,665
インターバンクNT$​2,524NT$​13,668NT$​27,598
タビレッテ調べ 2020/04/16更新
上の表はレート比較のために送料や振込手数料などを加味した計算上の換算額を示したものです。実際の宅配両替では、台湾ドルの額面を指定して注文します。

上の表には送料を考慮した実質レートを記載していますが、5万円以上の両替なら銀行よりもレートが良いですね。

日本の空港で台湾ドルに換金するとレートは?

日本の空港両替所で両替する場合、在庫している紙幣額面以下の端数は日本円でお釣りとして返却されます。

成田空港

両替場所1万円5万円10万円
三菱UFJ(第1 第2)NT$​2,451NT$​12,255NT$​24,510
GPA (成田空港直営)(第1 第2 第3)NT$​2,454NT$​12,270NT$​24,540
SMBC信託(三井住友)(第1 第2)NT$​2,455NT$​12,275NT$​24,550
京葉銀行(第1 第2)NT$​2,481NT$​12,405NT$​24,810
タビレッテ調べ 2020/04/16更新

羽田空港

両替場所1万円5万円10万円
SMBC信託(三井住友)NT$​2,455NT$​12,275NT$​24,550
タビレッテ調べ 2020/04/16更新

関西国際空港

両替場所1万円5万円10万円
三菱UFJNT$​2,451NT$​12,255NT$​24,510
SMBC信託(三井住友)NT$​2,455NT$​12,275NT$​24,550
関空直営NT$​2,519NT$​12,595NT$​25,189
タビレッテ調べ 2020/04/16更新

中部国際空港(セントレア)

両替場所1万円5万円10万円
三菱UFJNT$​2,451NT$​12,255NT$​24,510
セントレア直営NT$​2,457NT$​12,285NT$​24,570
タビレッテ調べ 2020/04/16更新

日本での台湾ドル両替レートまとめ(2020年4月16日更新)

両替場所1万円5万円10万円
ドルユーロNT$​13,375NT$​26,940
三菱UFJNT$​2,451NT$​12,255NT$​24,510
GPA (成田空港直営)NT$​2,454NT$​12,270NT$​24,540
SMBC信託(三井住友)NT$​2,455NT$​12,275NT$​24,550
セントレア直営NT$​2,457NT$​12,285NT$​24,570
関空直営NT$​2,519NT$​12,595NT$​25,189
インターバンクNT$​2,524NT$​13,668NT$​27,598
タビレッテ調べ 2020/04/16更新

台湾現地で両替する場合のレート比較【空港・市内・ATM】

続いては、台湾に到着してからの両替場所とレートを比較していきます。

桃園空港・台北松山空港・高雄空港で両替

桃園空港の両替所(兆豐銀行)

桃園空港・台北松山空港・高雄空港の台湾主要3空港には、それぞれに台湾銀行と兆豐国際商業銀行の両替所が多数設置されています。

現地空港での換算レート比較

両替場所1万円5万円10万円
台湾銀行 (空港)NT$​2,664NT$​13,440NT$​26,910
兆豊銀行 (空港)NT$​2,665NT$​13,445NT$​26,920
タビレッテ調べ 2020/04/16更新
空港での両替では手数料として30.0台湾ドル
(約108円)が徴収されるので、グループ旅行ではまとめて換金するとお得です。

桃園空港・台北松山空港・高雄空港に設置されている両替店の一覧

台湾の主要3空港に設置されている両替店のうち、一般エリアにあるものを一覧にまとめました。

この表の他にも入国審査前の制限エリアにも両替店があるので、入国審査前に両替しておくのも安心です。

以下の表では、T1=第1ターミナル、T2=第2ターミナル、台=台湾銀行、兆=兆豊国際商業銀行と表記しています。
桃園空港 T1 一般エリア
B1階09:00~15:30
B1階06:30~15:30
1階24時間
1階05:30~21:30
1階12:00~21:00
3階05:30~22:40
3階05:30~21:30
桃園空港 T2 一般エリア
B2階09:00~15:30台 兆
1階08:50~23:50
1階24時間
3階05:30~22:30
3階05:30~23:00
台北松山空港 国際線
到着ロビー8:00~22:30台 兆
高雄空港 国際線ターミナル
1階到着ロビー09:00~00:00
1階到着ロビー09:00~21:00

留学生など長期滞在者向き:台北市内の銀行で両替

P1000058.JPG | Hideki Yoshida | Flickr

台湾の銀行両替レート比較

両替場所1万円5万円10万円
高雄銀行NT$​2,656NT$​13,680NT$​27,460
玉山銀行NT$​2,657NT$​13,685NT$​27,470
臺灣銀行NT$​2,694NT$​13,470NT$​26,940
兆豐銀行NT$​2,695NT$​13,475NT$​26,950
王道銀行NT$​2,745NT$​13,725NT$​27,450
花旗銀行NT$​2,749NT$​13,745NT$​27,490
渣打銀行NT$​2,751NT$​13,755NT$​27,510
凱基銀行NT$​2,752NT$​13,760NT$​27,520
星展銀行NT$​2,756NT$​13,780NT$​27,560
タビレッテ調べ 2020/04/16更新
台湾の銀行での両替には有効な身分証明書などの提示が必要な場合があります。また、申込書の記入が必要だったり待ち時間が長かったり、時間のロスが多いので短期旅行者にはおすすめできません。

台湾では銀行によって両替レートが若干異なりますが、レートが良い銀行と悪い銀行の差は最大でおおむね1万円あたり100.0台湾ドル
(約360円)程度の差になることが多いようです。

台湾に住んでいる方でまとまった額の両替が必要になった時は、レートの有利な銀行を狙って両替に行ってみるのもいいですね。

台湾でクレジットカードを使った場合のレート比較

台湾でクレジットカードを使って買い物や食事などの支払いをした場合、カード会社ごとに異なる為替レートで計算されます。

同じカード会社でも国際ブランド(カード券面にあるVisa・Master・JCBなど)が異なるとレートが若干異なります。

代表的なクレジットカードをショッピングに利用した場合のレートを調べてみました。

クレジットカードの換算レート比較

両替場所1万円5万円10万円
三井住友VISAカード​NT$​2,728NT$​13,640NT$​27,280
dカード​NT$​2,729NT$​13,645NT$​27,290
エポスカードNT$​2,743NT$​13,715NT$​27,430
楽天カードNT$​2,743NT$​13,715NT$​27,430
イオンカードセレクトNT$​2,749NT$​13,745NT$​27,490
タビレッテ調べ 2020/04/16更新
上の表はレート比較のためにカード会社事務手数料を差し引いた計算上の換算額を示したものです。

台湾のATMで海外キャッシングする場合のレート比較

台湾には日本と同じように空港や駅、また市内のあちこちにATMが設置されています。

現地のATMで、自分の手持ちのカードを使って現金を引き出すと、引き出した台湾ドルに相当する額の日本円が換算されて自分のカード口座から引き落とされる(もしくは後日請求される)という仕組みになっています。

ATMでは多額の両替ができません

台湾のほとんどのATMでは、一回あたりの引き出し(換金)限度額が20,000.0台湾ドル
(約72,000円)
まで、一日あたりの引き出し限度額は100,000.0台湾ドル
(約360,000円)に制限されています。

生活費や買い付け資金などある程度まとまった額の台湾ドルが必要になる場合は注意してください。

海外プリペイドカード

旅行会社やクレジットカード会社が発行している「海外専用プリペイドカード」には海外キャッシング機能が付いているものが多く、出発前にチャージしておいた金額を現地のATMで台湾ドルにして引き出すことができます。

入金手数料や年会費、ATM手数料などがかかるのでレートは現金両替より少し割高なことが多いですが、銀行口座と繋がっていないので防犯対策として海外プリペイドカードを作る方も多いようです。

海外プリペイドカードを現地ATMで使った場合の両替レート比較

上の表はレート比較のためにATM手数料やカード会社事務手数料を差し引いた計算上の換算額を示したものです。台湾のATMでは実際には引き出し額を1000台湾ドル単位で指定します。
  • 海外プリペイドカードについて詳しくはこちら

Visa/Master/JCBデビット(国際キャッシュカード)

最近では多くの銀行が発行しているVisa/Master/JCBの国際ブランド付きデビットカード。

ほとんどのデビットカードには「国際キャッシュカード機能」が付いているので、台湾の現地ATMで台湾ドルを引き出すと、その額が自動的に日本円に換算されて銀行口座から引き落とされるというシステムになっています。

Visa/Master/JCBデビットカードを現地ATMで使った場合の両替レート比較

両替場所1万円3万円5万円
三菱UFJデビット (ATM)​NT$​2,640NT$​7,978NT$​13,316
三菱UFJデビット (ATM)​NT$​2,675NT$​8,085NT$​13,495
楽天デビット (ATM)​NT$​2,707NT$​8,121NT$​13,535
楽天デビット (ATM)​NT$​2,712NT$​8,136NT$​13,560
ミライノ デビット (ATM)​NT$​2,720NT$​8,160NT$​13,600
タビレッテ調べ 2020/04/16更新
上の表はレート比較のためにATM手数料やカード会社(カード発行銀行)事務手数料を差し引いた計算上の換算額を示したものです。台湾のATMでは実際には引き出し額を1000台湾ドル単位で指定します。

クレジットカード

「キャッシング枠」を設定しているクレジットカードでは、海外キャッシング機能を使って現地ATMで台湾ドルを引き出すことができます。

クレジットカードの海外キャッシングを利用すると、ATMの利用日から返済日(一般には翌月引き落とし日)までの日数に応じた利息がかかります。

ただし、ATM利用から引き落としまで45日間の日数が空いたとしても利率は2.2%(年利18%の場合)ととても低いので、上手に使えばかなり両替手数料を節約できます。

実際わたしも、ほとんどの海外出張・旅行で海外キャッシングを使って両替していますよ。

クレジットカードを現地ATMで使った場合の両替レート比較

両替場所1万円3万円5万円
エポスカード (ATM)​NT$​2,673NT$​8,139NT$​13,605
楽天カード (ATM)​NT$​2,673NT$​8,139NT$​13,605
セディナカード (ATM)​NT$​2,733NT$​8,199NT$​13,665
タビレッテ調べ 2020/04/16更新
上の表はレート比較のためにATM手数料やカード会社(カード発行銀行)事務手数料を差し引いた計算上の換算額を示したものです。台湾のATMでは実際には引き出し額を1000台湾ドル単位で指定します。ATM利用日から45日後に銀行引き落としの場合の日数で手数料(利息)を計算しています。

台湾ドルの両替レート比較まとめ(2020年4月16日更新)

ここまでで出てきた日本・台湾それぞれの両替方法の中から代表的なものを一挙に並べて、両替レートのお得度ランキングを付けるとこうなります。

順位両替場所1万円5万円10万円
7位三菱UFJ(日本の銀行で両替)NT$​2,451NT$​12,255NT$​24,510
6位GPA (成田空港直営)(日本の空港で両替)NT$​2,454NT$​12,270NT$​24,540
5位SMBC信託(三井住友)(日本の銀行で両替)NT$​2,455NT$​12,275NT$​24,550
4位インターバンク(宅配両替)NT$​2,524NT$​13,668NT$​27,598
3位台湾銀行 (空港)(台湾の空港で両替)NT$​2,664NT$​13,440NT$​26,910
2位楽天カード (ATM)​NT$​2,673NT$​13,605
1位セディナカード (ATM)​NT$​2,733NT$​13,665
タビレッテ調べ 2020/04/16更新

台湾旅行をお得に楽しむには、ちょっと勇気を出して現地の空港両替所で小額を両替して、現地ではなるべくカードで支払いをするのがコツですね。

これからもよく海外に行くので両替レートにこだわりたい、という方ならクレジットカードの海外キャッシングがおすすめですよ。

台湾の通貨「ニュー台湾ドル」

台湾(中華民国)で発行・流通されている通貨は一般に「台湾ドル(台幣)」と呼ばれています。

台湾の通貨には「台湾ドル」、「ニュー台湾ドル〈新台幣)」、「台湾ドル」、「NTドル」と、いくつかの呼び方がありますが、どれも同じものを指しています。

台湾ドルの通貨単位は「」ですが、台湾の話し言葉では「(クワイ)」という言い方がされます。また、紙幣やコインには「」と印刷・刻印されているので、「圓」=「元」=「塊(クワイ)」という関係を覚えておきましょう。

台湾ドルの紙幣と硬貨(コイン)

台湾ドルでは、一般的に1000元、500元、100元の3種類の紙幣と、50元、10元、5元、1元の4種類の硬貨が使われています。

200元、2000元の紙幣や20元コインもあるようですが、ほとんど流通していないため旅行者の目に触れることはまずないでしょう。

ほとんどのお店で1000元札などの高額紙幣も使えますが、夜市などでは時折受け取ってもらえない、ということもあるようです。

台湾ドルのレート推移

ここ最近の台湾ドルの外貨両替レートは、1台湾ドルあたり3.5円前後で推移しています。

台湾ドルのレート推移(2019年~2020年) 出典:xe.com

台湾で買い物をする時には、300台湾ドル=1,000円で計算すると簡単に日本円換算額が分かりますよ。

台湾ドルの今日のレートを知るには?

台湾ドルの今日のレートを知るには、台湾銀行の公表している為替レートを参照するのが確実です。

臺灣銀行牌告匯率

上のサイトで「現金匯率」の「本行買入」の欄を見ると日本円⇒台湾ドルへの現金両替レートが分かります。

銀行間のレートの差を詳しく調べたい時にはFindRateという両替レート比較サイトが便利です。

留学や買い出しの場合は注意!通貨の持ち出し・持ち込み制限

短期の台湾旅行などではほとんど気にする必要はありませんが、日本円・台湾ドル含めて通貨を大量に海外に持ち出したり持ち込んだりすることには規制があります。

例えば日本の場合、通貨の種類を問わず100万円(または100万円相当の外貨)以上を持ち出したり持ち込んだりする場合には申告が必要です。

台湾では、外貨を1万米ドル(約110万円)以上持ち込んだり持ち出したりする場合には申告が必要で、台湾ドルは60,000.0台湾ドル
(約216,000円)以上の持ち込み・持ち出しに許可が必要
です。

商品の買い付けなどで多額の現金を台湾に持っていく、という場合はこの制限にも注意しておきましょう。

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