海外へ行くとき、お金をどうするかは重要なポイントですね。
「現金をたくさん持ち歩くのはちょっと不安…」
「クレジットカードって海外でも使える?」
現地の現金はもちろん必要ですが、クレジットカードがあると海外旅行はもっと便利になりますよ。
この記事では、イオンカードの海外での使い方を詳しく説明していきたいと思います。
イオンカードを既に持っている方も、イオンカードを検討中の方もぜひ参考にしてください。
イオンカードは海外でも使えます

イオンカードは日本のクレジットカードですが、カード右下にJCB Visa Mastercardのマークが付いていれば、海外でも使うことができるんです。
では、せっかくの海外旅行ですから、現地でもイオンカードがスムーズに使えるように、いくつか準備をしておきましょう。
VISA, Mastercardマークが付いているイオンカードは基本的に世界中どこの国・どのお店で使えますが、JCBタイプは国やお店によって使えないことがあります。
これからイオンカードを作ろうと考えている方には、VISAかMastercardタイプがオススメです。
準備その①:暗証番号の確認

海外でクレジットカードを使って買い物をすると、ほとんどの場所で暗証番号の入力を求められます。
それで、暗証番号を覚えていない、忘れてしまったという人は、旅行前に暗証番号を確認しておきましょう。
イオンカードの場合、暗証番号の問い合わせは郵送での回答になるので、旅行の予定が決まったら十分早めに確認しておくといいですね。
方法① MyPageから(本人カードのみ。家族カードは電話で確認が必要)
- イオンカードMyPageサイトにログイン
- MyPageサイトのトップページ右側のナビゲーションから「資料請求」をクリック
- 請求する資料の項目から「暗証番号照会通知文書」を選択
方法② 電話で
- 固定電話から(無料) 0120-223-212、ケータイから(有料) 0570-064-750 または 043-331-0999 にかける
- 0# → 222#をプッシュ。
準備その②:支払い方法の確認

イオンカードを海外で利用すると、支払い方法を選ぶことはできません。
海外では自動的にカードを申し込んだときに指定した方法(1回払い・リボ払い)での支払いになるので、あらかじめ支払い方法を確認しておくことをお勧めします。
MyPageの「カード登録内容照会・変更」から確認・変更ができます。
準備その③:利用限度額の確認

海外旅行へ行くと、普段よりクレジットでの支払いをすることが多くなるものです。
旅行中に限度額に達してしまい、その後カードが使えなくなってしまうと、とても困りますよね。
海外旅行前にカードの限度額を確認しておくと安心です。
限度額に不安がある場合、一時増額ならすぐに対応してくれることが多いようです。「海外旅行に行くので、一時増額してください」とお願いしてみるといいですね。
方法① MyPageから
- 利用限度額の確認ページにログインして確認
- 同じページから「カードのご利用可能枠変更申請」もできます。
方法② 電話で
- 固定電話から(無料) 0120-223-212、ケータイから(有料) 0570-064-750 または 043-331-0999 にかける
- 利用可能額の照会の場合は 0# → 211#、利用可能枠の増額申請書請求は 0# → 214#をプッシュします。
イオンカードはどこで使えるの?

海外でクレジットカードが利用できるところはたいていお店の入り口やレジにクレジットカード会社のステッカーが貼ってあります。
イオンマークかカード右下のマーク(VISA, Mastercard, JCBのいずれか)と同じステッカーがあれば、そのお店でイオンカードを使うことができます。
海外での利用方法

海外でのクレジットカードの利用場面は主に「ショッピング」と「キャッシング」の2つです。
それぞれの場合の使い方を見ていきましょう。
買い物(ショッピング)

- 支払いをするときにカードを出します。
- 金額があっているかしっかり確認します。
※海外では金額を間違えられることが珍しくないので十分注意しましょう - 金額に間違いがなければ、指定された場所にサインをするか、端末に暗証番号を入力します。
※サインはカードの裏と同じ書き方をします。暗証番号は海外では6桁が一般的ですが、4桁の暗証番号を入力した後「Enter」を押すか、4桁の暗証番号の後ろに「00」を付ければOKです。 - カードと売上票の控えを忘れずに受け取ります。売上票は後日確認できるように保管しておきましょう。
イオンカードは、カード申し込みの時に海外利用時の支払い方法を指定することになっています。海外ショッピングでの支払い方法は常にその指定の方法になり、レジで支払い方法を選択することはできません。
現地通貨の引き出し(キャッシング)

イオンカードのもう一つの便利な使い方は、現地のATMで現地の通貨を引き出す「海外キャッシング」です。
「キャッシング」というと少し抵抗があるかもしれませんが、賢く使うととても便利ですよ。
キャッシングの利用枠が0になっていると、旅行先に着いてから現金を引き出すことができません。
海外旅行に出かける前には必ず、キャッシング枠の限度額を確認しておきましょう。
ATMの使い方
ATMによって操作方法はそれぞれ違いますが、一般的な操作方法の例を紹介します。

- まず、手持ちのイオンカード右下のVISA, Mastercard, JCBマークを確認します。
- 次にATMに表示してあるマークを確認します。
- カードのマークとATMのマークが以下の組み合わせならキャッシング利用可能です。
- VISAブランドのイオンカード→VISAもしくはPLUSのマークがあるATM
- Mastercardブランドのイオンカード→MastercardもしくはCirrusのマークがあるATM
- JCBブランドのイオンカード→JCBのマークがあるATM
- カードを入れます。
- 言語を選択します。(以下では、英語での操作方法を説明します)
- 「Enter PIN」または「Enter Your Secret Code」(暗証番号の入力)と表示がされたら、暗証番号を入力します。
- 「Select Transaction(取引内容の選択)」という画面になったら、「Withdrawal(引き出し)」を選びます。
- 「Select Source Account」または「Select Your Account Type」(引き落とし口座の選択)と表示がされたら、「Credit」または「Cash in Advance」(クレジット口座)を選びます。
- 「Select an Amount」または「Select Dispense Amount」(引き出す金額を選択)と表示がされたら、引き出したい金額を現地通貨で入力します。
- 「Would you like another transaction?(続けて他の取引きをしますか)」と聞かれたら、続けたい場合は「Yes」、操作を終わる場合は「No」を選択します。
- 現金、カード、明細書を忘れずに取ります。明細書は保管しておきましょう。
海外のネットショッピングでの支払い
海外のネットショッピングでも日本語利用が可能なサイトはたいていイオンカードも使えますが、その他の場合は「やってみないと分からない」というのが実際のところです。
VISA/Mastercardのみ利用可能なサイトでは、JCBタイプのイオンカードは利用できません。
また、日本のカードが利用可能な海外のサイトでも、不正利用防止のセキュリティーが働いて、イオンカード側で決済が拒否される場合があります。
この場合は、「本人認証サービス(3Dセキュア)」(無料) などのセキュリティ機能を利用することで、海外サイトでも決済ができるようになることがあります。
「本人認証サービス(3Dセキュア)」の申し込みは、イオンカードのサイトからできます。
海外で使うときの手数料や為替レートは?

クレジットカードを使う時に気になるのは、使った金額以外にかかる手数料がいくらなんだろう、ということですよね。
でも意外にもクレジットカードは、現金を両替するより安くなることが多いんです。
ショッピング、キャッシングそれぞれの実際の手数料を具体的にみてみましょう。
買い物(ショッピング)の場合
イオンカードを使って買い物をする時に引き落とされる額は、VISAでもMastercardでもJCBでも、「利用した額を日本円に換算した額+1.60%の手数料」です。
クレジットカードの利用額を日本円に換算するレートは、一般に現金両替よりも数%有利なので、1.6%の手数料がかかっても現金よりもオトクになることが多いです。
現地通貨の引き出し(キャッシング)の場合
現地のATMから現金を引出す場合、請求される額は、「現地で引き出した金額を日本円に換算した額×利子+ATM手数料」になります。
イオンカードでは、海外ATMを利用して引き出した現地通貨の換算額が1万円以内なら108円(税込)、1万円を超えると216円(税込)のATM利用手数料がかかります。
(これとは別に、現地ATM側から利用手数料が請求される場合もあります。)
イオンカードは、海外でのキャッシングが全てリボ払い(年率最大18.0%)になります。
利子の額は借りている日数で計算されるので、早めに返済すれば、結果としてかなりオトクに両替できることもあります。
イオンカードで海外キャッシングを利用した場合、少し上級者向きの方法ですが「繰り上げ返済」をすると手数料(利息)を節約できます。(電話連絡が必要で、銀行振り込みの手数料がかかる点が上級者向きの理由です)
例えば1週間後に「繰り上げ返済」すると、実質手数料(利子とATM手数料を足したもの)は約0.8%となり、現金両替(手数料5%~10%)や、ショッピング(手数料1.6%)よりもかなりオトクになります。
繰り上げ返済などを上手に使えば、両替店で両替するよりお得に現地の通貨が引き出せるので、上手に活用したいですね。
「リボ払い」とは、利用額にかかわらず、毎月のお支払い額が一定になる支払い方法です。
リボ払いの仕組みを理解した上で利用するのであれば良いのですが、よくわからないままリボ払いになっていて、いつまでも返済が終わらないという状況になってしまう人もいるので注意が必要です。
イオンカードの海外キャッシングは自動的にリボ払いになってしまうため、リボ払いで返したくない人は、お支払い額増額サービスや、ATMを使って返済することができます。
海外旅行でイオンカードを使うメリットは?
海外旅行でイオンカードを使うメリットにも触れておきましょう
海外でもWAONポイントが貯まる

既にイオンカードを持っている人なら、海外旅行でもイオンカードを使えばWAONポイントが貯まるのでオトクですね。
海外事務手数料が安い
イオンカードの海外事務手数料は、他のカードと比べてもお得な方なので、上手に活用すると節約できますね。
海外ショッピング事務手数料 | |
イオンカード | 1.6% |
JCBカード | 1.6% |
エポスカード | 1.63% |
楽天カード | 1.63% |
ビューカード | 2.2% ※JCBは1.6% |
三菱UFJニコスカード | 2.2% |
三井住友VISAカード | 2.2% |
セディナカード | 2.2% |
dカード | 2.2% |
【カード限定】海外旅行保険が自動付帯

イオンゴールドカード(招待制)・イオンSuicaカード・KNTカードには、海外旅行傷害保険が無料でつきます。
どれも年会費無料なのに、付帯保険がついてくるのはとてもお得ですね。

補償期間の限度は、イオンゴールドカードとKNTカードは30日間、イオンSuicaカードは90日間です。
イオンゴールドカードは年会費無料クレジットカードの中では、かなり補償が充実しているので海外旅行保険を目的にイオンゴールドカードを作るのはありだと思います。
イオンゴールドカードはインビテーション(招待)制のカードです。まずはイオンカードセレクトなどを申し込んで、1年間しっかり利用する(100万円以上)と、申し込めるようになります。
一方、イオンSuicaカードとKNTカードは補償額がかなり少ないので、海外旅行保険目的ではあまりお勧めできないカードです。
イオンゴールドカード | イオンSuicaカード | KNTカード | |
補償期間 (1旅行あたり) | 30日 | 90日 | 30日 |
傷害による死亡・後遺障害 | 5,000万円 | 500万円 | 2,000万円 |
傷害による治療費用 | 300万円 | 50万円 | (補償なし) |
疾病による治療費用 | 300万円 | 50万円 | (補償なし) |
賠償責任 | 3,000万円 | 3,000万円 | (補償なし) |
携行品損害 | 30万円 | (補償なし) | (補償なし) |
救援者費用 | 200万円 | (補償なし) | (補償なし) |
旅行に同行する家族がイオンカードの家族カードを持っていれば、海外旅行保険の補償対象になります。
イオンカードは家族カードも年会費無料なので、旅行前に家族カードを作っておけば安心です。(家族カードは18歳以上で発行できます)
羽田空港のラウンジが使える

イオンゴールドカードを持っていれば、羽田空港のラウンジが使えます。
海外旅行に羽田空港から出かける機会があればぜひ利用したいですね。
【旅行予約】ExpediaやAEONトラベルモールなどの利用で優待

イオンカードを持っている方は、HISやExpedia、AEONトラベルモール利用時に割引やポイント2倍などの優待があります。(詳細)
海外でカードのトラブルにあったらどうする?

海外旅行でトラブルには遭いたくないものですが、でも万が一のためにトラブル時の対応方法を知っておくといいですね。
ここからは万が一、海外旅行中にカードのトラブルに遭った時の対処法について紹介していきます。
旅行先でカードが使えない3つの理由
まずは、海外旅行先で「カードが使えない!」となった時に確認したい3つの原因を見ていきましょう。
ケース①:暗証番号が間違っている
ふだん暗証番号でカードを使うことがあまりなかったりすると、暗証番号を間違えて覚えていたりすることが(よく)あります。
そして、カード利用時に何度か暗証番号を間違えると、カードにロックがかかってしまいます。
ロックがかかってしまった場合は、すぐにカード裏面のカスタマーサービスに電話しましょう。
ただ、カードにロックがかかってしまうと、しばらくカードが使えなくなる場合があるので、そうならないようにも旅行前に暗証番号はきちんと確認しておくことをお勧めします。
ケース②:利用限度額に引っかかった
海外旅行中に高額の免税品などを購入していると、利用限度額に達してカードが使えなくなることもあります。
イオンカードの利用限度額には、ショッピング・キャッシングそれぞれの限度額とは別に、「ショッピング+キャッシング合計」での限度額も設定されています。
これらの限度額のいずれを超過しても、カードが利用不可になることに注意しましょう。
こちらも、出発前に限度額をきちんと確認しておけば安心ですね。
ケース③:磁気ストライプ、またはICチップの異常

ごくまれなことですが、海外旅行中に運悪くカードの磁気やICチップが故障してしまう、という可能性もゼロではありません…
そうした場合、お店の人にお願いして「磁気ストライプ」と「ICチップ」両方を試してもらうと、うまく行くかもしれません。
磁気ストライプやICチップの問題の場合は帰国後にカスタマーセンターに電話して、カードを交換してもらいましょう。
盗難・紛失・不正利用されたらどうする?

もしも盗難・紛失・不正利用などの問題にあった場合は、すぐにカスタマーサービスの紛失・盗難専用ダイヤルに電話して、カードの利用を止めてもらいましょう。
また、警察への届けもお忘れなく。
イオンカードの紛失・盗難専用ダイヤルは24時間受付0570-079-110、海外からは(+81)043-331-0100に直接かけることもできますし、主要国からつながるフリーダイヤルの「クレジットカード紛失受付係」もあります。(詳細)

トラブル対策にもカードは2枚以上がオススメ

万が一トラブルにあってしまった時のことを考えると、できればカードは2枚以上持っておきたいものですね。
まとめ:イオンカードは海外でも使える!他のカードとの併用がオススメ
イオンカードを海外で使う場合の注意点やメリットについて見てきましたが、基本的には日本と同じように使えると考えても大丈夫です。
特に普段からイオン系列のお店をよく利用していて、ポイントを貯めている人なら海外で使った分もポイントが貯まるのはうれしいですね。
海外でも使えるならイオンカードもアリかな、と思っていた人も、この機会に申し込んでみるのはいかがですか?
【入会キャンペーン】最大11000ポイント還元の入会キャンペーン!
今、イオンカードでは最大で11000 WAON POINTの還元がもらえるキャンペーンを実施しているので、申込みがまだなら今のうちにぜひどうぞ。