オーストラリア旅行で現地の通貨をできるだけお得に手軽に両替できたらいいですよね。
日本で両替するよりも現地のATMを利用して両替するとお得と聞いたので、オーストラリア・シドニー国際空港のATMでオーストラリアドルの両替に挑戦してみました。
オーストラリア・シドニー国際空港のATMで使える日本のカードの種類

シドニー国際空港ではVISA、MasterCard、Cirrus、PLUSのマークのあるカードを利用することができます。
日本で発行されたカードにはこのようなタイプのものが利用できます。
- クレジットカード(海外キャッシング利用が可能なもの)
- Visa/JCBデビットカード(国際キャッシュカード)
オーストラリア・シドニー国際空港ターミナル1のATM設置場所

ターミナル1(国際線ターミナル)到着時には以下の場所のATMが利用できます。
- 24/25番ゲート付近
- 30/31番ゲート付近
- 到着ホールAを出た正面
- 到着ホールBを出た右側
- シドニー空港駅手前
この下の写真はターミナル1のゲート30付近です。

ゲート30の向かい側、写真では左手にあるトイレの真横あたりに2台設置されています。
シドニー国際空港内のATM設置場所を探す方法
シドニー国際空港にはATMの場所などを探すことのできる便利なインフォメーションパネルが各所に設置されています。

国際線の到着ゲートからまっすぐ歩いた目の前にもあります。
インフォメーションパネルでは、現在地の近くに設置されているATMまでの地図が日本語で表示されます。

オーストラリア・シドニー国際空港には2種類のATMがある

シドニー国際空港では2種類のATMが設置されています。
- ANZ Bank(オーストラリア アンド ニュージーランド銀行ATM)
- Travelex ATM
シドニー国際空港のANZ(オーストラリア アンド ニュージーランド)銀行ATMでオーストラリアドルを両替する方法
ANZ(オーストラリア アンド ニュージーランド銀行)のATMでオーストラリアドルを両替してみました。

- カードを入れる
- 言語を選択する
暗証番号入力画面の左下に、多数の言語が表示されているコーナーがあります。

そのエリアをタッチすると言語を選択できる画面に切り替わります。

日本語を選択しましょう。
オーストラリアのATMは日本語で表示されるものもある
今回のシドニー国際空港内での調査ではANZ(オーストラリア アンド ニュージーランド)銀行のATM は、日本語の表示を選ぶことができました。
英語に自信のない方は空港内の各所にあるANZ銀行のATMを利用されるといいですよ。
- 暗証番号(PIN)を入力する
- 引き出し金額を選択する

ANZ銀行のATMではキーパッドから金額を入力する他に、画面をタッチして20AUD、50AUD、60AUD、100AUDを指定することもできます。
オーストラリアドルの表記方法
オーストラリアドルはAUDと表記します。
- 取引方法を選択する

クレジットカードのキャッシングを使用する場合はクレジットカードを選びます。
- レシートが必要かどうか選択する

レシートは万が一の場合役に立つので必ず発行しましょう。
- 手数料の表示

取材時のANZ銀行ATMには、1回の取引の利用手数料として2.0オーストラリアドル
(当時の目安で約141円)と表示されました。現在の利用料は、取引を確定する前に画面で確認してください。
表示された利用料を確認し、取引を続ける場合は「続ける」をタップします。
- カードを受け取る

忘れずにカードを取りましょう。
- お金とレシートを受け取る

お金を受け取り、レシートも忘れずに取ったら取引完了です。
シドニー国際空港のトラベレックスATMでオーストラリアドルを両替する方法
トラベレックスATMでもオーストラリアドルを両替してみました。

- カードを入れる

「All cards accept」と表記されていて トラベレックスATMではこの画面に出ているすべてのカードが利用できるようです。
- 暗証番号を入力する
カードを入れるとPlease enter your PIN and then press ENTER (暗証番号を入力して、ENTERを押してください)と出ます。

暗証番号を手元のキーパットで入力して右にあるENTERを押します。

- 言語を選ぶ
Please select a language(言語を選択してください)と出てきます。

言語は英語か中国語のみ選択できます。
何も押さずに少し時間がたつとWould you like more time?(もっと時間が欲しいですか?)と出ますが、Yesを選択すれば元の画面に戻ります。

- レシートが必要かどうか選択

Would you like a receipt?(レシートは必要ですか?)と表示されます。
レシートは万が一の時に役に立つのでYESを選択しましょう。
- 引き出し方法を選択

Please select account for transaction(取引内容を選択してください)と表示されます。
-
- Savings(預金)
- Cheque(預金口座)
- Credit(クレジット)
から選択します。
クレジットカードでの引き出しの場合、一番下のCredit(クレジット)を選択しましょう。
- 金種の選択

Please select currency required (必要な通貨を選択してください)とあり、AU Dollars(オーストラリアドル)を選択します。
- 金額の選択

Please select the amount you would like to withdraw(金額を選んでください)
表示された金額をタップします。
Other(その他)を選択すると

Please enter the amount your require using multiples of 50(50の倍数で金額を入力してください)と出てきます。
最低50ドルから手元のボタンで金額を入力して両替できます。
- 手数料の確認画面

この取材時のトラベレックスATMには、利用手数料として3.0オーストラリアドル
(当時の目安で約211円)と表示されました。
次に金額の確認画面が出てきます。

この写真の画面では、ATM側で日本円に換算する場合のレートとして1AUD=88.24円が表示されています。当時の表示例であり、現在のレートではありません。
写真の右下の「CONTINUE WITH CONVERSION(ATM側の通貨換算を使って続行)」は、表示されたレートで日本円に換算する選択肢です。レート・換算後の金額・追加費用を確認し、その条件に同意する場合に選びます。
左下の「CONTINUE WITHOUT CONVERSION(ATM側の通貨換算を使わずに続行)」は、オーストラリアドルで取引を進める選択肢です。取引の中止ではありません。日本円への換算はカード側の条件に従い、ATM利用料やカード発行会社の費用が無料になる意味でもありません。
- カードの受け取り

忘れずにカードを取ります。
- 現金とレシートの受け取り

最後に現金とレシートを受け取ったら取引完了です。
取材時のATM利用手数料を比較
シドニー国際空港でトラベレックス(Travelex)とANZ銀行のATMを利用したところ、利用手数料の金額が違いました。次の表は取材当時の記録です。ATM利用料は通貨換算とは別の費用で、カード発行会社の利用手数料や、クレジットカードのキャッシング利息が別途かかる場合もあります。
| 銀行名 | 利用手数料 |
|---|---|
| トラベレックスATM | 3.0オーストラリアドル (約211円) |
| ANZ銀行ATM | 2.0オーストラリアドル (約141円) |
ATMの通貨換算(DCC)と手数料を確認する
今回の調査でトラベレックスのATMを利用した際、次のような画面が表示されました。

この写真の画面では、ATM側の通貨換算(DCC)を選ぶと1AUD=88.24円で日本円に換算されます。記事掲載時に比較した為替レートは1AUD=79.21円でした。どちらも当時の比較値で、今の取引に使えるレートではありません。
この写真では、右下の「CONTINUE WITH CONVERSION」はATM側の換算を使って続行する選択肢です。画面に表示された換算後の金額と費用を確認して選びます。
左下の「CONTINUE WITHOUT CONVERSION」は、ATM側の換算を断り、オーストラリアドルで取引を続ける選択肢です。日本円での請求額は、カード発行会社が適用するレートや費用によって決まります。
カード会社為替基準レートとは?
Visa・Mastercardなどの国際ブランドと、カードを発行する銀行・カード会社は区別して確認します。Mastercardは、公式の換算ツールのレートは参考値であり、発行会社がそのレートを使わない場合や追加費用がかかる場合があると説明しています。
参考レートだけで総費用を判断せず、手持ちのカードの海外ATM利用条件・換算方法・費用を発行会社の公式案内で確認してください。
取材当時、トラベレックスATMで利用したMastercardの為替基準レートとして確認した値は1AUD=80.57円でした。
取材当時の比較では、シドニー空港内の両替所のレート(1AUD=102.943円)やATM側の換算レートより、確認したMastercardの基準レートのほうが有利でした。現在も同じ結果になるとは限らず、利用料やカード側の費用を含めて判断する必要があります。
ちなみに、ANZ銀行ATMではこのような割高なレートは表示されず、あとで利用明細を確認したところ、両替レートはカード会社の為替基準レートとほぼ同じでした。
通貨換算の参考:VisaのDCC案内、Mastercardの為替換算案内(2026年10月6日確認)。換算方法と費用を確認したうえで選び、表示内容が分からない場合は取引を中止してカード発行会社に確認してください。
シドニー空港でATMを使う前に確認すること
取材時のシドニー国際空港では、日本語表示に対応したANZ銀行のATMを利用できました。現在の設置場所や対応言語は空港とATMの案内で確認してください。
利用前には、手持ちのカードの海外ATM利用条件と費用を確認しましょう。画面では引き出す金額・通貨・ATM利用料・換算の選択肢を確認し、ボタンの位置だけで選ばないようにしてください。
旅行先の現地通貨の両替はどうするかは悩みの一つですが、ぜひ現地のATMを上手に利用してもっとお得に旅行を楽しみましょう!