こんにちは! ドイツ連邦共和国ミュンヘン在住のBlytheです。
初めてのドイツ、どうやって日本円をユーロに両替するか悩みますよね。
日本の空港で両替するとレートが高いって聞くから。。なんていう方にドイツの空港でATMを使った両替方法をオススメします。
使い方は簡単!レートも安心価格!
しかも空港以外でもATMがあるところならいつでも両替できるので、旅行中お金が足りない!なんていうときにもこの方法がとっても役に立ちます。
さて今回は旅の玄関口ドイツ・ミュンヘン国際空港のATM(ドイツ語でGeldautmat)でVISAカードを使ってユーロを現金引き出しする方法をご紹介しますね。
ドイツ・ミュンヘン国際空港はミュンヘンエアポートセンター(MAC)にATMがある
ドイツ・ミュンヘン国際空港第一ターミナルと第二ターミナルの間にミュンヘンエアポートセンター(通称:MAC=München Airport Center)があります。
ミュンヘン国際空港第二ターミナルは、ドイツのナショナルフラッグキャリアのルフトハンザドイツ航空とスターアライアンスメンバーの航空会社の便が離発着します。
その他の航空会社の便は第一ターミナルでの離発着です。
ドイツ・ミュンヘン市内や、その他の地域へ電車、タクシーなどで移動する場合は到着後ミュンヘンエアポートセンター(MAC)を利用することになります。
たいていの旅行客が空港を降りたらまず向かうのがここミュンヘンエアポートセンター(MAC)です。
また、ミュンヘンエアポートセンター(MAC)にはこれから紹介するスパーカッセ(Sparkasse)銀行以外にも、スーパーマーケット、ドラッグストアなどいろいろなお店があるのでとても便利ですよ。
上記の写真はミュンヘン第二ターミナル(MACに行くためには一度屋外に出て歩きます。)からMACに向かう入り口の写真です。
第一ターミナルからは外に出なくてもそのまま中でつながっています。
ミュンヘンエアポートセンター(MAC)の表示または、電車(S-Bahn)の表示を頼りに歩いて行くと着きます。
ドイツ・ミュンヘンエアポートセンター(MAC)に設置されているATMの種類
ミュンヘンエアポートセンター(MAC)にはドイツのスパーカッセ(Sparkasse)銀行の支店が入っています。
ATMの使用に問題があった場合や、直接質問をしたい場合は併設された両替所Exchangeで聞きましょう。
こちらの両替所は、ドイツの銀行が開いている時間のみ利用できます。平日の昼間は曜日によって開いている時間が異なるので注意してください。
スパーカッセ銀行の前にはATMが2台あり、真ん中の機械(SB-Serviceと表示がある)は銀行に口座を持っている人のみが使える機械です。
スパーカッセ(Sparkasse)銀行のATMで使える日本のカードの種類
ドイツのスパーカッセ(Sparkasse)銀行のATM(ドイツ語:Geldautomat)で使える日本のカードの種類が画面に表示されています。
ドイツ(ユーロ圏)の銀行ATMではマスターカード、ビザカード、アメリカンエキスプレスのクレジットカードを使う事が出来ます。
日本で発行されたカードはこのようなタイプのものが利用できます。
- クレジットカード(海外キャッシング利用が可能なもの)
- Visa/JCBデビットカード(国際キャッシュカード)
スパーカッセ銀行のATMでVISAクレジットカードを使って両替してみた
さっそくミュンヘンエアポートセンター(MAC)にあるスパーカッセ銀行のATMでVISAクレジットカードを使って両替してみました。
- カードをカードリーダーに差し込む
カードを上記写真の右端、丸になっている部分のカードリーダーに入れて操作を始めます。
- 画面に表示された言語から英語を選ぶ
画面に「Please select your language.(言語を選んでください)」と表記され、選べれるいくつかの言語が出てきます。
ドイツには日本人が多く住むデュッセルドルフのみ日本語表記が出来るATMがありますが、たいていのATMでは英語かドイツ語、フランス語等の表記になります。
今回は英語を選びました。
画面横のボタンを押すか、画面をタッチすると選べます。
- 「現金引き出し」を選択
「Please select the desired function.(ご希望の操作を選んでください)」と表示されるので「CASHOUT(現金引き出し)」と表記された横のボタンを押します。
- 表示された金額から必要な額を選ぶ
「Plese select the desired amount.(ご希望の金額を選んでください。)」の画面になったら、必要な金額を選んで金額の横にあるボタンを押します。
ATMにおける現金引き出しは10ユーロ単位で値を指定することをオススメします。(ATMによっては、5ユーロ単位では受け付けてくれません。)
500ユーロ、200ユーロは市場にほとんど出回っていなく、お会計の際に受け取りを断られることがあるので、100ユーロ以下の紙幣を用意しておくと便利ですよ。
ユーロ圏の貨幣の単位
ユーロ圏の貨幣の単位はユーロ、補助単位はセントです。
お札の種類は、500ユーロ・200ユーロ・100ユーロ・50ユーロ・20ユーロ・10ユーロ・5ユーロ
コインは、2ユーロ・1ユーロ・50セント・20セント・10セント・5セント・2セント・1セントがあります。
- 4桁の暗証番号を入力する
「Please enter your personal number hidden over the stainless steel keyboard.(暗証番号を下のキーから入力してください。)」
と出たら暗証番号(ピン・4桁の数字)を画面下にあるキーボードから入力します。
最後に緑(Bestätigung)のボタンを押すと確定になります。
入力を間違えた場合は、黄色(Korrektur)で一文字削除に、操作をキャンセルする場合は、赤色(Abbruch)のボタンを押します。
入力した数字を他の人に見られないように、片方の手で手元を隠しながら暗証番号(ピン)を押しましょう。
認識された数字は画面に*で表示されます。
正しく暗証番号(ピン)を入れたら、緑(Bestätigung)のボタンを押して下さい。
- カードを受け取る
「Please remove your card.(カードを受け取ってください)」と表示されたら右側のカード受け口から出てきたカードを取ります。
カードを抜くと、処理中の画面に変わります。
「PLEASE WAIT.YOUR TRANSACTION IS PROCESSED.(お待ちください。処理中です)」
処理時間は5-10秒間です。現金が出てくるまであせらず待ちましょう。
- 現金を受け取る
「Please take your cash.(現金を受け取って下さい)」との表示に変わります。
数字ボタンの下にある現金受け取り口に現金が出てきたことをご確認下さい。
今回は50ユーロ札が出てきましたが、ATMによっては20ユーロ札2枚と10ユーロ札1枚、または、20ユーロ札1枚と10ユーロ札3枚など色々なパターンで出てきます。
場合によっては5ユーロ札が出てくる時もありますが、お札の金額指定はできません。
今回はユーロ圏のビザカードを使ったので、日本円からの両替金額の表示が出ませんでしたが、 日本のクレジットカードで操作すると日本円でいくらの引き出しになるか画面に表示されます。
ドイツでATMを使うと手数料は取られるの?
ドイツのATMでクレジットカードを使ってキャッシングする場合は、クレジットカードの規約に書いてある所定の手数料が取られる場合があります。
ドイツのATMの場合はどのATMでも外国で発行されたクレジットカードに対する手数料はほとんど差はありません。
手数料がかかる場合の表示は、「この取引には手数料がかかる場合があります。」と表示されます。
ドイツ国内で発行された銀行カードで現金を引き下ろす場合は、互いが提供銀行でない場合は、規約に書かれた手数料(3ユーロぐらい)が取られます。
海外のクレジットカードで手数料が取られるとしても3ユーロ程度です。
わたし個人の経験からヨーロッパで法外な手数料を取るような非常識なATMは基本的にないので、どのATMでも安心して使えますよ。
ドイツの街中にATMはある?買い物でクレジット支払いはできるの?
ドイツの街中には対人の両替所は少ないので、ATMからクレジットカードなどでキャッシングしてユーロに両替するのが一般的です。
ドイツには、空港、駅、町中など至る所にATMがあります。
ほぼ全部のATMで、メジャーなクレジットカード(マスター、ビザ、アメリカンエキスプレス)を受け付けてくれます。(JCBはほとんどの場合は使えません)
ヨーロッパは互いの行き来が多いので、全てのATMが国際対応(国外発行のカードを受け付け)をしています。
またほとんどの商店でクレジットカードでの支払いを受け付けてくれます。
商店によっては、クレジットカード利用可能最低金額(5ユーロ、10ユーロなどお店によって違う。)を設定している場合もあります。
現金は、クレジットカード払いが出来ない場合の小銭を用意しておくと便利です。
ドイツ国内のATMでコインを引き出せる所はありません。
街中に両替機もほとんどないので、小銭が必要な場合はスーパーで小物を買ってお札をくずしましょう。
ちなみにクレジットカードでの支払いの際に、お店の機械でレート換算し、直接日本円のレートで支払えるサービスを提供するお店もありますが、この場合の為替レートは高い場合が多いので、支払いをユーロにすることをお勧めします。
まとめ
ユーロ圏では同じユーロで色々な国の文化を楽しめるのも魅力の一つです。
楽しいユーロ圏の旅を楽しんでくださいね。