【写真あり】インドのATMを使って現地通貨ルピーに両替(現金引き出し)する方法を詳しく紹介します

この記事は、2019年6月に公開された記事を再構成したものです。記事中の一部の情報は古くなっている可能性があります。

こんにちは!ただ今インドを旅行中のkenです。

今日はインドのATMで日本のクレジットカードを使ってインド ルピーを両替する方法をご紹介したいと思います。

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インドのATMで使える日本のカードの種類

インドではVISA, MasterCard, JCB, Cirrusのマークのあるカードを利用することができます。

日本で発行されたカードには以下のようなタイプのものが利用できます。

  • クレジットカード(海外キャッシング利用が可能なもの)
  • VISAデビットカード(国際キャッシュカード)

ニューデリー駅 Bank of BarodaのATMの使い方

インドの玄関口の一つであるニューデリー駅。

ここのATMは、メインバザール通り側の出口を出てすぐ左にあります。

2つの銀行がATMを設置していますが、左のUnion Bank のATMは2台とも使用できませんでした。

右のBank of Baroda銀行のATMも使えるのは2台のうちの1台だけでした。

インドのATMには、警備員さんがいるところがあります。ニューデリー駅前のこのATMにはどちらも中に警備員さんがいました。

さて、4台中1台しか稼働していないATMの順番がやってきたので、さっそく日本のカードを使ってインドルピーを下ろしてみたいと思います。

カードを差し込む

まず、ATMの緑に点滅しているところへカードを差し込みます。

カードを差し込むと、半分くらいのところで止まりますが、これでokです。

言語を選択する

カードを差し込むと、「Please select your language.」と言語を選択する画面になります。

ここでは、Englishを選択します。

一部のATMでは 日本語も選択できることがあるようです。

PIN(暗証番号)を入力する

つぎにPIN (4桁の暗証番号)を入力して、ENTER (入力)キーを押します。緑のボタンです。

この時、防犯のため手などで10キー部分を隠して暗証番号を入力することをお勧めします。

Withdrawal(引き出し)取引を選択する

次の画面では、What would you like to do ?(何をしたいですか?)と聞いてくるので、

Withdrawal(引き出し)を選択します。

Credit Card(クレジットカード)を選択する

次の画面では、現金を引き出す元の口座を選択します

画面は「Please select (どれか選んでくださいね。)」と聞いていますので、ここでは「Credit Card(クレジットカード)」を選択します。

Visa/JCBなどのデビットカードの場合でも、海外ATMでの引き出し分は「クレジットカード」として扱われます。

引き出し額を入力する

次に、Please enter the amount.(引き出し金額を入力)の画面になりますので、堂々と希望金額を入力しましょう。

入力金額が正しいければ Correct(確定)、間違った〜と思ったら、Incorrect(訂正) を押して、再度落ちついて金額を入力しましょう。

レシートを発行する

次に、Do you want a receipt for this transaction ? (この取引のレシートを発行しますか?) と聞いてきます。

後々のためにも、レシートはもらっておきましょう。

インドルピーを受け取る

しばらくすると、下からザクッとインドルピーが出てきます。

ここでは、

  • インドルピーの現金
  • レシート
  • クレジットカード

3点を落ちついて確認しましょう。

ATMの画面も

‘Please collect your cash and receip before leaving the ATM room.’(ATMの部屋を出る前に現金とレシートを取り出してください。」

‘This ATM does not take back cash if not collected.’「現金を取り忘れても、このATMが現金を回収取り戻すことはありません。」(訳注:後から戻ってお金がなくなってたら他の人が持って行ったんだよ)

と、「お金を取り忘れたと後からATMの銀行に泣きついても対応しないよ」と暗に警告しています。

タージマハルの町Agra(アグラ)のAXIS BANK ATMでインドルピーを引き出してみる

次に、タージマハルがあるAgraという町のATMでお金を下ろしてみたいと思います。

このATMには、警備員さんはいませんでした。

落ち着いてお金を下ろすことはできますが、何か問題が発生した時は、助けてくれる人がいないので、少し困った事態になります。

ちなみに、この道を20分ほど歩いていくと、タージマハル廟にたどり着きます。

このATMでも、Visa,Mastercard,JCBカードが使えるようです。

では、このATMでもインドルピーを下ろしてみたいと思います。

ATMにカードを入れる

まずは緑の挿入口にカードを入れます。

このATMも入るところまでカードを入れます。カードは全部は入りません。約半分くらいのところで止まりますが、これでokです。

ATMの言語を選ぶ

次にATMの言語を選ぶ画面が表示されました。

インドの言語が色々と並んでいますが、日本人にはどれも縁遠い言語ばかり。ここではおとなしくENGLISH を選びましょう。

現金引き出しを選ぶ

次の画面ではCASH WITHDRAWAL (現金引き出し)を選びます。

Credit Card(クレジットカード)を選ぶ

次に、お金を下ろす先の口座を選びます。

日本のカードをインドで使う場合は、カードの種類にかかわらず「CREDIT CARD(クレジットカード)」を選んでOKです。

引き出すインドルピーの金額を入力する

次の画面では、引き出す金額を入力します。

正しい金額なら、confirm (確認)、金額を間違えたら、cancel(取消)を押します。

暗証番号を入力する

次の画面でPIN (4桁の暗証番号)を入力します。

入力した暗証番号が正しければ、CONFIRM を押します。

入力した暗証番号が間違えていたら、数学のボタンの横にある”CANCEL”ボタンを押して、再度入力し直します。

手数料の確認

この銀行のATMでは取引あたり250インドルピー(約350円)かかるとの注意書きが表示されています。

手数料について理解したらCONTINUE (続ける) を押します。

インドルピーを受け取る

はい、お金が出てきました。

このATMではレシートが出ないようです。

お金とカードを忘れずに抜きましょう。

インドのATMを使う時の注意点

インドではATMによって、レシートが出ないものや、ATM使用手数料を表示しないものなどがあります。

また、ATMコーナーに何台かATMがある時は、前の人が使ったATMを使うようにすると安全です。

なぜかと言うと、ATMの中にお金が無く、正しく作動しないATMが時々あります。

(私の知り合いは、お金はでてこなかったのに、請求はきっちりされていた、といっていました。しかも、銀行側は調査を拒否したとのことです。)

操作の途中でも、不安を感じたら、Cancelボタンを押せば、いつでもやめることができます。

全て終わったら、お金・カード・レシートの3点があるかを確認しましょう。(最低お金とカード)

慣れればそんなに難しくはありませんが、人が並んでいたりしたらあせるものですが、ぐっとこらえて「お金・カード・レシート」確認です。

お金は確認したらなるべく早めに財布に入れることをお勧めします。

また、できるだけ警備員がいるATMを選ぶのも安全のためにおすすめです。

私は、タイのATMで実際にカードが出てこなかった時、警備員さんに助けられた経験があります。

この時は、たまたま病院内のATMでしたので警備の方を呼んできて対処してもらいました。

彼は表示盤のボタンを無差別に連打していました。おかけでカードは無事戻ってきました。

トラブル防止のためにも、初めて海外ATMを使うなどATMの操作に不安な方は、銀行内に設置されているATMだとトラブル時にスタッフが対応してくれるので安心です。

現金を手にするとインド旅行も安心です。

ATMを賢く使ってインド旅行をぜひ楽しんでください。

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