こんにちは!イギリス・ロンドン在住のこずえです。
イギリスはEU加盟国ですがユーロは使えず、独自の通貨が流通しています。
単位は「ポンド」となるので初めてイギリスに行く方は注意してくださいね。
今日はロンドンのATMで日本のクレジットカードを使ってイギリスポンド(£)を両替する方法をご紹介します。
そこで今回は日本のクレジットカードを使ってイギリス・ロンドンにあるATMから現金を引き出す方法をご紹介します。
イギリス・ロンドンのATMで使えるカードの種類は?
イギリス・ロンドンで使えるカードはATMマシーンにロゴが書いてありますので最初にチェックしましょう。
VISA、MasterCard、Cirrus、PLUS、AMERIXAN EXPRESSあたりのカードはほとんどのATMで使うことができます。
Visa等のカード会社のロゴがないATMでは、イギリスの銀行カードでしか使えないのでご注意ください。
日本で発行されたカードはこのようなタイプのものが利用できます。
- クレジットカード(海外キャッシング利用が可能なもの)
- Visa/JCBデビットカード(国際キャッシュカード)
イギリス・ロンドンのATMはどこにある?
ロンドンの中心地にはATMが数多くあるので見つけるのは簡単です。
銀行の前、スーパーマーケットの前は特に見つけやすいと思うので、ATMを探す際に目印にしてみてください。(地図アプリで入力する、人に聞くなどする際にも便利ですよ。)
銀行やお店の中にあるATMはそれぞれ場所によって営業時間がちがいます。
外に設置してあるものはほとんどのものが24時間営業なのでいつでもお金を引き出すことが出来ます。
イギリスの現地銀行ATMでポンドを両替する方法
実際に日本のクレジットカードを使ってロンドンのATMから現金を引き出してみました。
今回は銀行の前にあるATMを使った時の手順をご紹介します。
- 挿入口にカードを入れる
- 言語の選択
英語、フランス語、ドイツ語から選ぶことが出来ます。
画面の横にある四角いボタンを押して操作します。
- 暗証番号(PIN)の入力
手元の数字ボタンでクレジットカードの暗証番号を押して、緑の「Enter」ボタンを押します。
この際背後には気を付けて入力するようにしましょう。
- サービスを選択
「Which service do you require?(どのサービスを使いますか?)」と表示されたら「cash(現金)」を選びます。
ここで取引を中止したい場合は「return card(カードを返却)」を選択します。
「balance/credit」ではご自身のクレジットカードのキャッシング可能残高が確認できます。
- 確認画面
「Your card issuer may charge you for this transaction.(カード会社から手数料が請求される可能性があります)
Would you like to continue?(続けますか?)」と表示されたら「Continue(続ける)」を選びます。
出国前に使っているカード会社の規定や手数料、限度額は確認しておくようにしましょう。
- 引き出し額の確認
引き出したい額を一覧から選びます。
ここに表示されている金額以外を選択したい場合は「Other Amount」から数字ボタンを押して自分で金額を指定します。
イギリスポンドの表記方法
イギリスポンドの表記方法は£です。
紙幣の種類を選べる場合があるので必要に応じて選択しましょう。
※最高額面の50ポンド紙幣は小さな店だと受け取りを嫌がられることもあるので20ポンド紙幣が多くなるように選択するのをおすすめします。
- レシートが必要か選択
「Would you like an advice slip with your cash?(レシートはいりますか?)」と表示されたら「yes」を選びましょう。
トラブルがあった時にレシートを持っていると役に立つので、レシートは必ず印刷して保管しておいたほうが良いです。
- カードを受け取る
Please remove your card and your cash will follow shortly.(カードと現金を取り出してください)と表示されたら、まずはカードを忘れずに受け取ってください。
- 現金とレシートを受け取る
Please take your cash.(現金を取り出してください)と出ますので、現金とレシートを受け取ってください。
これでATMでの取引が完了です。
イギリス・ロンドンのATMを使う時の注意点
ATMを使った後はレシートを必ず受け取って、出てきた現金もその場で数えるようにしましょう。
銀行の前にあるATMでは営業時間であれば、なにかトラブルがあった際には中のスタッフさんに対応してもらえるので銀行前のATMを選ぶことをおすすめします。
ヨーロッパ各国ではよくある話ですがロンドンの中心地でもプロのスリ集団がいます。
現金を引き出しているところを見られて、後を付けられることもあるそうなので暗証番号を入力するときは日本にいる時以上に背後に気を付けましょう。
暗証番号がばれていて財布ごと持っていかれてしまうと現金を引き出されてしまいます。
また、カバンに財布を戻したあともファスナーが開いていないか、カバンを体の前に持っていく等の配慮を忘れないようにしましょう。
イギリスポンドの紹介
イギリスの通貨の単位はポンド(£)で、正式名称はスターリングポンド(pound sterling)、国際通貨コードは、GBP(もしくはSTG)と略記されます。
イギリスポンド紙幣の種類
イギリスポンド紙幣は50、20、10、5ポンドの4種類。
最高額面の50ポンド紙幣は小さな店や屋台だと受け取りを拒否されたり嫌がられることもあるので、枚数が増えてしまいますが20ポンド紙幣を多く持っているほうが便利です。
それぞれ色が異なりますが、サイズはほぼ一緒でどの紙幣にもエリザベス女王が描かれています。
イギリスポンド硬貨の種類
イギリスポンド硬貨は1ペニー・2・5・10・20・50ペンス、1・2ポンドの8種類。
ペニーの複数形がペンスとなり、値札などには「P」と書かれています。
100ペンスで1ポンドになります。
1番サイズが大きい50ペンスには記念硬貨がたまに混ざっていてレアなものは額面以上の価値になることもあります。
手に入ったらチェックしてみるのも楽しいですよ。
コインを上手に整理する方法
硬貨の種類がなかなか覚えられなくて財布の中で枚数が増えてしまう人はスーパーマーケットのセルフレジがおすすめです。
支払いの際に、持っているコインをすべて入れるとレジが自動的に計算してくれるので一度にコインの枚数を減らすことが出来て便利ですよ。
イギリスでの現金流通事情
イギリスはカード社会なので現金を持ち歩く必要はほぼありません。
チップ文化も今は高級店にしか残っていません(気持ちのいいサービスを受けたらチップを渡すのはどこの店でもOK!)のでアメリカに比べたら現金を持っておく必要もありません。
しかし小さな店舗だとカードが使えるミニマムの金額が設定されていたりもするので、少しは現金を持っておくと安心です。
まとめ
イギリス・ロンドンにあるATMは日本語対応していることは少ないですが、操作手順は簡単です。
最低限の英語だけを事前に理解出来ていれば現金を引き出すことが出来ます。
ATMが使えるとわざわざ両替所を探さなくてもいいですし、営業時間を気にしなくていいので手間がかかりません。
ATMを上手に利用してイギリス・ロンドン旅行を楽しんでくださいね。