セブン銀行などでの海外カード引き出しが1回5万円に制限される

この記事は2016年5月に公開された記事を再構成したものです。記事の内容が古くなっている可能性があります。

2016年5月に発生した、セブン銀行ATMを利用した偽造カードによる多額一斉引き出し事件による影響と思われますが、日本の銀行ATMでの海外カード引き出し限度額が一律5万円に制限されています。

2016年10月:セブン銀行ATMが銀聯ICカードでのATM引き出し額制限を1回10万円に緩和しました。
関連記事:セブン銀行(7-11)ATMが銀聯ICカードに対応!引き出し額上限も10万円に引き上げ

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DASHi@わーとら!管理人

旅ブロガー。中国地方の某県を拠点に、のんびり地方暮らしをしつつ業務やプライベートで海外と日本を行ったり来たりする日々を続けて20年、行った旅行先はアジア~北米・ヨーロッパを中心に20ヶ国以上になります。このブログでは旅から気づいた情報を発信しています。本業はフリーランスのソフトウェアエンジニア、趣味は海外鉄道の乗り歩き。

セブン銀行での海外カード利用が1回5万円に制限

調べてみると、中国への越境ECを手がけている「増山智明 Official Blog」さんに詳しい情報がありました。

上記記事によれば、5月28日からセブン銀行ATM(セブンイレブンATM)を利用した海外発行カードの現金引き出しの限度額が5万円に変更されたようです。

(PDF)【海外発行カードのATM引出限度額変更について】

E-net(ファミリーマート)は6月4日から1回4万円に

その後も情報を調べていると、E-net(ファミリーマートATM)でも海外発行カードの引き出し限度額を6月4日から1回あたり4万円に制限するとの発表がありました。

実は、今回の不正引き出し事件は、E-net ATMでも犯行が行われていたようです。

ローソンATMは6月10日から1回5万円に

ローソンATMでも銀聯カードの引き出し限度額を6月10日から1回あたり5万円に制限するとの発表がありました。

郵便局ATM(ゆうちょ銀行)は6月20日から1回5万円に

ゆうちょ銀行でも海外発行カードのATM引き出し限度額が1回あたり5万円に制限されています。

イオン銀行ATMは7月6日から1回5万円に

イオン銀行でも銀聯カードのATM引き出し限度額を7月6日から1回あたり5万円に制限するとの発表がありました。

東京UFJ銀行は7月14日から1回5万円に

東京UFJ銀行は、7月14日から銀聯カード等海外発行カードのATM引き出し限度額を5万円に制限します。

三井住友銀行ATMも7月19日から1回5万円に

三井住友銀行でも、銀聯カードのATM引き出し限度額を7月19日から5万円に制限するとの発表がされています。

みずほ銀行ATMも7月17日から1回5万円に

みずほ銀行でも、銀聯カードのATM引き出し限度額を7月17日から5万円に制限するとの発表がされています。

京都銀行・北洋銀行も制限実施

一部の地方銀行では、一部のATMで海外発行カードの利用が可能ですが、そのうち京都銀行では1回あたり5万円、北洋銀行では1回あたり4万円に引き出し額が制限されています。

SMBC信託銀行《PRESTIA》ATMも制限実施

読者のYukiさんから教えていただいた情報によると、きましたが、東京近郊などに多く設置されているSMBC信託銀行《プレスティア》(旧シティバンク銀行)のATMでは、これまで銀聯カード等海外発行カードでの引き出しが1000米ドル相当まで可能だったものの、現在は500米ドル相当に限度額が引き下げられているとのことです。

複数回引き出し操作をすればOKと思われますが

上記セブン銀行によるお知らせでは、1回あたりの引き出し額に制限が行われたとあるので、5万円を超える金額が必要な場合は複数回引き出し操作をすれば良いと思われます。

ただしその場合、「1回あたり手数料」が必要となる銀行カードなどでは手数料が割高になることがあります。

まとまった額の引き出しが必要な場合、中国側の手数料の安い銀行に口座を開設して、定期的に預金を移しておくと、手数料が上手に節約できそうです。

銀聯カードを日本のATMで使う時の手数料レートまとめ
この記事は最終更新から5年以上が経過しています。記事の内容が古くなっている可能性があります。 中国で仕事をしていて人民元で給料を受け取っていて、中国の銀行口座に預金があるんだけど、日本に帰省した時に使いたい、そう思う方は意外と多いようです。...
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