所要時間たった20分!日本ATM手数料が無料の華夏銀行で口座を作ってきた

華夏銀行

中国の銀行カード(銀聯カード)を日本のATMで使う時には、中国側の銀行で手数料が引かれますが、その手数料は0円~数千円と銀行によってまちまちなのです。

中でも、北京を拠点に営業している「華夏銀行」は、日本のATMを利用する際に、毎日1回までの手数料が無料になるということで、中国で給料をもらっている人や、中国ビジネスをしている人に人気があります。

私も、これまで別の銀行を使っていたのですが、せっかくなので華夏銀行に口座を作ってきました。

2泊3日のノービザ旅行、住所は安宿でも全く問題なく20分でスピード口座開設できました。

2017年1月7日より華夏銀行の海外ATM引き出し手数料無料回数が月1回に引き下げられます。

中国で銀行口座を開くなら

中国に銀行口座を開設する理由は人によって様々でしょう。

中国で働くことになったので、お給料の受け取り口座が必要になった。中国でビジネスをすることになったので、取引用の口座が必要になった。今後の為替変動に備えて、中国元で資産を持っておくことにした、などなど…

そこで問題になるのが、どの銀行で口座を開くかということです。

4大銀行は日本で使う時の手数料が高い

もちろん中国で使う際の利便性も大事なので、基本は4大銀行(中国工商銀行・中国銀行・中国農業銀行・中国建設銀行)に口座を開くことが多いと思います。

中国銀行

4大銀行だとATMの数もかなり多いので、どこでも手数料をかけずにお金を下ろすことができますからね。

ただ、もし中国で使い切れないお金があって、日本にそのカードを持ち帰って使いたいという場合は注意が必要です。

中国から帰任するときなども当てはまるでしょうか。

というのも、中国の銀行カード(銀聯カード)が日本のセブンイレブンATMなどで使えることは、最近かなり認知されてきていますが、(中国から見て)海外で銀行カードを使った場合の手数料というのは、銀行によって非常に大きく異なるのです。

関連記事:銀聯カードを日本のATMで使う時の手数料レートまとめ

上の記事を見ていただくと分かるのですが、4大銀行の手数料は、比較的安くないのですね。

1-DSC00918

1000円や2000円ぐらいどうってことないさ、と言えるといいのですが、やはりできれば無駄な費用は払いたくないのが正直なところです。

私もこれまで、成り行きで中国招商銀行のカードを使っていたのですが、招商銀行も引き出し額によってはかなり手数料がかかるのが悩みの種でした。

華夏銀行なら毎日1回まで手数料が無料

そんな中、しばらく気になっていたのが、北京を拠点に全国展開している中堅銀行の「華夏銀行(華夏銀行)」です。

华夏银行

この銀行のキャッシュカード(銀聯カード)は、日本のATMで引き出す時の手数料が毎日1回まで無料なので、大きな額を引き出したい時も何日かに分ければ手数料をまったくかけずに引き出すことができます。

工商銀行や中国銀行のようにどこにでもATMがある訳ではないので、中国在住中の普段使いにはちょっと不便かもしれませんが、日本での使い勝手はバツグンの銀聯カードです。

例えば、普段使いは工商銀行にしておいて、日本で現金を引き出したい場合は、華夏銀行にお金を移してから引き出すようにすると、やや面倒にはなりますが日本のATM手数料を大きく節約することができますね。

華夏銀行に口座を作ってきた

ということで、前置きがちょっと長くなりましたが、今回は華夏銀行に口座を作りにやってきました。

前回、同じく日本のATM手数料がかなり安い(月2回まで無料)光大銀行で口座を作ったので、中国で銀行口座を開くのはとても簡単だということは分かってきています。

関連記事:北京旅行中に中国光大銀行で口座を開いてきた

ちなみに、今回私は2泊3日の出張中で滞在先は安宿(前回はいちおうちゃんとしたホテル)というかなり怪しい身分ですが大丈夫なんでしょうか(^^;

華夏銀行の口座開設に必要なもの

今回、華夏銀行に口座を作った時に必要になったのは以下の3点でした。

  • パスポート

  • 宿泊先の住所

  • 中国の携帯電話番号

短期旅行で中国の携帯番号を用意するには、SIMフリースマートフォンと「跨境王」SIMを使うのが一番簡単な方法です。

関連記事:

私は今回、ファーウェイのhonor6 plusと「跨境王」という組み合わせを使ってみました。

そのほかには、次の3つの暗証番号・パスワードを決めます。

  • ATMなどを利用する際の暗証番号(数字6桁)
  • ネットバンキング用の暗証番号(数字6桁)

  • ネットバンキング用のパスワード(英数字10桁以内)

華夏銀行に口座を作る手順

やってきたのは華夏銀行上海支店(上海支行)。

華夏銀行

このエリアは外国人がかなり多いエリアなので、行員さんも外人慣れしていそうです。

フロアに入り、フロアマネージャ(大堂经理)というバッジをつけた行員さんに、「口座を開きたいのですが」と伝えます。

<

p class=”yellowbox”>口座を開きたいのですが
我想开个账户

そうすると、整理券を発行するのを助けてくれますので、整理券を受け取って順番を待ちます。

11-20160518-094747-0

自分の番号が来たら、音声と電光掲示板で案内されるので、自分の番号が表示されている窓口に行きます。

06-20160518-093639-0

窓口の担当者に「口座を開きたいのですが」と改めて伝え、パスポートを提示します。

<

p class=”yellowbox”>口座を開きたいのですが
我想开个账户

ネットバンキングもしたい場合は下のように言えばOKです。

ネットバンクもやりたいのですが
我也要开通网上银行

念のため、短期滞在の外国人でも口座を開けるか、ネットバンクも開設できるか、支付宝や微信支付とリンクさせることができるか、など聞いてみました。

やはり外国人の多いエリアだからでしょうか、窓口の方は即答で「どれも問題なくできると思います」と答えてくれました。

華夏銀行の口座開設に手数料は必要か

もう一つ、口座開設に手数料は必要かについても尋ねました。

華夏銀行で口座を開設する場合、手数料はかからないそうです。

申込書に記入する

必要事項を記入してください。と書類を渡されました。

02-20160518-092839-0

以下のように記入していきます。

項目名(中国語) 項目名(日本語) 備考・注意点
申请人姓名 申込者氏名
性别 性別
出生日期 生年月日
国籍 国籍
证件类型 身分証明書の種類 护照」と記入
证件号码 身分証明書番号 パスポート番号を記入
发证机关及所在地 証明書発行機関と所在地 「日本」と記入
证件有效期限 証明書有効期限 パスポート有効期限を記入
职业/行业 職業
单位名称 勤め先名称
联系地址 連絡先住所 ホテルの住所を記入
住宅地址 居住地住所 同联系地址にチェック
单位地址 勤め先住所 同联系地址にチェック
固定电话 固定電話 空欄でOK
移动电话 携帯電話 中国の携帯番号を記入
申请手机银行服务(モバイルバンキングサービス)
单笔汇款限额 1回の送金限度額 10万元以内
日累计汇款限额 1日の送金限度額 100万元以内
预留信息 モバイルバンキングのパスワード

職業、住所、勤め先名称などは特に確認される訳ではないので、あまり厳密さにこだわらなくても大丈夫なようです。

電話番号の確認

ただ、唯一確認されるのは、携帯電話番号の確認です。

申込書に中国の携帯番号を記入して提出すると、係の方がなにやら電話を操作し始めました。

その場で電話を掛けてくれるのかと思いましたが、銀行のセンターに確認依頼を行ったようです。

1分もしないうちに電話がかかってきました。

ここで気をつけたいのは、その電話に出るのではなく着信画面を係の人に見せる、ということです。

こうして、登録した番号が間違いなく連絡の取れる番号であることを確認しているようです。

暗証番号を入力

その後、サインをしたり、暗証番号を備え付けの10キーボードで入力したりします。

05-20160518-093611-0

暗証番号は、都合4回入力したように記憶しています。

さらに、モバイルバンキング用の暗証番号も、確認用を含めて2回入力しました。

華夏銀行のカードには氏名の記載なし

そして、あっという間にカードが発行されました。

カードには、口座番号のみが記載されていて、氏名の刻印がありません。

どうやら、華夏銀行ではカードに所持者の氏名を刻印しないことで、スピード発行を実現しているようですね。

10-20160518-094708-0

華夏銀行のカードは、非接触式ICカード

口座の開設が成功したので、すぐ近くにあった招商銀行のATMでお金を下ろし、華夏銀行のATMで入金してみることにしました。

華夏銀行のATMでは、カードを挿入口に挿入するのではなく、手前にあるタッチエリア(感应区)にカードをタッチすればOKでした。

華夏銀行のATM

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まとめ:中国語を二言話すだけで、20分で口座が開設できます!

さて、こんな感じで華夏銀行に口座を開いてみましたが、所要時間はなんと20分!

受付の担当者の方が親切だったので、非常にスムーズに手続きが進みました。

気軽に口座を作ることができて、日本での手数料も毎日無料の華夏銀行。

中国に貯金がある方も、中国ビジネスを考えている方も、今度作ってみると良さそうです!

先日の上海出張の際に所要時間20分で開設できた華夏銀行の個人口座の残高や取引履歴を確認できるように、モバイルアプリをインストールしてみること...

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コメント

  1. より:

    こんにちは。先日上海旅行中に口座を作ってみましたが、外国人はネットバンキング使えないよみたいなことを言われ、申し込みできませんでした。後から申し込む方法があるかどうかご存知でしょうか。
    また、アリペイに口座を登録しようとしていますが、口座名義あるいは番号が入力している値と一致しないというエラーが出てしまいます。行員の入力ミスかなと思っていますが、どういうスペルで登録されているか確認する方法があるかご存知ですか?
    ちなみに、行員との会話は同行してくれた中国人に通訳してもらったので会話内容に間違いはないはずです。

    • あきら より:

      こんにちは。
      外国人はネットバンキング使えないというのがないと思いますが、これは銀行員さんによるものかもしれないので、他のカウンター或いは支店ならできる可能性もあるでしょう。中国のことですから(笑)
      アリペイでのエラーについてですが、自分にもそんなことがあったので銀行員さんに聞いてみたところ、華夏銀行がちょっと特別でして、ネットバンキングのサービスに登録しないとアリペイでの快捷支付の使用も出来ないらしいです。
      たしか、ネットバンキングを登録すると、口座を作る時に提供した携帯番号には、振込や消費など毎回の利用明細のメール(短信)が届くらしいです。外国人で短期滞在の方はほとんどレンタルか、臨時のSIMカードを使っていますので、ネットバンキングの登録が拒まれたのは、安全性の配慮があるんじゃないかと思います。
      どうしてもネットバンキングかアリペイで使いたいのでしたら、やはり他のカウンターか支店に試してみるのをおすすめします。時間はかかりますでしょうが、出来ないことはないと思います。

  2. WL より:

    2017年1月7日から普通口座ユーザーは、毎月1回のみ中国外ATM手数料が無料にならず、2回目以降12元となります。

    http://www.hxb.com.cn/home/cn/clientServ/newAnnoun/20160913/3486163.shtml

    4.华夏普卡境内跨行ATM取款每月每卡前3笔免费,超出3笔按2元/ 笔收取;境外跨行ATM取款每月每卡第1笔免费,超出1笔按12元/ 笔收取;境外ATM查询每月每卡第1笔免费,超出1笔按2元/ 笔收取。

    • C-STUDY 事務局 より:

      WL様
      私も華夏銀行のページを確認してみました。
      「4 优惠服务项目 」の「2」に、「华夏普卡……境外跨行ATM取款每日每卡第1笔免费,超出1笔按12元/ 笔收取」とあるので、おそらく毎日1回無料の特典は続くのかな…と思いますが、どうでしょうか?

  3. ukp_simple より:

    こんにちは。
    私は現地の方の協力で、何とかハルビンの方正県で工商銀行の口座開設ができました。
    華夏銀行も各地に支店があるので良いですね。
    しかし中国での銀行口座を作る時に注意されたのが、法の改正で銀行が倒産しても保証はないということで、色々と調べた結果 中国銀行(上海ではNG)、工商銀行(上海ではNG)、交通銀行(ホテル近くの支店が改装工事中だった)と選んだ結果、ハルビンにて工商銀行という結果になりました。
    無事に微信などとの紐付けもできたので、中国出張時でも安心です。

  4. shigeki kajiwara より:

    大連でカードを作りました
    中国電話番号が不要でした
    名刺を渡すと用紙に記入もしてくれて
    暗証番号を設定するだけでした
    行員との会話は英語でしたので
    非常楽でした
    即ATMで入金したがATMのブースは
    中から施錠できることに驚きました

  5. HB Corp より:

    私は訪日中国人旅行者に対して、日本の文化体験をアレンジする仕事をしようとしている者です。文化体験アレンジ料の徴収に微信PAYや支付宝を使用したいと思い、日本のクレジットカードを登録してトライしましたが成功せず、やはり中国で銀行口座を持つ必要あるのかなあ、でも中国居住者でない自分が中国に銀行口座を持つことはできないだろうと諦めていた所に、C-STUDYさんの「銀行口座開けた」というブログを拝見しました。そこで、急きょ2017年3月20日から22日まで2泊3日で上海へ飛び、銀行口座開設にトライして来ましたので、C-STUDYさんへの感謝の気持ちを込めてその結果を報告させて頂きます。C-STUDYさんの16年5月16日付及び6月13日付ブログで書かれていた日本での引き出しに手数料が少ない光大銀行と華夏銀行に絞り、合計下記のように4つの支店へ行きました。
    光大银行 上海闸北支行
    光大银行 上海西支行
    华夏银行 上海市西支行
    华夏银行 上海徐汇支行
    結論として、光大银行 西支行と华夏银行 上海徐汇支行で口座開設ができましたが、光大银行 闸北支行では「居住ビザを持っていない外国人の口座は開けない」、华夏银行 上海市西支行では「15日間のビザ免除短期旅行者の場合は15日間だけ有効な口座しか開けない」と言われて口座開設はできませんでした。このあたり、同じ銀行でも支店が違えば言う事が違うという中国らしい状況ですね。
    口座開設できた各銀行では、C-STUDYさんブログのアドバイスの通りに、「海外で引き出しができること」「微信PAYと支付宝に绑定(紐づけ)できること」を確認しながら手続きを進め、20-30分で手続き完了しました。
    今回の経験で感じた次の4点を報告させて頂きたいと思います。
    1点目は、複数の銀行で口座をつくる際は、申請書類の名前の欄には姓・名の順番を統一しておくことという事です。私が最初光大银行西支行での口座開設の際に、書類の名前記入欄に、名・姓の順番(姓・名の順番ではなく)で記入したために、その順番で銀行システムに登録され、それで発行された銀行カードを微信に登録すると自動的に名・姓の順番で微信にも名前が登録されるようで、次に华夏银行のカードを微信に登録しようとしたら、华夏银行のカードは姓・名の順番で書類記入して作成したために、「名前が合わない」という趣旨のエラーが出て微信に登録できませんでした。华夏银行の銀行員に無理を言って名前を名・姓の順番に訂正してもらい再度銀行カードを発行してもらい、そうしたら無事微信登録できました。言いたいのことは、要は、複数の銀行で口座開設する際は名前の順番は統一して姓・名(あるいは名・姓)の順番で書類に記載する必要があるという事です。
    2点目は、光大银行では网上银行も手机银行も両方利用できるとのことですが、华夏银行では网上银行は有料だが手机银行は無料で利用できると言われたことです。実際、手机银行が利用できればそれでいいので私にとっては特に問題ないのですが。。。。一応お知らせです。
    3点目は、2点目の続きになるのですが、実際に日本で今現在使用しているソフトバンク携帯であるiPhone6に両銀行のアプリをダウンロードして使用してみました。すると、光大銀行のAPPでは無事ログインできたのですが、华夏银行の方が「预留信息が一致しない。。。」というメッセージが出てログインが出来ません。これは本日現在まだ解決できていません。何か知っている方がおられれば教えてほしいです。
    4点目は、上海のローソンで実際に微信PAYでの支払いを試してみました。QRコードを表示させて店員がそれをスキャンして問題なく支払いができました。

    以上ですが、銀行カードを微信に登録したあと、微信の钱包にあったお金を‘提现’して銀行口座に入れることでき、それを日本のローソンのATMから引き出すこともできました。これでなんとか文化体験提供ビジネスを開始することできそうです。
    C-STUDYさん、ありがとうございました。

  6. Jerome Chou より:

    アリペイについてですが、最初に登録したところ、+86という国識別番号があるかどうかを銀行の係員に聞いてみたら、変更させてもらってから、アリペイに登録できます。
    それは、アリペイに入力した電話番号と銀行のサイバーにセーブしている電話番号と違うからです。+86という国の識別番号の有無は違う電話番号と識別されているからです。

  7. MM より:

    いつも有益な情報をありがとうございます。
    広州の华夏银行で口座を作ろうと試みましたが
    他の方がコメントされているように、ビザのない人は滞在期間中のみ有効な口座しか作れないと言われました。それも、自動的に口座が失効するのではなく、帰国前に口座解約手続きをするために銀行に出向く必要があるとのことでした。