三井住友銀聯カードのメリットとデメリットを徹底調査!日本で作れる銀聯クレジットカード

この記事は2016年2月に公開された記事を再構成したものです。記事の内容が古くなっている可能性があります。

「爆買い」ブームのおかげで最近日本でも認知度の上がってきた「銀聯カード」、実は日本でも作れることはあまり知られていません。

その中の1つ、「三井住友銀聯カード」についてまとめてみました。

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DASHi@わーとら!管理人

旅ブロガー。中国地方の某県を拠点に、のんびり地方暮らしをしつつ業務やプライベートで海外と日本を行ったり来たりする日々を続けて20年、行った旅行先はアジア~北米・ヨーロッパを中心に20ヶ国以上になります。このブログでは旅から気づいた情報を発信しています。本業はフリーランスのソフトウェアエンジニア、趣味は海外鉄道の乗り歩き。

三井住友銀聯カードとは

「三井住友銀聯カード」とは名前の通り、三井住友カードが発行する銀聯ブランドのクレジットカードです。

日本で発行される銀聯カードとしては初めての、歴史のあるカードブランドです。

三井住友カードはVISAカードの発行元としては日本最大級のカード会社ですから、安心してカードを作ることができます。

単独で発行できる日本で唯一の銀聯カード

日本で発行できるカードには他にも何種類かあるのですが、他のカードは既に持っているカードに追加する「追加カード」としての発行で、単独で発行できるのはこの三井住友銀聯カードだけとなっています。

それで、銀聯カードが初めてという方にはまずこの三井住友銀聯カードが選択肢になると思います。

中国で買い物をひんぱんにするならかなり便利

中国では、VisaやMaster、JCBと言った海外カードに対応しているお店は未だに少なく、大都市中心部のデパート・ショッピングセンター・空港を除いてほとんどのお店は「カード対応」と言っても銀聯カードしか使えないことが良くあります。

そんな時、この三井住友銀聯カードがあれば、中国でもカードでショッピングができるので、現金を取り扱う煩わしさがなく非常に便利です。

特に中国では銀聯カードに対応している店舗は約1200万店以上、三井住友銀聯カードがあればかなり便利そうですね。

日本の銀行口座から引き落とされるので両替不要

そして、この三井住友銀聯カードの特長は、中国でショッピングをした金額が、日本の銀行口座から引き落とされるといことです。

一般のVisaクレジットカードで海外ショッピングをした時と同じように、「買い物をする→現地通貨から日本円に換算される→毎月の引き落とし日に(日本の)口座から引き落とされる」という手順になります。

例えば、中国に頻繁に出張する人や、中国で生活しているが生活費は日本の銀行口座にある場合など、いちいち両替して中国の銀行口座にお金を移すのも面倒ですから、この三井住友銀聯カードを使えば、中国でショッピングした金額が、自動的に日本円に換算されて引き落とされるので、非常に便利です。

カードデザインは2種類

三井住友銀聯カードのカードデザインは2種類から選ぶことができます。デザインによって機能に違いはないので好みで選んでよいでしょう。

家族カード発行可能

三井住友銀聯カードは家族カードの発行ができます。

お子さまの留学や、ご両親の中国旅行に持たせるなどの使い方も考えられますね。

ワールドポイントが貯まる

三井住友銀聯カードを1000円利用するごとに「ワールドポイント」が1ポイント加算されます。

特に大きいポイント率ではありませんが、中国では使えるクレジットカードが少ないことを考えると貴重なポイントですね。

また、現在入会プレゼントとして200ポイントプレゼントキャンペーンを実施しているので、この機会に入会するのも良さそうです。

困った時は銀聯コールセンターに日本語で相談

中国国内から95516にかけ、「ジャパニーズ エージェント プリーズ」と伝えると、日本語のコールセンターに繋がり、カードの紛失・盗難の相談や、お店に「このカードは使えない」と言われた時の説明などもしてもらえます。

何かと不安な中国旅行でもこのサービスが利用できるのは助かりますね。

中国の高級日系ホテルが優待料金で利用できる

三井住友銀聯カードを持っていると、中国の日系ホテルが優待料金で利用できるサービスがあります。

優待利用できるホテルは次の通りとなっています。

  • オークラガーデンホテル上海
  • ホテルニッコー上海
  • ホテルニッコー天津
  • ホテルニューオータニ長富宮(北京)
  • ホテルニッコー無錫
  • ホテルニッコー大連

それぞれ三井住友銀聯カードでの宿泊で、ラウンジ利用やジム利用などの特典がついてくるので、中国でも安心の日系ホテルに泊まれるのは安心と言えます。

実は日本でも使える

この三井住友銀聯カード、実は日本でも「銀聯」マークのあるお店では使えるそうです。

一部のお店では銀聯カードの優待をしているところもありますので、うまく行けばオトクに買えるかも?しれませんね。

18歳から発行できる

三井住友銀聯カードは本会員も家族会員も18歳以上から作成できます。

ATMキャッシングはできない

色々と便利な三井住友銀聯カードですが、中国のATMでのキャッシングには利用できないようです。

銀聯カードを持ってはいても、やはりある程度は現金も必要ですので、海外キャッシングができるカードも併せて持っていくといいですね。

通信販売では利用できない

三井住友銀聯カードでは通信販売では利用できないので注意が必要です。

分割・リボ払いは利用できない

三井住友銀聯カードの支払い方法は一括払いのみとなっているため、分割・リボ払い等の支払い方法は選択できません。

三井住友銀聯カードのメリットとデメリット

三井住友銀聯カードのメリットとデメリットについてまとめるとこうなります。

三井住友銀聯カードのメリット

  • 中国の圧倒的に多くの店で使えるカード
  • 日本で単独発行できる唯一の銀聯クレジットカード
  • 日本の銀行口座から引き落とされるので両替不要
  • 現金払いでは貯まらないポイントが貯まる
  • 年会費無料
  • 家族カードOK
  • 本会員・家族会員ともに18歳から作れる

三井住友銀聯カードの×デメリット

総合的に見ても、初めての銀聯カードとしては悪くないように感じます。

発行手数料無料キャンペーン中

現在、三井住友銀聯カードは通常2000円(税別)の発行手数料が無料になるキャンペーンを実施しています。

カードの有効期間は5年で、5年の更新ごとに1000円の更新料がかかりますが、年会費は無料です。

中国に頻繁に旅行する方などは作っておいて損はないカードと言えるでしょう。

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