中国旅行や中国出張で最初にぶつかる壁が、「地図アプリをどうするか」です。
日本で普段使っているGoogleマップは中国ではまともに機能しません。そのため、現地で使える地図アプリを事前に準備しておく必要があります。
この記事では、中国で実際に使える地図アプリを比較し、旅行者目線でどれを選ぶべきかを分かりやすく解説します。
結論:中国旅行は高徳地図+百度地図、iPhoneならAppleマップも便利
先に結論を述べると、中国旅行・中国出張で地図アプリを準備するなら、基本は「高徳地図+百度地図」の2本入れです。iPhoneユーザーならAppleマップも補助として使えます。
一方、Googleマップは中国本土では不安定なので、現地移動のメインにはしない方が安全です。
- メイン: 高徳地図(旅行者にとって扱いやすい)
- サブ: 百度地図(店舗情報・口コミが豊富)
- 補助: Appleマップ(VPN不要で日本語設定のまま使える)
- Googleマップ: 中国では基本的に使えない前提で考える
中国でGoogleマップは使える?基本は使えない前提が安全
中国では、政府のインターネット規制(いわゆる「グレートファイアウォール」)により、Googleのサービス全般がブロックされています。
Googleマップも例外ではなく、中国国内のネットワークに接続した状態では次のような問題が発生します。
- 地図データの読み込みが非常に遅い、またはまったく表示されない
- ルート検索ができない
- 店舗情報や口コミが表示されない
- 現在地の精度が下がる
一方で、海外ローミングやVPN経由であればGoogleマップが動く場合もありますが、速度や安定性の面で現地アプリには及びません。
スマホの海外ローミング設定についてはAndroidやiPhoneで海外ローミングを設定する方法で詳しく解説しています。
中国旅行でおすすめの地図アプリ3選
中国で実用的に使える地図アプリは、主に以下の3つです。
高徳地図:1本だけ選ぶなら最有力
アリババグループ傘下の地図アプリで、中国国内ではナビの精度が非常に高いと評価されています。
強み:
- 旅行者にとって比較的扱いやすいUI
- お気に入り登録が使いやすく、旅行前の準備と相性が良い
- ナビ(徒歩・公共交通・タクシー)が分かりやすい
- 配車サービスとの連携が強い
弱み:
- 百度地図と比べると口コミ・写真の量がやや控えめ
- 中国語表示が中心
詳しい使い方は高徳地図の使い方を日本語で解説した記事で解説しています。
百度地図:口コミ・写真・ストリートビュー重視
中国最大の検索エンジン「百度」が運営する地図アプリで、中国では最も知名度の高い地図サービスです。
強み:
- 店舗情報、口コミ、写真が非常に豊富
- ストリートビューが充実
- 百度系の他サービスとの連携が強い
- オフライン地図が利用可能
弱み:
- 旅行者にとってはやや操作に慣れが必要
- お気に入り機能がやや使いづらい
- 中国語表示が中心
詳しい使い方は百度地図の使い方を日本語で解説した記事で解説しています。
Appleマップ:iPhoneなら日本語UIで使える補助アプリ
意外と知られていませんが、iPhoneに最初から入っているAppleマップは、中国でも普通に使えます。
Googleマップと違ってVPNが不要で、中国国内に入ると自動的に高徳地図のデータに切り替わるため、現地の地図情報がそのまま表示されます。
強み:
- VPN不要で中国国内でそのまま使える
- 日本語設定のまま操作可能
- 高徳地図のデータを利用するため精度が高い
- 公共交通機関のルート検索にも対応
- インストール不要(最初から入っている)
弱み:
- 店舗情報や口コミは百度地図に及ばない
- ストリートビュー非対応
- Androidユーザーは利用不可
- オフライン地図は対応しているが、事前ダウンロードが必要
iPhoneユーザーなら、百度地図・高徳地図の補助として十分に使えます。「中国語アプリを開くのが不安」という人がまず最初に試す地図としておすすめです。
高徳地図・百度地図・Appleマップの比較表
| 困りごと | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 1本だけ入れたい | 高徳地図 | ナビ・公共交通・徒歩移動で使いやすい |
| 店舗写真・口コミを見たい | 百度地図 | 店舗情報や写真が豊富 |
| 中国語アプリが不安 | Appleマップ | iPhoneなら日本語UIのまま使える |
| Googleマップの代わりがほしい | 高徳地図+百度地図 | 現地データとルート検索が安定 |
| 店名を中国語で入力できない | 百度地図/高徳地図+手書き入力 | 漢字・ピンイン・コピペ検索を併用 |
目的別の選び方
中国の地図アプリは、「どれが一番優れているか」よりも、「自分の使い方に合っているか」で選ぶのが大切です。
初めての中国旅行なのか、中国語に不安があるのか、飲食店探しを重視するのか、地下鉄移動が多いのかによって、使いやすいアプリは少し変わります。
ここでは、目的別におすすめの使い分けを紹介します。
初めての中国旅行
初めて中国へ行くなら、まずは「高徳地図」をメインにして、「百度地図」をサブで入れておくのがおすすめです。
高徳地図は、徒歩・地下鉄・タクシーなど、現地での移動ルートを調べる時に使いやすい地図アプリです。現在地から目的地までの行き方を確認しやすく、中国国内での移動にはかなり頼りになります。
一方で、百度地図は店舗情報や写真、周辺検索に強い印象があります。目的地の場所が高徳地図でうまく見つからない時や、飲食店・観光地の雰囲気を確認したい時に役立ちます。
初めての中国旅行では、ひとつのアプリだけに頼るよりも、2つの地図アプリを入れておいた方が安心です。片方で検索できない場所でも、もう片方なら見つかることがあります。
iPhoneユーザーなら、Appleマップも補助的に使えます。日本語UIのまま使えるので、中国語アプリに慣れていない人にとっては安心感があります。ただし、中国国内の細かい店舗情報や現地向けのルート検索では、高徳地図や百度地図の方が使いやすい場面が多いです。
結論として、初めての中国旅行では、
- メイン:高徳地図
- サブ:百度地図
- iPhoneなら補助:Appleマップ
という組み合わせがおすすめです。
中国語が苦手な人
中国語が苦手な人は、まず「Appleマップ」と「高徳地図」を組み合わせて使うのが現実的です。
Appleマップは、iPhoneの言語設定が日本語なら、日本語の画面のまま使えます。地図アプリの操作そのものに不安がある人にとっては、最初のハードルが低いです。
ただし、中国国内では日本語や英語の店名だけでは検索できないこともあります。特にローカルな飲食店、小さなホテル、商業施設内の店舗などは、日本語名では出てこない場合があります。
そのため、中国語が苦手な人ほど、出発前に以下の準備をしておくと安心です。
- ホテル名を中国語表記でメモしておく
- 住所を中国語で保存しておく
- 行きたい店や観光地を事前に地図アプリで登録しておく
- 中国語キーボードをスマホに追加しておく
- 店名や住所をコピーできるようにしておく
高徳地図や百度地図は中国語アプリなので、最初は少し抵抗があるかもしれません。ただ、現在地確認、ルート検索、目的地の保存など、よく使う操作は慣れればそれほど難しくありません。
中国語が読めない場合でも、「目的地の中国語名をコピーして検索する」「ホテルや店の住所をそのまま貼り付ける」だけで使える場面は多いです。
中国語が苦手な人は、アプリの使いやすさだけで選ぶのではなく、「中国語の地名・住所を事前に用意しておく」ことが重要です。
飲食店を探したい人
飲食店を探す目的なら、「百度地図」と「高徳地図」を併用するのがおすすめです。
中国では、日本でいうGoogleマップのように、地図アプリから飲食店を探すことがあります。ただし、店名、口コミ、写真、営業状況などはアプリによって情報量に差があります。
百度地図は、店舗情報や写真を確認したい時に便利です。飲食店の外観、店内の雰囲気、周辺の様子を見たい時には、百度地図で検索してみる価値があります。
一方、高徳地図は、見つけた飲食店まで実際に移動する時に使いやすいです。徒歩ルート、地下鉄との組み合わせ、現在地からの距離感を確認しやすいので、「この店に行く」と決めた後の移動に向いています。
飲食店探しでは、次のように使い分けるとスムーズです。
- 店を探す:百度地図
- 場所を確認する:百度地図・高徳地図
- 実際に移動する:高徳地図
- iPhoneでざっくり確認する:Appleマップ
注意したいのは、日本語の店名では検索できないことがある点です。ガイドブックや予約サイトに載っている日本語名ではなく、中国語の正式名称で検索した方が見つかりやすくなります。
また、中国では同じような名前の店が複数あることもあります。地図アプリで検索する時は、店名だけでなく、住所、最寄駅、商業施設名もあわせて確認した方が安全です。
地下鉄・徒歩移動が多い人
地下鉄や徒歩での移動が多い人には、「高徳地図」が特におすすめです。
中国の大都市では、地下鉄が非常に発達しています。北京、上海、広州、深圳などでは、観光や出張の移動でも地下鉄を使う機会が多くなります。
高徳地図は、現在地から目的地までの公共交通ルートを調べやすく、地下鉄と徒歩を組み合わせた移動にも向いています。目的地までの所要時間、乗り換え、駅からの徒歩ルートを確認しやすいのが強みです。
特に便利なのは、駅を出てから目的地までの徒歩ルートを確認する場面です。中国の都市部では、大きな交差点、地下通路、商業施設、複数の出口がある地下鉄駅などが多く、駅に着いてから迷うことがあります。
そのため、地下鉄移動では「どの駅で降りるか」だけでなく、「どの出口から出るか」「出口からどちらに歩くか」まで確認しておくと安心です。
徒歩移動が多い場合も、Googleマップより高徳地図や百度地図を使った方が、現地の地図情報に合っていることが多いです。中国本土ではGoogleマップの情報が古かったり、位置がずれていたりすることがあるため、移動のメインにはしない方が安全です。
地下鉄・徒歩移動が多い人は、
- ルート検索:高徳地図
- 周辺情報確認:百度地図
- 大まかな位置確認:Appleマップ
という使い分けが向いています。
出張で確実に移動したい人
中国出張では、「高徳地図」をメインにしつつ、「百度地図」と「Appleマップ」も予備として入れておくのがおすすめです。
出張では、観光旅行以上に「時間通りに着くこと」が重要になります。空港からホテル、ホテルから取引先、展示会場、会食場所など、移動の失敗がそのまま仕事上のリスクにつながることがあります。
そのため、出張では地図アプリをひとつだけに絞らない方が安全です。高徳地図でルートを確認し、必要に応じて百度地図でも同じ目的地を確認する。iPhoneユーザーならAppleマップでも大まかな位置を見ておく。これだけでも、目的地の取り違えを減らせます。
特に注意したいのは、ホテル名やビル名の表記です。中国では、英語名・日本語名・中国語名が微妙に違うことがあります。予約サイトに載っているホテル名をそのまま検索しても、地図アプリで正しく出てこない場合があります。
出張前には、以下を準備しておくと安心です。
- ホテル名の中国語表記
- 取引先住所の中国語表記
- 会食場所の中国語店名
- 空港・駅からホテルまでのルート
- ホテルから訪問先までの移動時間
- タクシー運転手に見せる用の中国語住所
また、現地でタクシーや配車サービスを使う場合も、中国語の住所をすぐ見せられるようにしておくとスムーズです。口頭で説明しようとするより、地図アプリの画面や住所メモを見せる方が確実です。
中国出張では、「なんとなく現地で調べればいい」と考えるより、出発前に主要な目的地を地図アプリで保存しておくことをおすすめします。移動直前に通信が不安定になったり、中国語入力で手間取ったりしても、事前に保存していれば慌てずに済みます。
出発前にやることチェックリスト
- ホテル名・住所を中国語でメモしておく
- 高徳地図をインストール
- 百度地図をインストール
- iPhoneならAppleマップも確認
- 中国語キーボードを追加
- 行きたい店・ホテル・空港を事前に保存
- eSIM・ローミング・VPNの通信手段を準備
中国語で検索できない時の対処法
中国の地図アプリは中国語入力が前提の設計になっています。
中国語の入力方法を事前に設定しておくと、検索で困ることが大幅に減ります。
- ピンイン入力: 読み方の分かる中国語をアルファベットで入力
- 手書き入力: 読めない漢字をそのまま指でなぞって入力
設定方法はiPhoneやAndroidスマホで中国語をピンイン入力・手書き入力する方法で詳しく解説しています。
地図アプリが使えない時の原因と対策
中国で地図アプリを使っていると、「検索できない」「現在地が出ない」「ルート検索ができない」「Googleマップでは場所がずれる」といったトラブルが起きることがあります。
多くの場合、原因はアプリそのものではなく、通信環境・VPN・検索キーワード・位置情報の取得精度のどれかにあります。
現地で慌てないために、よくある原因と対策を確認しておきましょう。
通信できない
地図アプリが使えない時、まず確認したいのは通信環境です。
中国の地図アプリは、現在地の確認だけでなく、ルート検索、店舗検索、口コミ、写真、交通情報などをオンラインで取得します。そのため、通信が不安定だと、地図は開けても検索結果が出なかったり、ルート検索が途中で止まったりすることがあります。
特に空港、地下鉄の駅構内、大型商業施設の中、地下街、地方都市では、通信が一時的に不安定になることがあります。
対策としては、次の準備をしておくと安心です。
- 中国で使えるeSIMやSIMカードを用意する
- 国際ローミングの利用可否を事前に確認する
- ホテルや訪問先の住所を事前に保存しておく
- 目的地の中国語名をメモアプリに控えておく
- 空港からホテルまでのルートを出発前に確認しておく
- ホテルのWi-Fiに接続できるうちに、翌日の目的地を調べておく
地図アプリは「現地で検索すればいい」と考えがちですが、中国では通信環境によって使い勝手が大きく変わります。
特に初日の空港到着後や、仕事で時間厳守の移動がある場合は、出発前にホテル名・住所・最寄駅・移動ルートを保存しておくことをおすすめします。
通信手段の詳細は中国旅行・出張で自分のスマートフォン・タブレットを使う方法を参考にしてください。
VPN・ローミングの影響
中国では、VPNや国際ローミングの使い方によって、地図アプリの挙動が変わることがあります。
たとえば、Googleマップを使いたい場合、VPNや国際ローミング経由でアクセスできることがあります。ただし、中国本土ではGoogleマップの地図情報が古かったり、店舗情報が少なかったり、位置がずれて見えることがあります。
一方で、高徳地図や百度地図などの中国国内向けアプリは、中国の通信環境に合わせて使う方が安定しやすい場合があります。VPNを通した状態だと、アプリの読み込みが遅くなったり、現在地の取得やルート検索が不安定になったりすることがあります。
地図アプリがうまく動かない時は、次のように切り分けてみてください。
- VPNをオンにしている場合は、一度オフにしてみる
- VPNをオフにしている場合は、ローミングやeSIMの通信状況を確認する
- Googleマップではなく、高徳地図・百度地図で同じ場所を検索してみる
- Wi-Fi接続時とモバイル通信時で挙動を比べる
- アプリを再起動する
- 位置情報の権限がオンになっているか確認する
旅行者の場合、「Googleマップが使えるかどうか」だけに注目しがちですが、中国ではGoogleマップをメインにするより、高徳地図や百度地図を使える状態にしておく方が現実的です。
VPNは翻訳、検索、Gmail、SNSなどには便利ですが、地図アプリについては、VPNを通すことでかえって動作が不安定になることもあります。うまく動かない時は、まずVPNのオン・オフを切り替えて確認してみましょう。
店名が日本語・英語で出ない
中国の地図アプリでよくあるのが、「店名を入力しているのに出てこない」というトラブルです。
これは、アプリの精度が低いというより、検索している店名の表記が合っていないことが原因の場合が多いです。
日本のガイドブックや予約サイトでは、日本語名や英語名で店が紹介されていることがあります。しかし、中国の地図アプリでは、中国語の正式名称で登録されていることが多いため、日本語や英語の店名では検索できないことがあります。
たとえば、ホテル名、レストラン名、観光地名、商業施設名などは、以下の表記がそれぞれ違う場合があります。
- 日本語表記
- 英語表記
- 中国語の簡体字表記
- 現地で使われている略称
- 商業施設内でのフロア名・店舗名
対策としては、中国語の正式名称で検索するのが一番確実です。
予約サイト、公式サイト、Google検索、旅行アプリなどで中国語名を確認し、そのままコピーして高徳地図や百度地図に貼り付けて検索してみましょう。
出発前にやっておくと安心なのは、次の準備です。
- ホテル名を中国語で保存しておく
- ホテル住所を中国語で保存しておく
- 行きたい飲食店の中国語名を控えておく
- 観光地名を簡体字でメモしておく
- 予約確認メールや公式サイトの住所をスクリーンショットしておく
- タクシー運転手に見せる用の住所メモを作っておく
また、同じ名前の店が複数あることもあります。店名だけで判断せず、住所、最寄駅、商業施設名、写真、電話番号なども確認すると、別店舗に向かってしまうリスクを減らせます。
飲食店やホテルを探す時は、「日本語名で検索して出ない=存在しない」と判断しない方が安全です。中国語名で検索し直すと、すぐに見つかることがあります。
現在地がズレる
中国で地図アプリを使っていると、現在地が少しずれて表示されることがあります。
原因はいくつかあります。高層ビルが多い場所、地下街、駅構内、大型商業施設の中では、GPSの電波がうまく届かず、現在地の精度が落ちることがあります。また、通信環境が不安定な時や、スマホの位置情報設定が制限されている時も、現在地が正しく表示されないことがあります。
特に注意したいのは、Googleマップを中国本土で使う場合です。中国ではGoogleマップの地図情報が現地の実情と合わなかったり、位置がずれて見えたりすることがあります。そのため、現在地確認や徒歩ルートのメインには、高徳地図や百度地図を使う方が安心です。
現在地がずれる時は、次の方法を試してみてください。
- 高徳地図や百度地図で現在地を確認する
- スマホの位置情報設定をオンにする
- アプリに位置情報の利用を許可する
- Wi-FiとBluetoothをオンにする
- 屋外に出てから再度現在地を取得する
- アプリを再起動する
- 地図の向きではなく、周囲の建物や道路名で確認する
地下鉄駅や大型商業施設では、地図上の現在地だけを信じると迷いやすくなります。特に駅の出口が多い場所では、「どの出口から出るか」を事前に確認しておくことが重要です。
また、中国の都市部では、道路の反対側へ渡るだけでも大きく遠回りになることがあります。現在地が少しずれている状態で歩き始めると、目的地から離れてしまうこともあります。
不安な時は、現在地の点だけを見るのではなく、近くの交差点、駅出口、ビル名、店舗写真などを合わせて確認しましょう。高徳地図や百度地図で目的地の外観写真を確認しておくと、到着直前の迷いを減らせます。
良くある質問
中国でGoogleマップは本当に使えませんか?
VPNや海外ローミング経由なら動く場合もありますが、速度が不安定で、ルート検索の精度も落ちます。中国国内での移動は現地アプリを使う前提で考えた方が安全です。
中国の地図アプリは日本語で使えますか?
百度地図・高徳地図ともに中国語UIが基本です。日本語版はありません。ただし、旅行で使う機能は限られているため、よく使うボタンの意味だけ覚えれば十分実用的です。各アプリの使い方記事で頻出の中国語も紹介しています。
旅行先の都市によって使い分けた方がいいですか?
基本的にはどちらのアプリも中国全土をカバーしているので、都市による使い分けは必須ではありません。ただし、検索結果の出方に差があることはあるので、2本入れておくと安心です。
中国の地図アプリはオフラインでも使えますか?
百度地図・高徳地図ともにオフライン地図に対応しています。通信環境が不安定な地方エリアに行く場合は、事前にオフライン地図をダウンロードしておくと安心です。
中国でiPhoneの地図(Appleマップ)は使えますか?
使えます。Appleマップは中国国内で自動的に高徳地図のデータに切り替わるため、VPNなしで正確に動作します。日本語設定のまま使えるのも大きなメリットです。ただし、店舗情報や口コミの充実度では百度地図に劣るため、補助的な位置づけがおすすめです。
高徳地図と百度地図、どっちがいいですか?
1本だけなら高徳地図がおすすめです。UIが直感的で旅行者にとって扱いやすく、ナビ機能の完成度が高いです。ただし、口コミやストリートビューを重視するなら百度地図の方が充実しています。理想は両方入れておくことです。
地図アプリ × 交通機関の組み合わせが最強
中国の地図アプリは、交通機関の情報をリアルタイムで表示できるのが大きな強みです。
特に、地下鉄のルート検索との組み合わせは実用性が高く、以下のような使い方が便利です。
- 目的地の最寄り駅を地図アプリで確認
- 乗換ルートと所要時間を比較
- 出口番号まで確認して迷わず地上に出る
各都市の地下鉄情報は以下の記事も参考にしてください。
まとめ
中国旅行・中国出張で地図アプリを使うなら、高徳地図と百度地図の2本入れが最も実用的です。
Googleマップが使えない中国では、現地アプリの準備が快適な旅のカギを握ります。出発前にアプリのインストール、中国語入力の設定、通信手段の確認まで済ませておけば、現地での移動はかなり楽になります。
