海外発行の銀聯カードでセブン銀行ATMから日本円を引き出すときは、カードの対応、取引方式、利用時間、費用を確認しましょう。この記事では公式案内で確認する条件と、著者が2014年9月に利用したときの写真付き操作例を分けて紹介します。
利用前に確認するカード・限度額・時間
セブン銀行の海外発行カード案内は銀聯を対象に挙げていますが、同じマークでも使えないカードがあるとしています。「ICのみだから使えない」「銀聯マークがあるから必ず使える」のどちらも一律には判断できません(2026年10月13日確認)。
- 1回の引き出し上限は10万円。磁気ストライプでの取引は3万円です。カード発行銀行側の利用条件・限度額も確認してください。
- 銀聯のサービス時間は00:10~23:50です。店舗への入場時間とは別で、メンテナンス等で使えない場合もあります。
- 海外発行カードのブランドによってATM手数料が異なります。後半の写真にある110円を、現在の全カード共通の料金として使わないでください。
操作画面と費用の確認先
セブン銀行のATM利用方法・注意点も参照してください。公式ページの画面例はVisaカードのため、銀聯の画面がすべて同じとは扱わず、実際のATM表示とカード発行会社の案内に従って操作します。
取引前にATM画面の費用を確認し、発行銀行側の手数料や海外利用条件も調べてください。利用手数料が必要な取引では、取引回数分の費用がかかります。限度額エラーでは金額を下げて確認し、暗証番号のエラーは発行会社に問い合わせるよう、セブン銀行は案内しています。
2014年9月の引き出し体験・画面例
以下は中国招商銀行のキャッシュカードを使った当時の体験です。写真・画面・手数料は過去の記録で、現在の操作順や金額を保証するものではありません。カードの種類やATMによって表示が異なる場合は、現在の画面と発行会社の案内を確認してください。
中国の人民元建て銀行キャッシュカード(銀聯UnionPayカード)を使って日本のセブン-イレブンATMで日本円を引き出してみることにしました。
当時のICカード利用に関する情報は、過去の銀聯ICカードの注意記事と2016年のセブン銀行の変更記録に残しています。これらの過去情報を、現在のカードの利用可否の判定には使わないでください。
中国招商銀行の銀聯(UnionPay)キャッシュカードで日本円を引き出してみる
日本で銀聯カード(UnionPay)は使えますか、と尋ねられることがあります。
今回は実際に、中国招商銀行のキャッシュカードを使って、日本円を下ろしてみました。

銀聯カードはコンビニなど日本の一部のATMで使える
当時は、カードとATMの「銀聯(中国語では、银联)」マークを確認して利用しました。同じマークがあるだけで、すべてのカードで引き出せることを保証するものではありません。
時折、店頭で「銀嶺カード」「ぎんれいカード」「銀連カード」「銀レンカード」などという表記がされている場合もありますが、正式の日本語表記は「銀聯カード」が正解のようです。
セブン-イレブンでセブン銀行ATMを利用
このときはセブン-イレブンに設置されたセブン銀行ATMを利用しました。現在の設置場所・店舗への入場時間・銀聯のサービス時間は、利用前に確認してください。

ATMの上のディスプレイに次のような表示がありました。

画面右下に「银联」マークがありました。ここで引き出しできるようです。
銀聯カードxセブン銀行の引き出し限度額
写真には当時の上限として20万円と表示されていました。この写真の数字は現在の限度額ではありません。
現在の引き出し額を決めるときは、冒頭の公式案内とカード発行銀行の条件を確認してください。当時の円換算やカード側の上限をそのまま使わないようにしましょう。
取引開始
ATMの画面表示「カードを入れたら取引きがはじまります」の下に各言語でも案内が表示されています。

セブンイレブンATM×銀聯カードで日本円を引き出す手順
まずはカードを入れてみます。

言語を選ぶ
外国のカードと認識したようで、言語選択画面が表示されました。请选择语言と書いてあります。
中文(中国語)をタッチします。

操作を選ぶ
取款(引き出し)をタッチします。

何か注意書きが現れました。「银联卡取款每笔加收110日元 包含说 手续费(銀聯カードでのお取引には110円(税込み)の手数料がかかります)」とあります。确认(確認)をタッチします。

口座の種類を選ぶ
口座の種類を選ぶ画面です。私が持ってきたのはキャッシュカード(中国語では、银行卡)ですので、储蓄账户(預金口座)をタッチします。
クレジットカードの口座は中国語で信用账户と表示されますが、実際に選ぶ口座種類はカード発行会社の案内に従ってください。この体験は銀行キャッシュカードを使った例です。

暗証番号を入力する
暗証番号を入力します。中国の銀行やカードの暗証番号は6桁のことが多いようです。入力が終わったら確認ボタンを押します。日本のキャッシュカードのように4桁入力すると自動的に次に進まないことに注意します。

暗証番号の入力はテンキーから行います。

引き出し額を選ぶ(入力する)
金額を選択します。外国人旅行者にも使いやすいように、幾つかの選択肢が用意されています。

金額に間違いのないことを確認して确认(確認)をタッチします。

手続き中です。

カードと明細書を受け取る
先にカードと明細書が出てきます。

カードと明細書を取り出します。レシートも中国語で出てくるようです。

現金を受け取る
続いて紙幣を取り出します。

当時の利用を振り返って
当時は、次の点を便利だと感じました。利用時間・費用は現在の条件と区別してください。
・コンビニでATMを利用できた
・中国語の表示がある(レシートも中国語表記)
・画面に表示された当時のATM手数料は110円だった
こんど、中国人のお友達が日本に遊びに来られた時には、セブン銀行のATMで引き出しができることを教えてあげるといいですね(^^
両替レートと手数料
両替レートと手数料については、次の記事をご覧ください:銀聯カードで日本円を引き出す場合、手数料の安いATMは?