中国旅行・出張で自分のスマートフォン・タブレットを使う方法

この記事は2015年3月に作成された記事を再構成したものです。記事の内容が古くなっている可能性があります。

今自分が使っているiPhone,iPad,Androidスマートフォン,タブレットを、そのまま旅行先でも使えたら便利ですよね。

地図アプリ,翻訳アプリなどをいつでも、どこでも使うことができれば、知らない土地でもかなり安心です。

そこで、iPhoneやAndroidスマートフォンなどを中国旅行で使う方法についてまとめてみました。

この記事を書いた人
DASHi@わーとら!管理人

旅ブロガー。中国地方の某県を拠点に、のんびり地方暮らしをしつつ業務やプライベートで海外と日本を行ったり来たりする日々を続けて20年、行った旅行先はアジア~北米・ヨーロッパを中心に20ヶ国以上になります。このブログでは旅から気づいた情報を発信しています。本業はフリーランスのソフトウェアエンジニア、趣味は海外鉄道の乗り歩き。

SIMフリーiPhone/スマートフォンなら現地SIMで中国旅行も怖くない

最近ではそれなりに一般的になってきている「SIMフリー」のiPhoneやスマートフォンを持っておられる方は、現地でプリペイドのデータ通信SIMを購入して差し替えることで、旅行先でもデータ通信を使うことができますね。

特にiPhone6以降は中国で主流のLTE周波数にも対応しているので、中国との相性はいいですね。

また、ドコモ/au/ソフトバンク/SIMフリーのiPadを持っている方も現地SIMを利用できます。

Androidでも、「中国联通(チャイナ・ユニコム)」のSIMであればほとんどの機種が対応しています。

また、ファーウェイ社のMate9というスマートフォンは、中国の携帯電話会社に全て対応していますよ。

最近のスマートフォンはSIMカードスロットをピンで開けるタイプが多いので、SIMカードスロットを開けるピンを忘れずに持って行きましょう。(下の写真の中央下に写っているのがSIMスロット用ピンです)

photo by Richard Eriksson

また、購入したSIMカードによっては、APN設定などが必要な場合があります。設定を正しく行わないとデータ通信ができないこともありますので、それなりの知識が必要です。機械に強い人(が近くにいる場合)は挑戦してみるのもいいでしょう(^^;

SIMカードは現地で調達するか、事前にAmazonなどで輸入業者から購入するといいですね。

中国旅行中もスマホ・タブレットでGmailやLINE、Facebook/Twitterなどを使うには?

中国では、Gmail,LINE, Facebook, Twitterや一部のブログなどのアクセスが制限されています。

こうした制限を回避する方法についてまとめました。

Docomo/au/Softbank/Y!mobileのスマホなら海外パケ・ホーダイ

ドコモ/au/ソフトバンク/ワイモバイル各社のスマートフォンでは、海外でもデータ通信を行うことができます。2泊3日程度の旅行なら、このプランを使うのもありですね。

ただ、毎日使っているとかなりの料金になるので、使う日を決めて、使わない日は「モバイルデータ通信をオフ」にするなどして節約するといいでしょう。各社とも、少ないパケット量(約25MB未満)なら1,980円と宣伝していますが、スマートフォンを使っているとすぐにこの低い方の金額は超えてしまいます(^^;

また、日本時間の1日単位での課金なので、現地に到着した日や、出発日など短い時間しか現地にいない時などは特に割高に感じるかもしれません。

ただ、デメリットばかりではなくメリットもあります。それは、日本の電話番号がそのまま使えるので家族などと連絡を取りやすいという点です(ただ、これも国際電話の料金がかかりますから、長電話はできませんね)。

また、中国で規制されているGmailやTwitter,Facebookなどのサービスをそのまま使えるというのも大きなメリットです。

予算に余裕のある人ならとてもオススメです。

ドコモ:海外パケ・ホーダイ(1日あたり2,980円)

世界ギガし放題 | NTTドコモ (docomo.ne.jp)

au:海外ダブル定額(1日あたり2,980円)

海外ダブル定額(5G/4G LTE) | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au

ソフトバンク:海外パケットし放題(1日あたり2,980円)

海外パケットし放題 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク (softbank.jp)

<ドコモ限定>海外1Dayパケプラン

ドコモには「海外1Dayパケ(中国では24時間あたり980円)」という格安のプランもあります。

  • 事前申込みが必要
  • 通信量が30MBを超えると速度が遅くなる(※2017年9月30日までは容量制限なし)
  • 毎日、使用開始手続きが必要で、使用開始から24時間でいったん切断される
  • 24時間単位

という特徴があります。「多少ネットの速度が遅くてもいいから、手軽に海外でネットを使いたい」という人ならこのプランはかなりおすすめです。何より、使用開始手続きが必要なので、意図せず高額の請求が来る恐れがないのがいいですね。

今持っているスマホ・タブレットをそのまま使うならレンタル海外モバイルWiFiルーター

現地でもそれなりにネットを使いたいという場合、一番のおすすめは「レンタル海外モバイルWiFiルーター」を持って行くことです。

日本でも最近モバイルWiFiルーターを持っている人が多いですが、それと同じようなルーターを1日単位で借りることができます。料金の目安は1日あたり1000円前後です。

友達とも通信回線をシェアできるWiFiルーターはグループ旅行にオススメ

レンタルルーターの、他にはない大きなメリットは、グループでシェアできること。他の方法ではそれぞれの人にパケット代金がかかりますが、ルーターなら1台契約すればOKというのはいいですね。

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