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中国の地図アプリおすすめ比較|百度地図・高徳地図の使い分けガイド

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中国旅行や中国出張で最初にぶつかる壁が、「地図アプリをどうするか」です。

日本で普段使っているGoogleマップは中国ではまともに機能しません。そのため、現地で使える地図アプリを事前に準備しておく必要があります。

この記事では、中国で実際に使える地図アプリを比較し、旅行者目線でどれを選ぶべきかを分かりやすく解説します。

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この記事を書いた人
DASHi@わーとら!管理人

旅ブロガー。中国地方の某県を拠点に、のんびり地方暮らしをしつつ業務やプライベートで海外と日本を行ったり来たりする日々を続けて20年、行った旅行先はアジア~北米・ヨーロッパを中心に20ヶ国以上になります。このブログでは旅から気づいた情報を発信しています。本業はフリーランスのソフトウェアエンジニア、趣味は海外鉄道の乗り歩き。

結論:中国の地図アプリは「百度地図」と「高徳地図」の2本入れが最強

先に結論を述べると、中国旅行では以下の方針が最も実用的です。

  • メイン: 高徳地図(旅行者にとって扱いやすい)
  • サブ: 百度地図(店舗情報・口コミが豊富)
  • 補助: Appleマップ(VPN不要で日本語設定のまま使える)
  • Googleマップ: 中国では基本的に使えない前提で考える

どれか1本に決めるなら高徳地図がやや有利ですが、検索結果の出方が異なることも多いため、できれば百度地図と合わせて2本入れておくのがおすすめです。iPhoneユーザーならAppleマップも併用するとさらに安心です。

なぜ中国ではGoogleマップが使えないのか?

中国では、政府のインターネット規制(いわゆる「グレートファイアウォール」)により、Googleのサービス全般がブロックされています。

Googleマップも例外ではなく、中国国内のネットワークに接続した状態では次のような問題が発生します。

  • 地図データの読み込みが非常に遅い、またはまったく表示されない
  • ルート検索ができない
  • 店舗情報や口コミが表示されない
  • 現在地の精度が下がる

一方で、海外ローミングやVPN経由であればGoogleマップが動く場合もありますが、速度や安定性の面で現地アプリには及びません。

スマホの海外ローミング設定についてはAndroidやiPhoneで海外ローミングを設定する方法で詳しく解説しています。

中国で使える主要な地図アプリ

中国で実用的に使える地図アプリは、主に以下の3つです。

百度地図(Baidu Maps)

中国最大の検索エンジン「百度」が運営する地図アプリで、中国では最も知名度の高い地図サービスです。

強み:

  • 店舗情報、口コミ、写真が非常に豊富
  • ストリートビューが充実
  • 百度系の他サービスとの連携が強い
  • オフライン地図が利用可能

弱み:

  • 旅行者にとってはやや操作に慣れが必要
  • お気に入り機能がやや使いづらい
  • 中国語表示が中心

詳しい使い方は百度地図の使い方を日本語で解説した記事で解説しています。

高徳地図(AMap / Gaode Maps)

アリババグループ傘下の地図アプリで、中国国内ではナビの精度が非常に高いと評価されています。

強み:

  • 旅行者にとって比較的扱いやすいUI
  • お気に入り登録が使いやすく、旅行前の準備と相性が良い
  • ナビ(徒歩・公共交通・タクシー)が分かりやすい
  • 配車サービスとの連携が強い

弱み:

  • 百度地図と比べると口コミ・写真の量がやや控えめ
  • 中国語表示が中心

詳しい使い方は高徳地図の使い方を日本語で解説した記事で解説しています。

百度地図と高徳地図の比較

比較項目百度地図高徳地図
運営会社百度(Baidu)アリババ(Alibaba)系
旅行者の使いやすさ普通やや高い
店舗情報・口コミ非常に豊富豊富
ナビの精度高い高い
お気に入り機能やや癖あり使いやすい
オフライン地図対応対応
中国語が苦手な人やや慣れが必要比較的使いやすい
ストリートビュー充実なし

Amap Global(高徳地図の英語版)

中国語がまったく読めない人向けに、高徳地図の英語版「Amap Global」が提供されています。

  • 英語UIで高徳地図と同じ地図データを利用
  • ルート検索、公共交通、タクシー配車にも対応
  • 中国語版と比べて一部機能が制限される場合あり

「中国語が一切読めないが、英語なら分かる」という人には有力な選択肢です。

Appleマップ(iPhone標準の地図)

意外と知られていませんが、iPhoneに最初から入っているAppleマップは、中国でも普通に使えます。

Googleマップと違ってVPNが不要で、中国国内に入ると自動的に高徳地図のデータに切り替わるため、現地の地図情報がそのまま表示されます。

強み:

  • VPN不要で中国国内でそのまま使える
  • 日本語設定のまま操作可能
  • 高徳地図のデータを利用するため精度が高い
  • 公共交通機関のルート検索にも対応
  • インストール不要(最初から入っている)

弱み:

  • 店舗情報や口コミは百度地図に及ばない
  • ストリートビュー非対応
  • Androidユーザーは利用不可
  • オフライン地図は対応しているが、事前ダウンロードが必要

iPhoneユーザーなら、百度地図・高徳地図の補助として十分に使えます。「中国語アプリを開くのが不安」という人がまず最初に試す地図としておすすめです。

百度地図・高徳地図・Appleマップの比較

比較項目百度地図高徳地図Appleマップ
運営会社百度(Baidu)アリババ(Alibaba)系Apple
旅行者の使いやすさ普通やや高い高い(日本語OK)
店舗情報・口コミ非常に豊富豊富少ない
ナビの精度高い高い高い(高徳データ)
お気に入り機能やや癖あり使いやすい普通
オフライン地図対応対応対応(要DL)
中国語が苦手な人やや慣れが必要比較的使いやすい日本語対応
ストリートビュー充実なし非対応
VPNの要否不要不要不要
対応端末iPhone / AndroidiPhone / AndroidiPhoneのみ

使い分けの考え方

  • 「1つだけ入れるなら」: 高徳地図
    • UIが直感的で、旅行者にとってはこちらの方が迷いにくい
  • 「しっかり準備したいなら」: 両方入れる
    • 同じ場所を検索しても結果が異なることがある。2本あると「片方で見つからない店がもう一方で見つかる」場面は珍しくない
  • 「口コミ重視・ストリートビューを使いたいなら」: 百度地図
    • 食べログ的な使い方もしたいなら百度地図に分がある

中国語が入力できない場合の対処法

中国の地図アプリは中国語入力が前提の設計になっています。

中国語の入力方法を事前に設定しておくと、検索で困ることが大幅に減ります。

  • ピンイン入力: 読み方の分かる中国語をアルファベットで入力
  • 手書き入力: 読めない漢字をそのまま指でなぞって入力

設定方法はiPhoneやAndroidスマホで中国語をピンイン入力・手書き入力する方法で詳しく解説しています。

地図アプリ × 交通機関の組み合わせが最強

中国の地図アプリは、交通機関の情報をリアルタイムで表示できるのが大きな強みです。

特に、地下鉄のルート検索との組み合わせは実用性が高く、以下のような使い方が便利です。

  • 目的地の最寄り駅を地図アプリで確認
  • 乗換ルートと所要時間を比較
  • 出口番号まで確認して迷わず地上に出る

各都市の地下鉄情報は以下の記事も参考にしてください。

そもそも通信できないと地図アプリは使えない

中国で地図アプリを使うには、当然ながら通信環境が必要です。

到着してからSIMを買おうとしたら売り場が閉まっていた、という失敗談はよくあります。以下のいずれかの方法で、出発前に準備しておくのがおすすめです。

  • eSIM: 最も手軽。SIMカードの差し替え不要
  • 海外ローミング: キャリアの海外パケットプランを利用
  • 現地SIM: 空港の販売カウンターなどで購入
  • ポケットWi-Fi: レンタルして持ち歩く

通信手段の詳細は中国旅行・出張で自分のスマートフォン・タブレットを使う方法を参考にしてください。

FAQ

中国でGoogleマップは本当に使えませんか?

VPNや海外ローミング経由なら動く場合もありますが、速度が不安定で、ルート検索の精度も落ちます。中国国内での移動は現地アプリを使う前提で考えた方が安全です。

中国の地図アプリは日本語で使えますか?

百度地図・高徳地図ともに中国語UIが基本です。日本語版はありません。ただし、旅行で使う機能は限られているため、よく使うボタンの意味だけ覚えれば十分実用的です。各アプリの使い方記事で頻出の中国語も紹介しています。

旅行先の都市によって使い分けた方がいいですか?

基本的にはどちらのアプリも中国全土をカバーしているので、都市による使い分けは必須ではありません。ただし、検索結果の出方に差があることはあるので、2本入れておくと安心です。

中国の地図アプリはオフラインでも使えますか?

百度地図・高徳地図ともにオフライン地図に対応しています。通信環境が不安定な地方エリアに行く場合は、事前にオフライン地図をダウンロードしておくと安心です。

中国でiPhoneの地図(Appleマップ)は使えますか?

使えます。Appleマップは中国国内で自動的に高徳地図のデータに切り替わるため、VPNなしで正確に動作します。日本語設定のまま使えるのも大きなメリットです。ただし、店舗情報や口コミの充実度では百度地図に劣るため、補助的な位置づけがおすすめです。

高徳地図と百度地図、どっちがいいですか?

1本だけなら高徳地図がおすすめです。UIが直感的で旅行者にとって扱いやすく、ナビ機能の完成度が高いです。ただし、口コミやストリートビューを重視するなら百度地図の方が充実しています。理想は両方入れておくことです。

まとめ

中国旅行・中国出張で地図アプリを使うなら、高徳地図と百度地図の2本入れが最も実用的です。

Googleマップが使えない中国では、現地アプリの準備が快適な旅のカギを握ります。出発前にアプリのインストール、中国語入力の設定、通信手段の確認まで済ませておけば、現地での移動はかなり楽になります。

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